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魂が育つ「栄養」ってなーんだ?

魂が育つ栄養って何だと思いますか?

実は、
感情の揺れや精神の成長
なんです。
抽象的な意味ではなく、
その言葉通りの意味で。

しかも、
ポジティブもネガティブも無関係です。
私がよく
「本当は、良いも悪いも、上も下も、まったく関係ない」
と言っているように。

それを知るきっかけとなったのは、
今より私が若い頃……
そう、あれは
息子がうまれて間もない頃の
ほんのひと時。

友人の守護霊(ガイドさん)を
育てた時のこと。

これは、その頃に学んだ
「魂を育てる栄養」のお話です。

★霊体を育てる?

嘘のようだけど、
本当のお話。

ある日、私のところに
急に子どもに戻ってしまった
友人のガイドさんがやってきました。

余談ですが
当時、私は自分に霊感があると知らず、
その友人と電話やメール(LINEの普及してない頃!)
などで確認を取り合っていました。

なぜ、そんなことになったのか。
なぜ、育てるのが友人でなく、
私だったのか。
そういった細かな事情は
今回、関係ないので割愛です。

ただ単に、
小さくなってしまった霊体?が
縁のある私の元にやってきた……
それがきっかけ。

と言っても、
私は「実際の目でハッキリ見る」
タイプではないので(今も当時も)
霊体は見えません。

温度とか、匂いのような気配、
そういうもので把握していた感じです。

※この時に、霊体によって体感温度や匂い(と私には感じる気配のようなもの)が違うのだと知りました

だから、なおのこと分かりません。

体がないんだよね?
ご飯はあげたほうがいいの?
お風呂は? 寝るときは?
「育てる」って、どうすればいいの?

当然ながら、
疑問は尽きないわけです。

友人の元には、
そのガイドさんの
「意識」の残りかす(笑)
のようなものが留まっていて、
それをくみ取って彼女が言うには、

「基本は何もしなくていいよ」

ということでした。

実体はないから食事はしないし
特に何もする必要がないと。

でも、私は気になります。

まだ、小さい子なんですよ。
うちの息子は私に抱かれたり
世話を焼かれたりするのに、
「その子」は見ているだけで
自分は何もしてもらえない。

寂しくないのか?
それで本当にいいのか?

でも、どうやら大丈夫のようでした。
その子……仮にLちゃんとしましょう。
Lちゃんは、
私が息子にしているお世話を見て、
それを感じながら
成長していくそうなのです。

こうして、
半信半疑な気分もありつつ、
小さな霊体の子育てが始まりました。

★霊体が年を取っていく

最初はほんの幼児の状態で
うちに来たLちゃん。
魂の成長は早いようで、
どんどん大きくなります。

でも、成長が早い日と
遅い日があるのです。

それと、私はもう一つ、
気になっていることがありました。

育児をしたことのある方なら
お分かりかと思います。
どうしても、
イライラしてしまう時があるのです。
そういう時に、悪影響なのかと考えました。

友人も、私も
初めてのことなので手探りです。
色々確認しあいながら、
ようやく分かったのです。

それは、
魂は感情の揺れや
精神の成長などを
糧にして成長する

ということ。

私が泣いたり、
イライラして怒ったり、
自己嫌悪に陥ったり、
また
なにかに深く感動したり、
愛を感じたり、

そんなふうに
「感情の揺れ」が大きかった時に、
Lちゃんの魂はより多く成長したのです。

世間一般でいう
「ネガティブな感情」とか
「ポジティブな感情」には
関係がない
のです。

なぜなら、
どちらも大事な学びだから、
だそうです。
つまりは感情の経験です。

そうか、
いい感情とか悪い感情って
こっちが思い込んでるだけなのか……
そう私は思いました。

※これは ついでですが、
「基本的に、憑依は除霊とか浄霊とか必要ないよ」
と私が言う理由は、ここにあります。
(成仏していない霊体と縁ができても、あちらもこっちを見ていて、こっちが精神的に成長するのを見て一緒に成長してくれたりするんです)

