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風の時代においていかれた?

私、風の時代に乗り切れなかったのかなあ?と思ってしまいます。

というようなご質問が、メルマガをご覧になっていただいているM様から届きました。
素晴らしすぎるご質問で、他にも同じように感じられている方いらっしゃるんじゃないかなあと思ったので、許可を得て記事にさせていただきました。
M様、ありがとうございます!!

こんばんは★今日もいつも楽しみにしているメルマガが届きうれしかったです!

ところで、この前カウンセリングへ行ったあたりはとてもいい気分だったのですが、先週の日曜日頃からなんだか調子が悪い感じです…
冬至を過ぎて軽くなった♡みたいな話はよく見かけるし、友達もそう言ってます。なのに私はその辺りから重くなったような気がして。

今軽くなった人たちを見ていると、すごく置いて行かれた感がしてしまいます。「風の時代に乗り切れなかったのかなあ」と思ったりしてしまいます。


M様のように感じられている方、他にもいらっしゃるのではないでしょうか。
たとえば、「軽くならなきゃいけない、ポジティブじゃなきゃいけない」と思い込んでいる、とか…。

もしそんな方が不安を感じているなら、お伝えしたいと思ったのです。


「重さ」を感じるのは、地から離れ始めているとき

地面を歩いているとき、よほど疲れているとかでなければ、体の重さはそれほど気になりません。でも、山に登ろうとしたり、階段を登ろうとしたり、走ったり、あるいはジャンプしたりする時はどうでしょう。重さを感じますよね。
つまり、「地面から離れようとしているとき」に、重さを強く感じるわけです。

飛行機は、離陸のときにエネルギーを使います。鳥も同じくで、大きな鳥ほど羽ばたく前に助走をしている場面を見かけませんか?

これを踏まえていうと、重さを感じているということは、今まさに羽ばたきはじめているということなのではと思うのです。
(この記事をPCで書いていたら、スマートフォンがなぜか飛行機内モードになっていました!間違って触ったのかもしれませんが初めてなので不思議ですw)


重さを感じる理由

「何かの成果を得られた」
「人間関係がうまくいっている」
などの手ごたえを感じたときや、やりたいことに向かっていっている時、人は気分の高揚を感じます。
つまり、そうではないときは「気分の重さ」を感じやすいと言い換えられるかもしれません。

特に今は世情的に不安を感じやすく、その不安に意識が向けば気持ちはますます重くなります。重さを感じる理由のひとつとしては、そういうことが考えられます。

また、「重さ」を無意識が気づかせようとしているのかもしれません。
「もうちょっと軽くなっていいよ」とか「もっと自由にしていいんだよ」とか、無意識が心をノックしているのかも。
つまり、チャンスの時ともいえます。



重さが完全になくなることはない

私個人の考えとしては、ちゃんと「重さ」を持っていて、なおかつ軽さと自由度も感じる…というのがいいバランスなのではと思います。


地球できちんと地に足をつけて生きるということは、ある程度「責任」が伴います。
というより、自由を謳歌するためには責任がつきものです。

たとえば、自由業というとすごく軽くて責任もなさそうに聞こえますが、フタを開ければめちゃくちゃ大事なのが責任感です。
自由だからといって何もせず毎日ゴロゴロしていたら、仕事はきません。また、自由だからといって待ち合わせに平気で遅れたり、人に迷惑をかけたり、仕事の納期を平気でやぶったりしていたら、信頼されません。
実は自由業だからこそ「信頼」で仕事をしているといっても過言ではないのです。

また、重さがもし「葛藤」や「悩み」だとすると、それらが一切なくなることはありません。
もし完全になくなるとしたら、その方は「悟り」の状態なので、入滅、解脱します(笑)

もちろんそれはそれでいいのですが(笑)、あなたが人間として生まれたのは、人間らしく悩み泣き成長することが目的のひとつなのじゃないかなと思います。そして人間らしく欲も出して、楽しんでいいと思います。



