思い出した。私たちはずっと一緒なんだ【ヒプノセラピー体験談】
「お子さんとの関係」に
悩んだことがある方全員に
読んでみてほしいです。
いや、
お子さんだけでなく
家族とのコミュニケーションに
悩んだことのある方、
かもしれません。
とにかく、
気づきに満ちた
素晴らしい体験でした。
それでは!
文章:妹、編集:私
でお送りいたします。
※途中、私の注釈もはさまれています
★娘との関係を深く知ろう
2回目のヒプノ体験でした。
実は、受ける少し前から、
娘とのコミュニケーションに
頭を抱えてしまう出来事がありました。
なので、今回のヒプノは
「娘との関係を知るタイミングなんだ」
と思い、スタートしました。
★地球じゃない、パステルな星
気が付くと私は、地球とはまるで違う環境の中にいました。
地面は黄緑色で、芝生のようだけどふわふわした不思議な感触。
空は薄いピンク色で、後方からはやわらかな光が注ぎ、太陽があることに気付きます。
「空、太陽を見てください」
その声で振り返ると、太陽は黄色い色をしていて地球ほどまぶしくなく、光が心地良く感じました。
芝生のような地面は、ずっと遠くまで続いていて、木や川や建物もありません。
遠くにはキレイな水色の海が見え、どこまでも続いています。
「自分の体に意識を向けましょう」
この時の私は、肌の色がピンクで、髪も爪もなく、足のつま先がクルンとまるまっていて(ピエロの靴のような)、不思議な体つきをしていました。
服装はピンク・水色・黄色の3色のラインがあるベストとトンガリ帽子だけ。
帽子のてっぺんには、ポンポンのような飾りが付いています。
性別はありませんでした。
手元を見ると、何やらカゴのような物を持っています。
重みを感じるので、何か入っているようです。
なんとなく、この先を進んだ海の近くにある建物を目指していて、「誰か」にカゴの中身を渡そうとしているのだとわかりました。
★「娘」を思い出す
この時の私は、目的はわかっているのだけど、目的地に着くまで、歩いたり景色を楽しんだり、まるで冒険を楽しんでいるようにワクワクしていました。
明るい気持ちで進んでいくと、海の近くまで来ていました。
そこには、白いドーム型の(グランピングでも人気のドームテントのよう)建物が1軒だけありました。
アーチ状の小さなドアが1つ、同じく丸くてかわいい小さな窓が1つ見えます。
中に入ると、外から見るよりも広く、ログハウスのような木のぬくもりが感じられる、暖かい家でした。キッチンや、くつろげるソファのようなものもあります。
直感で、ここは自分の家だとわかりました。
中に小さな子どもが待っていて、私が戻ってきたのを知ると、満面の笑顔でピョンピョンと飛び跳ねて喜んでいます。
そう、
この子こそ、間違いなく「今の私の娘」でした。
見た目は違うけど、分かるのです。
絶対にそうだと。
ルリというその子は、同じピンク色の肌に、ベストを着ていました。
その時の私は、ルリが愛しく、かわいい子だと心から感じていました。
カゴの中身をルリに渡すと、さらに嬉しそうに喜んでいます。
カゴに入っていたのは、りんごのような形をした、白くてヘタが付いたふわふわの食べ物(パンにも見える)でした。
どうやら私はルリと2人暮らしで、この食べ物を取ってきて食べたり、一緒に何かを作ったり、たくさんお話したりしながら、毎日を楽しく過ごしているようでした。
私もルリも、常に幸せを感じ、愛に溢れた生活をしていました。
★離別
「重要なシーンへ」と誘導されると、場面が変わり、私は突然悲しみの感情でいっぱいになりました。
見渡すと、これまでいた場所とは違う、つるつるしたコンクリートのような地面に立っていて、シルバーの大きな球体の乗り物(丸い形をしたUFOのよう)に乗り込もうとしている所でした。
そこにはルリもいますが、私と同じように悲しみ、泣きじゃくっています。
「今の私」は、
「あぁ、ルリとお別れしなきゃならないんだ…」と直感でわかりました。
この時代の私には、何やら「やるべきこと」があるようです。
そのために乗り物にのって、別な場所へ行かねばならないのです。
球体の乗り物には、同じように家族と別れて乗り込んだ大人たち(みんな同じピンク色の肌をした姿)がたくさんいました。
目的の場所へは大人しか行くことができず、子どもは残していかねばなりませんでした。
「もう二度と会えない」とわかっていたから、悲しい涙の別れをしました。
★「目的地」は地球だった
時が進み、私は住んでいた星とは違う、地球のような星(おそらく地球)で生活していました。
この時の地球は、美しい海や緑の陸がありましたが、まだ人間どころか生き物すら住んでいません。
私たちは「生き物が暮らせる星にする」という目的で、この星にやってきたのでした。
地球での暮らしは、元の星とは違うものの、常に平穏でした。
私は、宇宙船のような乗り物に乗り、難しそうな機械を操作しながら一生懸命に仕事をしています。それはとてもやりがいのある仕事で、私は喜んで働きました。
居住スペースにある、パソコンのような球体のマシンを起動させれば、遠くの星にいる娘のルリと通話(テレビ電話のように)することもできました。
離れ離れは寂しいけれど、それでもお互い笑い合い、常に愛に溢れ、幸せを感じていました。
★「死」は別れではない
私は、居住スペースのベッドに横たわり、寿命を迎えようとしていました。
そこには、なんと成長して大人になり、地球にやって来たルリもいます。
ルリは、「やっと会えたのに…」と声を振り絞り、泣いています。
私も涙が溢れましたが、お互いにわかっていました。
