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書きたい欲の始まりは、神様のお告げからだった。<自己紹介>

 ある朝、息子のお弁当を作ろうと四時に起きて、ソファーでぼんやりしていた時だった。

 ピッシャーン!

 突然頭の中に稲妻が落ちて、まるで映画を観ているように前頭葉の辺りで物語が展開されていったのです。

 私はあまりの衝撃的な出来事に、この頭の中に映し出された映像は書き留めておかなければいけないんじゃないかと、息子のお弁当なんかは放り出して自分の部屋で書き出せるありたけをノートに書きなぐったのでした。

 でも、それまで「書く」ということを考えたこともない私は、
「多分、神様が誰かに落とすはずの稲妻を落とし間違えたんだろう」とか、
「これが本物のお告げなら、私天才なのかもしれない」とか色々と考えて口元がにやけていくのでした。

「チャンスの女神には前髪しかない」
 一日かけてそこに思考がたどり着いた私は、兎にも角にも何かを書いて応募してみようと決意して公募を探し出したのでした。

 それからは「書くこと」がとても楽しくて、下手ながらも夢中になって書き続けました。

 そして幸運にも、私が書いた拙い文章が二回連続で入賞し、いい気分になった私は無謀にもSNSにデビューしてしまったのです。

 それが今から十五年ほど前だったのだけれど、色々と派手な洗礼を浴びたりして、六、七年前まで踏ん張っていたけれど、とうとう自分の不甲斐なさが嫌になったのとSNS恐怖症で書くこと自体をやめてしまいました。

 それでもふと蘇る「書くことの楽しさ」は忘れがたく、たまたまYouTubeのお薦めに出てきたnoteの解説を観て、もう一度書いてみてもいいかもしれないと思って勇気を振り絞って登録をし、今日に至ります。

 私が思うに、私自身の歩み方が間違えていたので一旦休止に追い込まれたけれど、神様って長年神様をやっているのだから稲妻も意味があって私のところに落とされたのだと思うのです。

 心持軽く、楽しくコツコツと続けていれば、本当に良い血肉となってくれるのではないのかなぁと思うのですね。

 ここから何年間続けられるかわからないけれど、少しずつでいいから書き続けていきたいと思っています。

 これからどうぞよろしくお願いいたします。 


























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































 

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