結局のところ、一見ネガティブに見えることも、人生には絶対必要だということです。
物事がすべてポジティブだったら、人は何ひとつ学べません。

でも、重さを少しずつ軽くしていくことは、気持ち次第で出来ると思います。


「重さ」を「軽く」して楽しく生きるコツ

さきほどの「重さを感じる理由」で挙げたように、人は手ごたえや達成感、目標に向かっている時に高揚を感じます。高揚感が「軽さ」にもつながります。つまり、高揚感、ワクワクすることがめちゃくちゃ大事なんですね。

でも、そういわれてすぐ思いつかないこともあるかもしれません。
特に、モヤモヤしたり、重い気分のときはすぐにそういう事に手を付けられないかもしれないです。


そんな時おすすめなのは、「自分の好きなこと」「自分が楽しいと感じること」をリストアップしてみること。
今すぐ行動はしなくても、リストアップするだけで、変わることはたくさんあるんです。

本屋さんにたくさん自問自答系の本が並んでいます。そういう本を利用してもいいですね。でも、何もなくても紙とペンさえあればどこでもいつでもできます。

もし良かったら、次の記事もご利用くださいね。

好きなこと、楽しいことを自覚するだけで、自覚する前より一歩変わります。
たとえば、嫌なことの中にでも、好きを見つけられたり。
腰が重いなと思っていたことのそばに、楽しみを見つけられたり。
今まで無理やり付き合っていた飲み会が、本当に嫌になってNOといえるようになったり。
自分の本当に居心地いい人間関係に気づきやすくなったり。
不必要な買い物をしなくなったり。

「自覚する」ということは、無意識の領域にあることを顕在意識に引きずり出すということです。見えない世界に光をあて、光があたったところから変化が始まります。意外なことが、意外なほどに大きな変化をもたらすことだってあります。


私にあった、ある出来事による意外な変化

私個人のお話を少しだけしますね。
ご興味持たれた方だけ、お付き合いください。

実は私、20歳を過ぎたあたりから、オーラソーマというカラーセラピーの勉強をしていました。
最初は趣味で、でも続けるうちに友人知人から喜ばれるようになり、仕事にしようと思うようになりました。

10年以上勉強をしながら、開業準備していました。
でも、色々ありなかなか開業ができなかったんですね。資金が貯まったと思うと横やりが入ったり。
それでもいよいよだ、と思っていた矢先、協会の制度自体が変わりました。続けていくのは難しいなあ…そう思いました。コースにテキストがなくなったのも残念でした。

「オーラソーマで開業しないほうがいい」と、ガイドさんに言われているのかも。そう思いました。

正直いうと、ずいぶん落ち込みました。しばらく落ち込んで、セラピーの分野から遠ざかろうかと思っていました。でも、いろいろなことに導かれ、やっぱりこちらに進むことになりました。

そこで、オーラソーマを勉強する前から「絶対に必要だ」と思っていたヒプノセラピーを、もう一度しっかり学ぶことにしたのです。

今思えば、必要な出来事だったんだと分かります。
すべて決まっていたのかもしれないと思います。

無駄ではなかった証拠に、今でもオーラソーマの知識と経験は私に生きていて、それも使いながらセラピーをしています。
そしてそれはヒプノセラピーの効果をさらに高めてくれています。

必要な出来事は「重さ」をもって現れる

起こった時は残念にしか思えないことでも、
重い気分になるようなことでも、
振りかえってみたときに必要で大切な経験だと気づく時があります。
そしてそれらは必ず「重さ」を伴います。

「重い」という気持ち、それをきちんと味わったあとだからこそ、わかる恵みが必ずあります。
「重さ」があるからこそ深く学び自分へのギフトと出来るのだと思います。

今、目の前に重さがあるあなた。
ぜひ、それをしっかり味わって経験してください。
必要なことを経験し、深みを増したあなただからこそ、よりいっそう羽ばたけるのだと思います。


最後までご覧いただき、ありがとうございます。


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