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記事一覧

ツキノサクラ feat.アオイエマ。 / かんたろう

ひらひらと
剥がれ落ちてサヨナラ
いつも、そう終わりゆく物語を
「ここから」と 続きを分けてくれた君へ
今、そっと歌う 僕のこころ

長いモノに巻かれるように

生きている 朽ちていく
はみ出さぬよう、美しい人生
まるで繰り返しっきりの遊戯

そんな、足の踏み場もないほど
散らかって狭い部屋にある
(どこにいるの?どこへ行くの?、と)
繋がれた重い鎖が 解かれていく
(長い時を 越え 君と)

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ノンフィクション / とてぃ

ノンフィクション

前書きも後書きもない
小説を二人で作ろう
表紙にはお化け屋敷を描こう
決してふたり、手を離さぬように

第一章は、君のこと
生まれてから僕と出会うまで
僕の知らない君の話を
読むのは少し怖かったり

第二章は、僕のこと
生まれてから君と出会うまで
君の知らない僕の話を
書くのは少し恥ずかしくて

もう一切、もう合切 書き留めてしまおうよ
その声ずっと枯らさないでいて
何回も何百

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優しい世界 / とてぃ

僕が死んだら
君は悲しんでくれるかな
僕が死んだら
君は後悔してくれるかな
今日はあんだけ笑えたのに
今、こんなにも死にたい
誰が僕を救ってくれますか
いっそのこと、現れないうちに

過去ばっかり思い出すようになっていた
最近どうも思い出になってる気がした
宙ばっかり視界を塞ぎ込んでいた
この世界を見つめてんのも億劫だ
誰かに愛されることなんてなかった
僕を凍えさせる夜なんてなかった
僕(あんた)

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てのひら / ぽりおんぽすとろのーつ

言葉にしたら 2秒で終わる
あとも引かず 瞬間に埋もれていく
薄汚れてる 空の向こうに
眩しい未来 あると信じてた
生まれた街 冬戯れた歩道
気づけば
遠くなる褪せない夢
本当の僕はどこにいるの?
ずっと探してた答えなんてないのに
無理やりにでも組み立てなくちゃ
いらないって 意味ないって
もう 砕かれ流され消えてしまう
描きかけの自画像破る度
込み上がるは あなたの笑顔
「泣かないで、負けないで

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めぐれ (葉音)

あなたの涙 ぽたりと落ちて
小さな光は 遠いどこかへ
涙の雫 川面へ落ちて
川はゆらゆら 彼方の海へ
海風に舞い 涙は空へ
雲は流れて 彼方の山へ
それは きっと巡る
まだ見ぬ誰かへ きっと巡る
雲は雨つぶ 森にそそいで
木々は光を まとって眠る
あなたの涙 遠いどこかへ
ゆらゆら揺れて めぐりめぐるよ
めぐりめぐって 遠くどこかへ
誰かの涙 抱きしめている
愛よ巡れ 愛よ巡れ
まだ見ぬ誰かへ 巡

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あしあと / 久保琴音×かんたろう

あのね、もしも…
きみとぼくが
出会えなかったら?
こわくなる…。
空の青さ、付けた傷の痛みも
なんにも きっとわかんなかったろうね

うまれおちた おかしなほし
○も‪✕‬も □より いいよ
のびた影が 少しずつ色こくなる
まってて もうすぐ帰るよ
はみ出して笑って
おこられて凹んで
やけに遠くまで来た

あした ぼくは 街を出る
あれも これも 置いていく
さらば ここには戻らない
どんな い

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色水 / けちゃこ

忘れてしまった過去をここに収めよ
限りなく嘘に近い状態を明かせ
考えるべきは今日より明日だ
下がった目尻に水が溜まる
ずれたチューニング もう直りやしないさ
どもった言葉は籠に捨てちまえよ
ほこりを吸ってむせた社会人に
かけてあげられる言葉もない

