サッカー・インテリジェンス #049

日本 VS ペルー
蓋を開けてみれば、4-1 の快勝。

…日本代表強くね?


全体的に、凄くよかったという印象。
ペルー代表は、カウンターの精度も高く、
パスの精度や、足元の技術も高かった。
しかし時折、肝心の守備に綻びが生じていた。

日本は、右 SB 菅原くんの裏を狙われて、幾度かの危機に
瀕していたが、毎回相手に、決定的な仕事はさせなかった。

日本のディフェンスラインは、安定していたと感じる。
(何回かはヒヤッとしたが、それは仕方がないだろう。笑)

鎌田くんの『ベストポジション』は、
やはり中盤の底なのかなと、改めて確信に至る事が出来た。

彼自身の攻撃とパスのセンスを、存分に発揮していた。
明らかに結果が出ているのは明白である。
トップ下にいる時よりも、ボールを触る回数が激増しているので
自分自身のリズムも出しやすいのかなとも感じている。

彼がボールを持って、前を向けるシーンが増えれば増えるほど、
前線にいる選手達には、いいボールが入ってきて、
日本代表全体に、チャンスが生まれる。

それだけ彼の存在は、相手のチームからすれば、
脅威であるという証明にもなるだろう。そしてそれは同時に、
日本代表にとっての弱点にもなり得るだろう。

その他、日本のシーンでは、
ダイナミックな、逆サイドチェンジも良かったが、
気になる点もまた、存在した。

ボールを容易に奪われている所。


さらに、ボールを持った状態で、相手のプレッシャーを
感じる事がなかったら、パスではなく、ドリブルをして
出来るだけ、前に進んでいいと思う。

…ミスが出るのは仕方がないがね。

現在の日本代表選手達の多くを観ていると、
相応の実力を備えているにも関わらず、
それらに相応しいメディア戦略が伴っているかと言われれば、
僕は少し、物足りなさを感じている。
つまり、実力と知名度との間に『ギャップが生じている』のだ。

個人でやっている SNS では、どうしても限界がある。

サッカーとは、ペレの登場以降、
スポーツ性と、エンターテイメント性という、
一見、異なる二面性の両立を目指さなければならなくなった。

スーパースター軍団のブラジル代表を観ていれば、
彼らを統率する事の困難さは、容易に想像できるが、しかし、
この過程を踏まなければ、強豪国にはなれないと感じている。

何事も、バランスがたいせつなのだ。

現在と未来の日本代表選手達は、
歴代ブラジル代表選手達とは、違う道を歩んでいって欲しいとも
僕は、感じている。

僕の、ささやかな願いである。

次のアウェー・ドイツ戦が待ちきれない。
(早く、ギュンドアンも観たい。)

…体力の消耗は、実に切実な問題である。
前回大会、決勝トーナメントでのクロアチア戦も、
多くの選手達が、疲労困憊だった印象を持っていた。
(伊東くんだけは、元気に走り回っていた印象。)


THE END 





















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