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『似ている様で少し違う?日本と中国の健康事情』

大家好!こんにちは!Lilian中国語スクールです。

本日は、中国人の健康意識に関するお話をさせていただきます。

中国人に聞いたら教えてくれる、風邪を早く治す方法とは?


中国の人に「風邪をひいたかも」というと、「《白開水》を飲みなさい、今すぐ!たくさん飲みなさい」と言われるでしょう。

白開水とは、白湯のことです。ミネラルウォーターではダメなのか、お茶ではダメなのか、屁理屈をこねたくなりますが、ともかく白湯が一番良いようです。風邪以外にも、頭が痛い、気分がすぐれない等の症状のほかに、肌が荒れてしまった、湿疹ができた等の外的症状にも白湯を飲みなさいとアドバイスしてくれます。

白湯は、中国の人に言わせると抜群のお薬のようです。たしかに体に毒素が溜まって症状が出ているのであれば、白湯を飲むことによって毒素を排出する、つまり排毒の効果があるのは理解できます。

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白湯の次に、大切な風邪治療法とは。


風邪をひいたときは、白湯のほかにもビタミンCをたくさん取りなさいと言われるでしょう。日本の人でも、ビタミンCは健康によいイメージをもっている人が多いと思います。中国では「力度伸」というビタミンCの錠剤がドラッグストアーで売られており、風邪をひいたらこれを飲むことをお勧めされます。病院に行ってもこれを薬と一緒に処方されることもあります。これは錠剤になっており、冷水もしくは熱湯で溶かして飲みます。

味は、比較的飲みやすくなっており、日本の方でも違和感なく飲めると思いますので、ぜひ風邪をひいたときには飲んでみてください。日本人にとって体調がすぐれないときには食べるおかゆ、だけど中国では違います。

日本人は風邪をひいたときや、胃腸が弱ったとき、疲れているときにおかゆを食べたくなる人が多いと思います。

お正月がおわって7日目にたべる七草粥をはじめ、おかゆは体と内臓をいたわるための食事というイメージを持つ人が多いと思います。しかし中国ではおかゆは普段から食べている朝食という認識の方が多いです。

日本人は朝食といえば「白いご飯とお味噌汁と鮭とおしんこ」といった和食を好んで食べる人が多いと思いますが、中国人の中には「朝から白ご飯は食べられない」という人もいます。朝は胃腸も休んでいるので、柔らかい”おかゆ”の方が良いという考えの方もいます。同じ「お米を食べる文化」をもつ日本と中国ですが、食べ方の文化には違いがあるようです。

中国の食文化についてご紹介してきましたが、実際現地に行ったら肌で感じる文化があるでしょう。日本の文化が正しいとか、中国の文化が正しいとか、競い合うのではなく、文化の違いを知って楽しむことができると、中国での生活を始め、中国駐在のお仕事もうまくいくかもしれません。工作順利!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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