★愛は、ちょっとした思いやり

「どうしたのかな。今日はL、機嫌いいよ」
友人がそう言った日がありました。
(友人は霊感もありますが、自分のガイドさんだからか、遠隔でも分かるようです)

その日は、私の友達が
遊びに来た日でした。

お茶菓子を出したのですが、
テーブルの端っこに、
Lちゃんの分も、ひとつ
置いておいたのです。
食べられないのは知っていましたが。

そう言うと、
「それだ」と。
「それがね、すごく嬉しかったみたい」。

友人が言うには、
自分のことを気にかけてくれた
それが嬉しかったのだそうです。

もちろん、
いつも気にかけてはいますし、
Lちゃんもそれを知ってはいますが、
それでも。

今思えば、
それって確かにそうだな、
と思います。

たとえば、
あなたがファミマの
期間限定の可愛いグッズを欲しがっていて、
でもなかなか手に入らない、
そんな話を友人にぼやいていて。
ある日、その友人が
「ちょうど行ったら見つけたよ」と
買ってきてプレゼントしてくれたら?

たとえば、あなたが
急にインフルエンザのようなものに
罹患してしまって。
急な発熱でフラフラで、
でも飲み物も食べ物もない。
そんな時に、友人が
「玄関先にスポドリ置いておいたよ」
なんて言ってくれたら?

これは例ではありますが、
こういう「思いやり」って、
本当に嬉しいですよね。

これこそが、愛なのかなと。

「ほんのちょっと」の思いやり。
いわゆる、親切。

めちゃくちゃ重い感情でも、
「いつもいつも祈ってるよ」
とかでもないんです。


★体の年齢と、魂の年齢は違う


私たちは、
毎年誕生日がくると
年齢を数えます。

一年経つと、一歳。

でも、この観念があるのは
人間だけです。
動物にはそんな観念はないので、
年をとってもあまり
変わってないように見えます。

お年寄りニャンコも可愛いですよね😺

観念はさておき、

体はいわゆる時間の経過で
成長していくように思えます。

が、
前述のように、
魂は時間経過で成長する
わけではありません。

魂は、経験で成長するのです。

深い感情。
自分で望んだ行動。
学び。
何を思い、考えたか。

そういう、一つ一つの
経験の積み重ねが
魂を成長させてくれる栄養
なんです。

そう……いわゆる経験値です!!

人生ってRPGみたい……

そして、
魂には寿命はありません。

肉体が朽ちても、
魂は不滅です。
(輪廻という意味ではなくて。
※これについては長くなるので割愛です)

体は幼いのに
精神的に大人な子とか、
年齢だけは一人前なのに、
精神は幼児と同じとか、

そんな方々を
見た事はありませんか?
それは、
肉体と魂の年齢が違うからなんです。


★我々は、魂を成長させるために生まれている


私たちは、肉体を成長させるために
生まれているわけではありません。

お金持ちになるためでも、
若々しく健康で長生きするためでも、
人気者になるためでも、
名誉を手に入れるためでも、
大恋愛のすえ結婚するためでもなく。
(※本当は別にそれでもOK。経験だから。でもゴールではない)

一番大事なのは経験。
肉体から魂が離れる時、
持っていける唯一のものが
経験」です。

私たちは経験するために生まれていると言っても過言ではないわけです。

そして、経験すれば必然、
魂が成長します。
つまり結論をいえば、
私たちは魂を成長させる経験を積みに来る。
そうなるわけです。

★おまけ

気になる方もいらっしゃるかな~
と思うので、
おまけもつけておきます(笑)

その後、
Lちゃんはしっかり成人し、
むしろ
最初に友人が気づいたときの年齢を
追い越すくらい成長し、
今も友人の元でともに過ごしたり
導いたりしています。

私のところに一瞬遊びに来ることも
あるようです。
私はその残り香で気づくのですが、
あれはきっと「合図」として
残していってくれてるんだろうな
なんて思っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございます😊✨


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