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Me vs Me

対バンとは?って感じだけど、歌が聴けるなら何でもいいや!むしろレアじゃね!と思って、ポポイポイと応募、有り難いことに席のご用意がされましたので行って参りました、
秋山黄色プレゼンツ BUGSESSION in 羽田。

バチバチにカッコ良かった!
以上です。


あとがき

バンドのオルァって感じは言わずもがな、ソロの感じも良かったな。楽しかったーってのを書き残したかったがために立ち上げたプロットですんで、以降は蛇足になるのですが、運良くスタンディング10列目くらいをポジれて、ずっとニコニコしてた。暗い中ってどんな顔してもいいから楽しいよ。
私事ですがフェスに行かない人生です。単独ライブだけ。しかも秋山黄色とエルレ。
それでアーティストの表情が見える距離でパフォーマンスが見れるって初めてだったから、すごい近いなあって。
アンコールの2曲目、最後。客席に近づいてきた秋山黄色が、1/8スケールフィギュアくらいになった時は『たぶんこの光景は走馬灯で流れる』って思った。

そんなこんなで全人類1アーティストくらいは持ってるのでは。
なんかのきっかけで一曲聴いてみて、『お?』ってなって、他の一曲を聴いてみると『これも?』ってなって、シャッフル再生すると『ウソ、ぜんぶ当たり…』ってなるやつ。
その人が産む曲、聴く前から好き。決められた勝利。確定演出。虹色キラキラしてます。秋山黄色です。
新曲のソニックムーブも、案の定しっかり聴いてる。春らしい疾走感が大変ステキでございます。良曲ありがてえよな。

私の初めての秋山黄色は、アニメのほうの約ネバのOPになってたアイデンティティなんですよ。
サビのタイミングで出るクレジットに『秋山黄色』って見えたから、調べてみるとバンドではなくソロだった。四字熟語かと思った。春夏秋冬、十人十色、秋山黄色、みたいな。とかではなく人名でした。
他にどんな曲あるんだろう?ってSpotifyでシャッフル再生したら『食うねるねるね〜』って片足を持っていかれ『俺より長く生きてるだけのやつだって思ったよ』で、頭まで浸かってましたね。

でも自分に合う音楽に出逢えるってめちゃめちゃラッキーなことなんだって思うよ。だってほとんどの人間って音楽が好きで、どうせ聴かない日が無いくらいイヤホンを耳に入れてるのが現代人でございます。私もだけど。
最近はSONYの3万円した無線イヤホンの右が、20分でバッテリー切れになります。どんなに充電しても、どうしたって20分で切れる。私がキレそう。だってまだ1年だぞ。酷使し過ぎたか、SONYさんどうなんですか?
エピックレコードジャパンが秋山黄色のあれなので黙ります。SONY最高!

ほいで世代が同じ人が自分に合う曲を生み出してるってのは非常に嬉しいことです。だって一緒の時間を生きて、似た感覚があって、順当に行けば同じタイミングで死ぬってことだよ。
激重感情じゃないです。だって音楽って人生を救ってくれるでしょ。救ってくれるものが自分と同じ時間軸で進むんだよ。こんなすげえことあるか。これが重いってことなの?

とにかく活動してくれてることが本当に有り難い。これからも続けて、ずっと聴かせろください。でねえと困ってしまう。
音作りとか技術的なことは知らないので、好きだなあって感じる基準はナントナクってことになるんですが、秋山黄色の曲達はどれもナントナク好きです。
歌詞を読んだら『何となく言いたいことは分かる??』っていう節が多いところか。言い回しが独特というか、不思議なんですけど、一回目よりも二回目に聴くほうが、それより三回目だし四回目だしみたいな、なんかねえ。そんなことになってる。
カッコイイのになんかそれだけじゃないぞっていう。ちょっとうまく書けないな、頑張るんですけど。
今日のライブに行っても思ったことだけど、私が勝手に解釈して『これは、こういう曲だ』って決めてるものいっぱいあると思うけど、ライブの合間で曲にまつわる話とか聞いて、あそうなんだって思ったり。
曲調も好きだ。声もだね。なんだ。色々好きだぞ。
読書感想文だったら0点の文法うんこ。蛇足ってやっぱやめたらいいのに、足まで描いちゃうのが人の性でございますね。

もうちょっとだけ足掻きますが、あれですよ。憧れの人とか明確な存在があったらいいんだけど、ぼんやりと『カッコいい人になりたい!』ってことは、みんな思っていることなのでは。
でも願望だけが先に走って具体性は無いのがほとんどで、キザにスマート生きたいんだけど、器用になれないみたいなさ。
『人間そんなもんでしょ』って割り切れるほど大人にもなれないし、カッコつけるって別に偽るわけじゃないのよ。嘘吐きますってことではなく、ほんのちょっと等身大より背伸びしたい瞬間はあるでしょ。憧れに近付きたいじゃん。むしろ届きたいじゃん。
でも背伸びし足りない感が自分でも自覚できちゃうからモダモダしてるみたいなさ。
ゲームやっててさ、ローディングとかで画面が暗くなった時に、不意に映される自分の顔が何と間抜けな事か。ゲームはクリアしてんだよ。なのに間抜けな私が映されるのよ。ふとした現実に向き合う瞬間ね。
ああゆうとき、救われたくて聴きたくなるのが、何となく好きってことだと思う。

突然のカミングアウトですみませんけど、私は石原さとみになりたいし、天海祐希になりたいんですよ。でもなりたいってのは知られたくないよ。
だって結局自分は自分でいたいし、人の在り方を模範するって、自我がないみたいで嫌じゃん。石原さとみと天海祐希を模範する気でいるのを知られるのも嫌だし。今も書いてて嫌だけど、言うってなったらもっと嫌。

とか言うのを、むしろ素直に全部言えたら、たぶん一番カッコイイの。それができる人がカッコイイ人というのが私の考えるところです。ハツラツと吐き出せること。
でも吐き出せるって、じゃあどこに?って話じゃん。家族に言う?いや気恥ずかしいよ。友達に言う?奴らに受け止めきれるかこの想いを。恋人に言う?まず恋人を用意してください。っていう。

それっぽい事は、言えるよ。水割りしたみたいな、桃の天然水くらい優しいものです。けど桃リキュールは無理よ。

秋山黄色の曲はね、そういうときに聴きたいです。
もう分からねえだろ。いいです。とにかく人間は感情の生き物なんで、無性に声出したい時あるし、知られたくないけど分かってくれたら嬉しいし、構って欲しいけど放っておいて欲しいし。
なんかそういうの。
桃のリキュール、ロックでください。ってことなのよ。ロックンロールだけにネ!

とりあえず、ひねくれ者共に贈る音楽って感じで、モダモダしてる現状があるなら、きっとすっきりするから聴いてみよう。スクラップブーーーーーーンって聴いたら歌いたくなること山の如しです。
寝る前、洗い物しながら叫んでる。
鉄コンだからたぶん大丈夫なのよーん。

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