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読書は紙の本派|Day27

ごきげんよう。こんにちは。
ついに自分用のSwitchを買ってしまいました。
「#この夏ほしいもの」のハッシュタグをつけて投稿しようと思っていたのに、記事を書く前に購入してしまいました。
後継機まで待つつもりで何か月もガマンして子が遊ばないスキマ時間にチマチマ遊んでいたけど、夏休みにゲームしたい欲がムクムクと。
というわけで私のへそくり大放出。
ソフトは新しく買わずにとりあえずしばらくは子と順番で遊びます。
そして「この夏ほしいもの」を「Switch」から「スプラトゥーン3」に変更です。
あつ森もお引越ししないと。

さぁ今日は「書く習慣1ヵ月チャレンジ」27日目。

Day27のお題は「誰かに言われた大切な言葉」。

誰かに言われたとは違うのですが、最近読んだ本で良いなと思った言葉がありました。
ファン・ボルムさんの「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」という小説の一節です。

ソウル市内の住宅街にできた『ヒュナム洞書店』。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。

それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店で出会う。

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』公式サイト|集英社 (shueisha.co.jp)

私の趣味の一つが読書なのですが、たくさん読む割に本の内容を覚えていないことが多いのです。
タイトルを聞いて「あ、読んだことあるな。でもどんな内容だっけ?」。
あらすじを聞いても完全に思い出せるわけでもなく「あぁ確かにそんな内容だったかも」。
読んだ本は記録していても記憶に残っていなくてなんだか勿体ないなと思っていました。
でも、この本の中に出てくる作家さんが言っていたこのことば。

本は記憶に残るものではなく身体に残るもの。記憶に残っていないある文章が、ある物語が、選択の岐路に立った自分を後押ししてくれている。覚えているわけではないが、影響を与えている。記憶に執着しすぎる必要はないのではないか

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』より一部抜粋

すごく腑に落ちたのと救われた気がしました。
本の内容は忘れてしまっても、その本を読む前と読んだ後の私は確かにいつもどこかしら変化していると思えるからです。
小説からでも自己啓発本からでも自分の糧になるものを見つけて、特に辛くて大変だった時期も乗り越えることができたのは確かです。

他にも、作中でいくつか書き留めたことばがありました。

・諦めたのではなく選択しただけ。今必要なのは勇気だ。誰かを失望させたとしても構わず、みずからの選択を信じて進んでいく確固たる勇気
・自分がこうやって生きているのはどうしようもないこと。だから受け入れること。自分を責めないこと。悲しまないこと。堂々とすること。自分にそう言い聞かせながら自己正当化している

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』より一部抜粋

どんなシチュエーションにも当てはめられそうなことば。
この先にも乗り越えなければいけないことはきっと無くならないでしょう。
悩みの内容は変わったとしても根底には共通した自分の考え方のクセのようなものがあったりするものです。
自分の中に解決のヒントがあればなんとかやっていける。そんな希望を持てるような気がします。
だから私はこれからもいろいろな本を自分の中に染み込ませていこうと思います。

ちなみに今Audibleの無料体験中なのですが、私にはAudible合ってないみたいです。
読書もラジオも好きだから作業しながら聴くのにちょうどいいと思ったけど、全然集中できません。何が違うんだろう…?

読んでいただきありがとうございました。
それでは、ごきげんよう。

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