見出し画像

スキのスキンシップ🇦🇼

私の好きな人の好きな人が私の好きな人なことがよくある。

私の好きな川島小鳥の好きな銀杏BOYZの好きな奈良美智。

私の好きな穂村弘の好きなブルーハーツの好きな粗品。

私の好きな雪下まゆの好きな川谷絵音の好きなラランド。


誰かの好きが誰かの好きに繋がって,誰かの好きに合流して,誰かの好きへと生まれ変わる。

好きの連鎖の中に入り込めたこと。そしてその好きの連鎖を自力で知れることはこれ以上ない多幸感に満ち満ちている。

人には人の好きがある。
私の嫌いは徹頭徹尾私の嫌いでしかない。

私の好きも,私の好きでしかないのだ。
だから、好き同士というのはそう簡単に巡り会うことのできない奇跡であって,手放してはいけない。好きという感情は固定されたものでもないし,明日にも、今日にも,好きじゃなくなってしまうかもしれない。


好きなことで生きていく、ことが幸せだという。しかしわたしは、好きなことが同じの人と好きなことをすることが幸せだと思う。自分の好きを卑下してまだまだあの人には及ばない、とか勝手に相対化しないで、私の好きとあの人の好きの交わるところを慈しんでいくべきだ。

私はここが好きなんだけど,あなたはどこが好きなの?って。どこが好きなのか,その基準を常に大切にしたい。人にうっとりした目で話していたい。そう思うんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?