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一緒にいて自然体になれる人と出会うために~出会いのセラピー

自分ひとりでできる簡単「セルフセラピー」シリーズ6回目。
今回は、出会いのセラピーです。「出会いなおし」セラピーでもあるかもしれません。

あなたは、ご自分のソウルメイトとかツインソウル、魂で約束した恋人に出会いたい、と思ったことがありますか?
あるいは、今のお相手がそうだったらな…と思ったことは?

思ったことがある方だけ、この先をご覧になってみてください。

セルフセラピーは、こんな方におすすめ
・セラピーサロンに行くまでもないけど、でも気になっていることがある。
・自分ひとりでできる、癒しがほしい。
・ピンポイントで効き目がある、簡単なセラピーを知っておきたい。


ソウルメイトについてと、よくある勘違い

ソウルメイト、ツインソウル。昔より有名な言葉になりましたね。
私がその言葉を知ったのは20歳前後のことでした。まだ自宅にPCなどなかった時代に、本屋さんで知りました。まだ結婚前、恋人もいなかった私が、その言葉にあこがれたのは、いうまでもありません。

ソウルメイトは「魂の伴侶」、ツインソウルは「魂の双子」と呼ばれます。ただ、誤解を与えないように、一番最初に伝えなければいけないことがあります。
大きくわけると2点あります。

1、ソウルメイトは何人もいる
2、ソウルメイトやツインソウルと、「恋人」や「夫婦関係」になれるとは限らない

ということです。

ソウルメイトは何人もいる

そもそもソウルメイトとは、いくつかの転生(今の自分とは違う人間だった人生)を何度かともにしている人です。個人差はありますが、だいたいの方は数百回の転生をしているということですから、そのすべての人生で出会い深い関係性を学ぶ相手は、数え切れません。つまり、ソウルメイトはたった一人ではなく、何人もいるということです。

とはいえ、絶対に恋人になれないというわけではありません。私も、息子や夫と何度かの人生を共にしています。あなたも、ご家族と何度も一緒に人生を歩んでいるかもしれませんね。

ツインソウルは「魂の双子」といいまして、同じ魂の根っこ(魂グループ)から生まれた仲間と言われます。性格や価値観がよく似ていて他人の気がしないとか、出会った瞬間に懐かしい感じがしたとか、びびっと電撃が走る気がしたとか、そんなお話も聞きます。だいたい、魂の目的が同じなので、本来の魂のお役目に就き始めると出会います

地球の人口はいま、約70億人といわれています。
そんな中で出会う人はそもそも限られていて、なおかつその中にツインソウルがいる可能性は低いです。
厳密にいうと、低かったです。というのも、ここ最近の時代の流れで、ひと昔前より格段に出会いやすくなっていると感じます。

ソウルメイトと恋人や夫婦になれるとは限らない

さて、そんな「特別な関係性」を感じるソウルメイトたちですが、たとえ出会ったからといって、恋人になれるとは限りません。なぜなら前述のとおりそれらは”人生で出会い深い関係性を学ぶ相手”なので、それが恋人であるとは限らないからです。

もしかすると、学生時代の恩師かもしれない。
ずっと仲のいい幼馴染かもしれない。
仕事のよきライバルかもしれない。

お互いが今回生まれた目的のために、「ベストな立ち位置」で生まれてきているので、それが恋人よりも友人が適していればそうなるし、親子が適していればそうなるし…といった具合です。
前回夫婦だった人が今世で親子になることも、珍しくありません。


特にツインソウルですが、これは魂の目的が同じ間柄なので、考え方はとても似ていますが、恋人や夫婦になるよりも、仕事仲間やよきライバル、パートナーとなることが多いかもしれません。惹かれるからといって結婚しても、生活が合わなくて無理だった…ということも多いと思います。より適した配置になるわけですね。


ソウルメイトと出会っても幸せを感じにくい人

本来、実はいま現在も、ほとんどの方がソウルメイトに出会っています。両親やきょうだい、仲のいい親友、一瞬付き合って別れた恋人、仕事のパートナー。その方々はあなたにとって、思い出せないだけで「違う人生の時も出会っていた相手」かもしれないのです。

そんな中には、「出会って恋人になって結婚したけど、今ものすごく不幸です。この人が本当に運命の相手だったと信じたくありません」という方もいらっしゃるかもしれません。

それには、理由があります。

1、最初から、一緒に過ごす時間を決めていた
2、ご自分の思い込みの影響

雑ですが、大きく分けるとこんな感じです。

1については、だいたいの場合は関係の解消となります。恋人なら別れる、夫婦なら離婚です。これは、ある程度一緒に過ごしたあとで「卒業」というかたちで別れが訪れます。

この場合は、一緒にいる間に学ぶべきことが終わった、ということです。もしかすると、出会って結婚することに意味があったのかもしれない。子どもを授かることに意味があったのかもしれない。自分の感情を思いっきりぶつけあう相手として、お互いを選んだのかもしれない。
理由は様々ですが、その時間を共有したあとで、お別れが訪れます。これはネガティブなことではなく、あくまで「卒業」なので、そういうものなのです。

