萌子

エッセイときどき小説。現実であり想像。私の体験はまた、あなたの体験でもあります。

萌子

エッセイときどき小説。現実であり想像。私の体験はまた、あなたの体験でもあります。

最近の記事

私は何者なのか?

と、 ふと、よぎることがある。 私はなぜこの世に生まれたのか。 私は何をするために生きてきたのか。 私は誰なのか。 長い間、その答えを探し求めた。 たくさん歩いて、たくさん人にあった。 たくさんお金も使った。 私は何者なのか。 その答えはいまだにわかっていない。 でも、少なくとも答えを探し、求めることはしなくなった。 私が何者なのか。 それは私が生きている、こととは、関係がない、ということが今はわかっている。

    • 「7戦全勝」って書きたかったのに、「7選全焼」って。どんなの? 選ばれた7つが全部焼けたって、なんだかメデタイ臭いがする。

      • シトラスウォーターと沢村さん

        先輩の沢村さんが、今日はお休みらしい。 困ったな。 明日〆切の原稿を見てもらう約束をしていたんだけどな。 約束をすっぽかすような人ではないし、私はどちらかというと、沢村さんがお休みしていることが気になっていた。 「課長!今日、沢村さんお休みだと聞いたのですが、理由を聞いてますか?」 「あぁ。沢村さんは言えない用事で休みだそうだ。」 言えない用事で休み? そんな理由ある? 「言えない用事」と言うより、適当にそれらしい理由をつけた方がいいんじゃないか。 私はそんな風に

        • はじめまして。

          こんにちは。萌子(もこ)です。 小学4年生の時に、世界が急に広がりました。 「広がった」 というのを説明すると、つまり、「自分から遠く離れたところに『なにかがある』ということを知った」ということです。 同時に、恐怖・不安・心配というものが私を襲ってきました。 世界の真ん中に私ひとりのみが存在する という恐怖を見ました。 それは子供の私にとっては想像でしたが、時を越え、それは現実になり得ました。 私が感じたリアルは、私ひとりのものではなく、あなたのリアルでもあり、私

        私は何者なのか?

        • 「7戦全勝」って書きたかったのに、「7選全焼」って。どんなの? 選ばれた7つが全部焼けたって、なんだかメデタイ臭いがする。

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