あなたの才能の育て方

先日の才能の見つけ方の記事を気に入ってくださった方が多くて、ありがたく思っています。

今回は、続きといいますか、さらに追加です。
才能を見つけて、育てていく方法です。

ちなみに前回の記事についてはこちら。

内容としてはこんな感じです。
・あなたの才能の在りかはこれ
・好きなこと、得意なことを掛け合わせると、才能になる
・才能は自分の想像を超えてくるので常識で考えなくていい

見つけた才能を育てていくために、何をしたらいいのか。

才能を発揮するために、ただ「好きなことをしろ」、とか「ワクワクすることをやれ」と書いてある本が多いので、「なんとなく好きなことをしている」…という方が多いように思われます。
それも素晴らしく良いことなのですが、もっと発展させたいですよね。

結論から先に言います。
発展させるためには、「興味や、とにかく考えてしまうこと」「人に喜ばれること」がカギを握っています。

今日は「興味や、とにかく考えてしまうこと」について。

ここでちょっと質問です。

Q:あなたは、レストランやカフェなどでのんびり過ごしているとき、そのお店のどんなところに注目しますか？

え？いきなり何の質問？と思うかもしれませんが、実はこれ、人によって全く違います。意外なほど違います。
そして、ご自身の「興味」を深く表しています。

例をいくつか挙げてみますね。

A:例
①お店おしゃれなインテリア、飾ってある雑貨が気になる
②窓が磨かれていること、清潔感や掃除が行き届いているか
③お店のメニュー表が気になる。写真の具合やバランス
④料理の盛り付けや味が気になる。どうやって調理したのか考えて再現したくなる
⑤導線や光の入り具合、お店自体の構造
⑥店員さんのファッション、制服、髪形やスタイル
⑦メニューの単価や混み具合で、一日当たりの売り上げやメイン客層など
⑧接客、笑顔、対応力などホスピタリティ面

いかがですか？
ご自分が普段、気にも留めないようなことが、挙がっていませんか？
これはほんの一部で、他にも気になる面がある！という方もいらっしゃると思います。

この答の例で、あなたの興味の対象や適性が、他の人とは違うものだということが分かります。
簡単に言い換えますね。

①インテリアや雑貨への興味、才能
②清潔感や掃除の興味、才能
③ＤＴＰおよびグラフィックデザインへの興味、才能
④調理への興味、才能
⑤構造デザイン、空間デザインへの興味、才能
⑥ファッションデザイン、販売への興味、才能
⑦マネジメントやマネタイズ、マーケティングへの興味、才能
⑧おもてなし、ホスピタリティへの興味、才能

これは大枠です。
例えば①の中でも、インテリアの置き方であれば空間デザインになりますし、可愛い雑貨をほしい！と思うようであれば販売も向いているかもしれません。あるいは、自分で雑貨を作って売りたい！という方もいるかもしれませんね。

さて、大枠とはいえ、これである程度、自分の興味や才能の方向性がわかります。

前回記事の中で、サッカーが好きだけど、プレイはプロレベルではなく、トークは得意…という人のお話をしました。
もし、その方が⑧の興味、才能を持っていたらどうでしょう。
サッカーを好きな人、サッカーに携わる人を、癒し励まし、持ち前のトークで和ませることができるようになるかもしれません。

もし③写真やデザインの才能や興味を持っていたら、試合の写真やサッカーの写真を撮ったり、かっこよく加工してデザインできるかもしれません。

このように、「好き」×「好き」×「得意」に、×「興味関心」を掛け合わせると、ますますレベルの上がった「才能」になります。
それはもう、単なる趣味ではなく、続ければ収入を得ることができる「才能」となるのです。

自分事で恐縮ですが、私はどこのホテル・レストラン・テーマパークへ行っても、⑧ホスピタリティが一番気になります。それが抜群にいいところは感動してしまうのです。
自分の今の仕事を思っても、やはり方向性は同じだなあと感じます。

あなたは、いかがですか？
身近な方やご家族と話して比べてみるのも、面白いと思いますよ！

ご覧いただき、ありがとうございます！