【映画】存在のない子どもたち

映画「存在のない子どもたち」を拝見した。重すぎて途中で観るのをやめて一眠りしてもう1回観た。タイトルの「存在のない」とは戸籍登録されていないという意味。戸籍登録されていないので、受けられるはずのサービスを受けることができずそれは子どもたち本人に加えて親たちも苦しめる。とは言え1番苦しみをダイレクトに受けるのは子どもたちであり、だからこそ本作の主人公である子どもは親を訴え、育てられないのであれば子どもを産むなと主張する。

基本的には子どもの苦難を中心に描いていたが、同様の苦しみは親も抱いているはずである。親の苦しさももう少し描くことで深みを増したのではないかなと思った。重かった…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?