【映画】バクラウ 地図から消された村

映画「バクラウ 地図から消された村」を拝見した。よく分からなかった。いまの社会情勢を反映している映画や社会に対する問題意識を訴えかけるような映画を期待していたが、自分にブラジル社会に対する知識がないあまり、本作がブラジル社会といかにつながっているかという点はよく分からなかった。

このバクラウという村は地図から消されたり、停電に追い込まれたり、住民の命をが狙われたりと大変なことが続き、展開はまさしくサバゲーであったが、なぜそんなに追い込まれないといけないのかが謎のまま話が進んでいったので、そこの説明をしてほしいなと思った。もちろん最後のシーンである程度の説明(種明かしっぽいこと)がなされるのだが、本当にこんなことがあるのか?という疑問を持ってしまったので、やはりこの点はブラジル社会に対する自分の理解不足なのかなと思う。

よく分からないUFOが出たり、全裸で動き回る住民がモザイク無しで描かれたり、死体の美術(?)が嘘っぽかったりと、全体的にB級感があって、その映画をシアター・イメージフォーラムで上映しているという状況がシュールで面白いなとも思った。

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