2については、さまざまな観念が邪魔をして、幸せを感じにくくなっていると思われます。たとえば、「妻は家にいて家事をするべきなのに、仕事ばかりしていて気に入らない」「夫はもっと私の話を聞いて優しくしてくれるべきなのに、ちっとも聞いてくれない」そんな思い込みのすれ違いからくる不満がたまり、「相手と自分は合わないのではないか」となってしまう。

あるいは、依存・共依存の関係になっていることも考えられます。DVの相手から離れられないことなどもそうです。「この人には自分がいなきゃダメなんだ」という強烈な思い込みによって、お互い離れられず苦しい気持ちになってしまっています。この関係自体にもきちんと学びがあるので、周囲が無理に引きはがすべきかどうか、判断が難しいと私は感じます。(ご本人が自覚しない限りは、同じことの繰り返しとなるからです)

これについては、依存している側、共依存になっている側、それぞれにカウンセリングやセラピーが必要になってきます。大体の場合、自己肯定感や自信のなさなどが、「思い込み」をより強くしていることが多いので、それをカウンセリングなどで客観的に眺め、手放していくことが優先されます。

「ソウルメイト」かどうかより、本当に必要な相手と出会うほうがいい

ここまでの話を読んでいただくと、気づかれた方も多いのではないでしょうか。
結局のところ、出会う相手を吟味しても、関係性をいいものにするのは、自分自身だということに。
勘違いしないでほしいのは、これは教訓でもなんでもありません。事実です。人間関係はみな「鏡」のように作用するので、自分以外のすべての人との関係性は自分の内側(観念)の映し出しなんです。

そう気づいたとき、ようやく見えてくるものがあります。

ソウルメイトであってもなくても、自分らしくいられる相手と幸せになるのが一番いい、ということです。

もちろん、これは私の感覚かもしれません。読んでいるあなたは、また違う考えかもしれません。ひとつの意見として聞いてくださいね。

結局のところ、一番ラクで自然な自分でいられる相手と一緒にいることが、あなた自身をさらに輝かせるのだと、私は思います。無理して合わせ続けなければいけない相手とは、いつか苦しくなっていきます。でも、正直な自分でいられる相手とは、ずっと続いていくのです。

では、どうしたらそういう相手と一緒にいられるようになるのでしょうか。
「もう結婚しちゃっているんだけど、どうしたら今から相手とそうなれるの?」という方も、次項をご覧ください。


自然にいられる相手と出会う&今のパートナーと自然体に幸せになるワーク

まだ、相手がいない方も、もう相手がいてもっと幸せになりたい方も、ためしていただきたい、遊びのような簡単な方法があります。

用意するもの:紙と筆記用具
※紙は手帳でもいいですし、コピー用紙でもお気に入りの便せんでもいいです。
やり方
①紙を大まかに3つに分ける。
手帳の3ページを使ってもかまいませんし、コピー用紙を三等分に折って折り目をつけたり、線を引いたりしてもいいです。

②一番ひだりに、とても大切な相手にたいする、自分の気持ちを想像して書く。最低でも10個は書く。

たとえば、とてもかけがえのない存在だと思っている、恋人としても友達としても好き、一緒にいて安心できる、などなど…。
既に相手がいるあなたは、「本当は相手をどう思いたいか」を書いていってください。

③真ん中に、相手のことを細かく書く。最低10個。

たとえば、タバコを吸わない、自分ひとりを愛してくれる、いつも朗らか、スポーツが好き、子どもが好き、などなど…
相手がいるあなたは、本当はどういう相手だと嬉しいかを書きましょう。ここで自分の思いを自覚することが大切です。

④一番みぎに、「二人でいるとどういう関係なのか」を細かく書く。最低10個。

これを難しく感じる方もいるようですが、「二人でいる」ところまでを考えることに意味があります。
たとえば、一人のときも二人のときも、安心して幸せ。家族や友人とも仲良くできて楽しい。いろんなところに出かけるのが好きで、楽しい。恋人のような友人のような関係。なんでも話し合える。友達に「仲良しでいいね」といわれる。いつまでも新婚みたいにラブラブ、などなど…
※もう相手がいるあなたは、ここが一番大事です。相手と二人で、どうなっていくのが自分の中で一番大切なのか、よく考えてみてください。

⑤終わったら、もう見なくていい。どっかにしまっておく。

見ても見なくてもいいですが、「もう考えなくていい」ということです。いつまでも「いつかな、いつ会えるかな」と待ち続けるのではなく、ほったらかしてください。

簡単なようで、けっこう悩む方が多いです。
ちなみに、私もこの方法を試したあとで今の夫と出会っています。そのほか、これを試した友人知人数名が、結婚相手と出会っています。もちろん皆、今も幸せに暮らしています。

ぜひ、ためしてみてくださいね。

出会ったあとは

ここから先は、自分の葛藤やいらない思い込みを手放し、どれだけあなたが「自分らしくいられるか」に関係してきます。
相手は、自分の鏡であるということを、覚えておいてください。
相手があなたを雑にあつかったら、それはあなたが自分を大事にしていないということ。
相手があなたを愛し大切にしてくれたら、それはあなた自身も自分を受け入れ大切にできているということ。
あなたが自分を大切に思っていれば、必ず相手もそうなっていきます。

あなたのますますのお幸せを、祈っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございます!


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