#006〔動くガンダム〕
開催期限延長にご尽力頂いた、全ての関係者の皆様に、
心より、感謝申し上げます。
ガンダムチャンネルでも、動画を観てみたが、
ガンダムひとつどころか、腕ひとつ動かすだけでも、
これ程の労力と、資材と、人員も、カネも必要なんだと感じて、
ガンダムは改めて、凄いなと感じる事が出来た。
…しかし、やっぱり『観てるだけ』のイチファンとしては、
『富野監督以上のムチャ振り』をしたいなって思う。笑
それはアムロが、逃げるザクを追いかけて、
ビームサーベルで、後ろからザクを撃破する時の、あの絵。
つまり (大真面目に)
いつか、跳んでるガンダムが観たい!!
…。
この世界には、たくさんの作家が存在する。
僕は、これまでにも、たくさんの作家達に影響を受けてきた。
しかし僕が、その最大の影響を受けてきたのは、
間違いなく『ガンダムシリーズ』である。
僕は、レイズナーやエヴァも大好きだけどね。
富野監督の作品は、全て観た訳じゃないけれど、
僕は『スーパーロボット大戦』を通じて、
ガンダム、ダイターン3、ザンボット3、イデオン、
キングゲイナー、G も、ダンバイン、エルガイム、リーン、
ザブングル、ブレンパワードも、ライディーンも知った。
いわば僕は、富野監督の幾多いる子供達のひとりでもあるのだろう。
以上の作品に登場するロボット達の中では、明らかに、
イデオンが最凶であり、ダンバインに出てくるオーラバトラーも、
オーラ力の使い方次第では、ヤバくもなる。(機体が強大化する等。)
まぁ、最凶イデオンには、遥か及ばないが…。
ガンダム作品の中にも、コロニー落としや、コロニーレーザー、
サテライトシステムや、W のツインバスターライフル、
SEED のジェネシスや、レクイエムも、
使い方次第では、悪魔の兵器にもなる事だろう。
F91 に登場したバグや、V の地球クリーン作戦も、
クロスボーンもそう、
人の血が通っていない、狂った怨念思想を基にしており、
極めて無機質な無差別殺傷兵器としては、かなり危険でもある。
つまり僕達は、富野監督の作品を通して、
戦争や、無慈悲な暴力の怖さを、強く教わった世代でもあるのだ。
僕が、富野監督から1番強く教わったのは、
やはり『自由の素晴らしさ』であり、
『ナチス等の全体主義に対しての強い警戒心』だと感じた。
自由主義を掲げた、ガンダムの作中に登場する、
地球連邦政府という存在は、自由であるが故に完全に腐敗している。
もう、どうしようもないレベルで。笑
腐敗を根絶するのは不可能なのかもしれないが、
だからといって、腐敗堕落を放置する訳にもいかない。
民主制は、これまでにある政治体制の中では、
数多くの問題点が存在する。
共和制 (世襲貴族制)、
独裁制、
社会主義や共産主義…どれも問題だらけであり、
例え、どれ程の名君が誕生しようとも、
彼が、善政を心掛けていれば、いい時代になるのだが、
名君もまた、様々な事情によって『やる気を失う時もある』し、
世襲制となった場合、子供が親よりも有能であるとは限らない。
むしろ現実は、暗君、迷君、暴君の誕生によって、
数えきれない程の国が衰退し、果ては滅亡してきた。
あのローマもまた、例外ではなかった。
治天の君が、いくら有能であったとはいえ、
陛下の大御心を理解出来ずに、戦争で大敗して、
国を滅ぼした『バカの集まり』もいた事だし…。
結局は『人』である事なのだろう。
結局、国民の声の集まりで、政権交代を可能とし、
権力を保持し続ける事が『そもそも難しい』民主制が、
最もマシな政治体制という事で、世界は安定しているのだろう。
ひとりひとりの人間が、明確な意思を持ち、
それぞれに果たすべき役割や責任を全うし、それぞれが
自由に、活発に、意見を出し合う事によって、
『世にもくだらない全体主義化』を防ぐ事が出来るのである。
つまり、何が言いたいのか?
ガンダムは素晴らしい、以上。
THE END
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