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父との思い出

今日、次女の補助輪外しの練習に公園へ。
もう2年生なんですけどね。

練習が終わったあと、思い出の3kmコースを歩いてみることに。

4年生から6年生まで父と親子マラソンに出たこのコース。
何度も何度も父と走りました。

6年生までに、高記録者の新聞掲載に載ることを目標にして、私も自宅近くの河川敷を毎日走ってたなぁ。
父が仕事から早く帰った日は夕ご飯前に河川敷を一緒に走っていました。

6年生の最終親子マラソン。
もちろん、新聞掲載タイムを目標に挑みました。

スタートして1km。
「よし、いいペースだぞ。」
「ここから上り坂だぞ。」
いつもは少し抑え気味にして、下りで一気に挽回するペースで練習してたけど、がんばりたかった。
上りもペースを落とさずにがんばった。
父の「よーし!いいぞ!」の声。

2kmもいいペースで通過して、ゴールの競技場手前で限界に。たぶん残り500m切っていたと思います。
「もうだめだー。」という私の背中を押して、70%父の力で走っていたのを思い出します(苦笑)
ゴールの競技場に入ると私の力も復活。
ギャラリーいると燃えるタイプで(笑)
ゴール手前で走っている人を一人でも抜かそうと、残りの力を振り絞って全速力で走りました。
「よし!いいぞ!」

今のように、デジタルゼッケンではないので、タイムはすぐにはわかりません。
父の手元ではいいタイムではあったものの、高タイム記録者に載れるか載れないかのギリギリのところ。

とにかく、全力は出しきりました。

何週間か後だったと思うけど、朝イチで父が新聞を確認して、「おー!!○○(私の名前)!入ってたー!!!」「ひぇー、ギリギリだー。よく入ったなー。」とドラマチックな感じで嬉しそうに言う父の様子はとても覚えています。


2人の娘達と歩きながら、そんなことが鮮明に頭に浮かびました。

看板は一部変わってたけど、27年前もついていた通過地点のkm表示。

ペースを飛ばした上り坂。

公園内の木々はとても成長していて、程よく木陰になっていました。

あの橋を渡ったらラストスパートだ。

自転車練習から3km歩かされた次女は、あくびを何回もしながら、疲れた素振りを全面に押し出して私の横をついてきてくれました(笑)

高校時代のバドミントンダブルスのパートナーとも、登校前に自主練で走ったこの3kmコース。

なかなか上手にはならなかったけど、顧問が努力を認めてくれて、第一ダブルスを任命された時はうれしかったなぁ。

去年は、会社でリレーマラソンに出て走った公園。2kmずつのリレーなのに、2km走ることさえしんどい。一応練習したんだけどな。。

あの、父と走った6年生のペースにはとても追いつきそうにありません(汗)

そんなコースを歩きながらちょっと涙ぐんで、久々にビールが飲みたくなったので、飲んでお昼寝します。
最高の日曜日の昼下がり。

おやすみなさい。

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