「必ずまた会える」ということに。
そうです、私の星の人たちは、寿命を迎え体を失っても、魂には関係ないことを既に理解していたのです。
私は思い残すことは何もなく、この人生を全うし、満足して死を迎えました。
ただ、心の中心には、常にルリがいたのです。
私の思いは1つでした。
「ルリとまた家族になりたい」
★過去も未来もなく、あるのは「今」で、いつでも選べるのだと思い出す
死後、私は宇宙空間にいました。
ふと見上げると、雲のようなものがあります。
そこへ行くと、魂のルリがいました。
お互いに、
「おつかれさま」「ありがとう」「たのしかったね」なんて伝えあいました。
そこには悲しみはありません。
ずっと一緒なんだと分かっていたからです。
そのとき、ハッキリと
「娘と私はソウルメイトなんだ」
とわかったのです。
「ソウルメイト」という言葉がぱっと浮かびました。
これまでもこれからも、
地球でも他のどこであっても、
一緒に多くの人生を試し、
楽しんでいたのです。
それに気づいたとき、
不思議と私に驚きはありませんでした。
むしろ
「やっぱり」
「思い出した」などと、
心から納得していたのです。
「なんで忘れてたの?」とすら思いました。
だって、今世も、
私たちが試している人生のうちの1つなのです。
娘の魂と別れ、雲から出ると、宇宙にたくさんの球体が浮かんでいました。これは、全て私の魂の人生だと気づきました。
球体には、そのときどきの「私」の、そこでの人生を歩んでいる姿が映し出されています。
全ての光の玉を見ながら、「今世」の球体を見つけたので、入ってみることにしました。
そこは、娘が産まれた瞬間でした。
私は、「また会えたね」と愛で胸がいっぱいになりました。
私は、いや私たちは、
「次はこれに入ってみよう」
「次はこの世界を体験してみよう」
とワクワクしながら、
球体へ瞬時に入っては出る、
と繰り返していたのです。
過去も未来もなく
常に「今」だけが浮いていました。
★いつもと違うガイドさんと話す
球体の世界を抜けてさらに上へ行くと、雲と優しい光に溢れた素晴らしい空間に着きました。最初に「安心できる場所」をイメージしたときに出てきた空間と一緒でした。
そこには、今の私と同じくらいの年齢に見える、男性のガイドさんがニコニコして立っていました。
キリッとした顔付きですが、優しそうな印象です。
肩につくくらいの金髪で、サラサラした白い服を来ていました。
今になって思い返すと、羽のようなものがあったような気もします。
ガイドさんに、いくつか質問をしました。
Q:なぜ、今回この人生を見せてくれたのか
A:(ニッコリして)そう望んだでしょう?
あなたが望んだからだよ。
Q:今の私はどうですか?
A:よく気が付いたね。自分で気付いてくれて嬉しいよ。
(娘がソウルメイトだったということ、自分の魂のあらゆる人生は、同時に存在していること、自らが望んでたくさんの人生を試していることなどに)
Q:これからも自分らしく生きていくためには?
A:〇〇(娘)と、思いっきり楽しい時間を過ごして。
(姉に)後から聞いた話ですが、この時、前回のヒプノでも会ったことのある、何度も関わっている女性のガイドさんもこっそりいてくれたみたいです。
確かに、何となく雰囲気というか感覚では「いるかな?」なんて思っていたのですが、当たりだったみたいです(笑)
★娘はこのままでぜんぜん大丈夫! だって、またこうやって会えたんだから。
ヒプノから現実に戻ってくると、
とにかく満足している自分がいました。
この感情を何と表したらいいのかわからないくらいに、幸せで、愛に満たされていて、もう本当に満足していたんです。
ガイドさんへの質問も、今思えば「もっとたくさんしておけば良かったかな…」なんて思うのですが、この時の私は、もう大満足で、知りたいことにも全て気付けて(思い出して)いたので、もう十分だったんです。
「知る」んじゃなくて
「思い出す」ってこういうことなんだ。
姉がよく言っていた「思い出す」。
自分で体験して分かったのです。
そして何より、娘との関係に、コミュニケーションの取り方に悩んでいた自分は、もうどこにもいません。
今、同じ家で、家族として、一緒にいられることに、幸せを感じています。
それだけで幸せで、愛に満たされているんだということに気付いたのです。
今回、2回目ですが、このタイミングでヒプノができて本当に良かったです。何よりも大切なことを思い出すことができました。
ヒプノを受けた日、帰ってきた娘が、
いつも学校のことをあまり話さないのに、たくさん教えてくれました。
私はそれが嬉しくて、うんうん、とたくさん聞きました。
もう、あのときのようにテレビ電話じゃないんです。抱きしめ、目の前で話を聞けるのです。なんと幸せでしょう。
「そうやって教えてくれるの嬉しい」
そう言うと、娘は(あの星のときのように!)ピョンピョン飛び跳ねながら喜びました。
「私も、ママと話すの、楽しい!」
何があっても大丈夫。
だって、私たちはこうやってまた出会えるんだから。
心から実感して、今、感謝でいっぱいです。
ありがとうございました!
どうでしょうか……?
私はきょうだいなのに、
ものすごい感動しました。
そしてその場で、
「ぜひ他の方々にも読んでほしい」と
妹に文章化をお願いしました。
誰か、必要な方に届いたら嬉しい、と言っていました。
読んでなにか感じるところがあれば、
ぜひ教えてくださいね。
妹にも伝えます!
どうぞサポートのお気持ちは、ご自分へのご褒美に使ってあげてください♡