【美術館】写真家ドアノー/音楽/パリ

Bunkamuraにて開催されている「写真家ドアノー/音楽/パリ」展に行った。パリの風景が撮られていてパリに行きたくなるような展示を期待していたらそんなことはなく、パリにいる音楽家・俳優の写真が中心であった。自分はフランスの音楽家や俳優に関する知識が極めて少ないのであの人の若い頃はこんな顔だったのかなどと心動くことはなかったが、もしそれらに詳しい人はもっと楽しめたと思う。

それ以上に驚いたのはパリの街並みの変わっていなさである。60年、70年ほど前のパリを写した写真もあるのに、そんなに前とは感じさせない、むしろミッドナイト・イン・パリに映っていてもおかしくないような写真で、あー変わらないというのも良いことだなと思った。それだけにノートルダム大聖堂の件は悔やまれる。

冒頭にそこまでパリに行きたい気持ちは掻き立てられなかったと書いたが、やはりパリに行きたい気持ちになってきた。早く感染症がおさまってほしいものである。

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