アンティーク西洋骨董洋菓子店

映画「アンティーク西洋骨董洋菓子店」を見た。ケーキ屋を舞台にした映画であるが、注目すべき点はお店のオーナーがケーキを嫌っているという点である。酢飯を嫌いな人が寿司職人になろうと思わないのと同様に、ケーキを嫌いな人は通常ケーキ屋になろうとはしないはずである。では、いったいなぜ彼はケーキ屋で勤務しているのだろうか。最後まで見れば、その理由がわかるはずである。面白かった。

ここまで、ケーキ屋さんになろうとする人はケーキ好きの人という前提で記してきた。しかし、先日のイチローのインタビューでは、プロになってから野球を楽しいと思ったことはないと言っていた気がする。ある職業に就くきっかけとして好きという感情は大切かもしれないが、その職業を継続する上では好き以上の感情が要求されるのかもしれない。

継続は力なり。イチロー選手はルーティンを大切にするなど継続が得意な印象があるが、継続が苦手な人にとってはプロになるということは大変なことであるように思われる。好きでこの世界に入ったけど面白くなくなってきた…。以前は好きという気持ちがモチベーションだったけれども、今は何をモチベーションにすればよいんだろう…。となったときに継続できるかどうか。それが、分かれ目であるように思われる。

自分はここ数日noteを継続しているが、本業の努力も継続させたいところだ。

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