どくはくの話
性という視点で考える。
私は簡単にいうと、女だ。
ちょっとややこしく、しかしわかりやすく言うとレズビアンのようなものだ。
もう少しややこしくすると、パンセクシャルだが"女性"を好きになることがほとんどだ。
最上級の複雑さで説明すると、こうだ。
デミロマンティックだがパンセクシャル、主に対象は同年代女性または年上の男性、ただし男性に関しては恋愛対象になったことがないためよくわからない。ちなみに”女性”には、ヘテロ女性もトランス女性も含まれるし、場合によっては中性・無性も含まれるかもしれない。そんなに人を好きになった経験がないから実はよくわからない。
そして無性〜女性のジェンダーフルイド。ざっくりいうと「男」ではないなっていうかんじ。からだつきはまんま女性だ。
「パンセクシャル」と名乗っているのは、相手を生物学上の女性に限りたくないし、自分のこともヘテロ女性だと限定したくないからだ。
私はこれを説明しなければならない?
「同性愛って結局性癖のことだよね〜」という意見の人も大勢いて、私もそうだと思っているのに?
隠したい訳ではない。全くもって、隠すべき恥ずかしいことだなんて思っていない。
ただ「わざわざ説明したくない」のだ。
誰が誰を好きになろうが別にいいと思う。そりゃあそうだ。私の知ったこっちゃない。
ただ、困るのは「誰のことも好きになっていない状態」の時だ。
私がカミングアウトするきっかけが無くなる。
私は、セクシャリティの開示のことを他のプライベートな情報の開示と同じようなものだと思っている。
ただ、話すからには「ふさわしい場所」で「ふさわしい時」に、「話すべき相手」に話すべきだとも思っている。
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