頼りない私だけでごめんな
崩れかけの砂 雨降って地固まる
相容れないのには意味がある
すれ違って空いた心には色水を

思い浮かべた未来は曖昧に
この先

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素顔 / HALDONA 遥河

夜を纏う空気を押しのけて
昨日と変わらない街を歩く
どこかで響く賑やかな音に
馴染めない私は何者なんだろう

丸い地球上の真ん中で
1人だってこと認めたくなくて
誰かの顔覗き込んでみては
それらしい言葉に頷いているけど

そんな時誰よりも素直な
あなたと出会って
ちゃんと向き合いたいな
嘘つきたくないなって
初めて思ったの

大切だからこそ言葉にしたい
傷ついてもまた近づくの繰り返し
始まりはいつ

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春風日記 / ぽりおんぽすとろのーつ

気持ちが乗らなくて
憂鬱な時ばっかだった
過ぎていく朝
誰かがわかって
くれることもなくて
泣いて 現実に追われて
やりたい なりたい できない 見えない
辞めたい 逃げたい
そんなループしてんだ
「好きこそ物の上手なれ」だとかなんて
恵まれた人のセリフだろう?

逃げたんじゃない 進めない
留まることに精一杯な人へ
耐え抜け
いつか、踏み出せる
逃げたんじゃない 終われない
羨むことに精一杯な

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ゲルニカ / ぽりおんぽすとろのーつ

微かな声が聞こえる
誰かがこの居場所を狙っている
すぐさま 僕は息殺し
伽藍堂な砦に 足を踏み入れる
狂ってんのは自分か
はたまた クラッチも切れない こんな世界か
どこまでいくんだって
女神だけが知る この運命

絡まり合って 重なり合って
憚るは、化けの皮
ドローで決着したって
また繰り返して
交わり合って 誤魔化し合って
何色だ腹の裏
奪って全部を抱えて
走っていられるか

そろそろ こ

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こんぷれっくす / かんたろう

歳の割に小さめな胸と
少し膨らみのある鼻が
「私嫌だ」って言ったの
「コンプレックスなんだ」って
んー、そんなのどうだっていいじゃん!
誰も気になんかしてやしないよ
からかいあって笑ってる
いつかの2人夜の電話

そしたら「君のコンプレックスは何なの」
そう聞かれて僕は迷わず「声だ」と答える
脆くて弱くて
でも君は 僕の声を聞くと
「ほわっとする」って言ったの
ちょっとはにかんでさ
君が悪戯にクス

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replay / 椋子

会いたいな ねえ
時々こうして 君を想っては
空を見上げ 飛ぶ鳥を見た
進むと誓った あの日から
僕は毎日足を止めた

日差しがまぶしい部屋
冷たい風が吹き込んでは
心地よい温度に
胸が弾んだ
「口紅をつけたよ」って
笑う顔は 何より輝いていた
ずっと見ていたかった

いつしか化粧もしなくなった
好きな音楽も聴かなくなった
テレビはもう何年も観ていないな
感情が一つずつ減っていった
ただ 君は叫ん

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あなたに贈る歌 / 椋子

いつから こんなに涙脆くなったんだろう
僕の心に何があったんだろう
あの頃の僕はこれくらいのこと
大丈夫って笑っていられたんだよ
誰かの優しさに触れる度
僕は僕が嫌いになった
きっとどうしようもなくぬるい人生を
歩んでいるから

僕を救ってくれたあなたは きっと
僕になくてはならない人だから
心からの言葉で伝えなくちゃ
今ここにあなたにいてほしいから
こんなだめな僕のことを
あなたは離さないで

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口約束 / 椋子

責任をもって生きること
誰かのために尽くすこと
頭の片隅にはいつも
いつかなくなってしまうのに

それでも今を生きるなら
少しでもうまく生きたいな
せめて好きな人たちが笑ってくれてたら

また会おう
ここでまた会おう
昨日を惜しんで 明日を願って
今日を生きてゆこう
それでも生きるのが辛いなら
これは約束 「また会おう」
その声を 聞かせて 教えて
聞かせるから 教えるから
この心を