見出し画像

【セトリ予想】Hoshimachi Suisei Live Tour 2024が楽しみだねって話と、セットリスト予想

 前回の記事投稿からしばらく間隔があいてしまった。本当はホロカ1弾で遊んでみた感想とか、nornisのライブレポートとか、書きたいなあ…と思いつつも、もう時間が経ってしまったし…などと言っているうちに何も書かなくなってしまいそうだったので、久々に書いておきたいことを書こうと思い立った次第。


はじめに

 ということで、本日は開催を2日後に控えた『Hosimachi Suisei Live Tour 2024 "Spectra of Nova"』埼玉公演について、どんなライブになりそうかあれこれ考えつつ、披露されそうな楽曲を予想していく記事を書いてみようと思う。一般販売にて思いがけず現地チケットを確保できたので、公演が終わったら予想と照らし合わせつつライブレポートも書きたいところ。
 楽曲予想はTier表の形式で、私的な好みよりも公開されている情報や客観的事実をなるべく優先して予想します。決してTier下位に置いた曲が嫌いとかではありません。

タイトル"Spectra of Nova"から

 今回のライブツアーは"Spectra of Nova"と銘打つ。

 辞書を引くと、"spectra"は英語spectrumの複数形で、日本語 "スペクトル"に対応していると考えてよいだろう。
 "nova"は天文用語で"新星"だ。

 私は天文学に明るくないが、"nova"の含意するところは明白で、まあ難しく考えずバーチャルアイドルとして急速に輝きを増しつつあるスター、彼女自身と捉えておけばよいだろう。
 問題は"spectra"だ。スペクトルという単語は一般名詞化して化学や生物学など幅広い分野で用いられているが、調べてみると原義は天文学のタームのようだ。日本天文学会のwebページ天文学辞典から引用すると、

電磁波をプリズムや回折格子などの分散素子に通して得られる波長ごとの強度分布を示す画像やグラフのこと(中略)。太陽の光をスリットを通してプリズムに入射させると、虹のような色の帯が見られる。これが太陽光のスペクトルである。

https://astro-dic.jp/spectrum/

とある。まああまり衒学してもしかたないのだが、再び上記webページから図を引用すると、以下だ。

スペクトルと言われてまず連想するの、左下の絵だよね多分

 ・・・私が思うに、これはつまり、

ホロライブプロダクション公式Xの2024/11/5のポストから

 これじゃなかろうか。
 どんどん輝きを増す新星の光は、今や虹色に輝いている。彼女はもうどんな色の曲も歌える。

 今回のライブグッズのペンライトには、"推し色"を固定する機能がついている。もしかすると、思い思いの推し色を光らせてスタンドを虹色に輝かせる一幕があったりして。

 これは余談だが、2nd albumのタイトルspecter [亡霊]という英単語は、spectrum [スペクトル]と語源が同一らしい。もっとも、それでは文脈的に合致しないので意図はしていなさそうだが。

楽曲予想 Tier表

 それでは本題の楽曲予想。とりあえず、11月14日さいたまスーパーアリーナ公演のセットリストで考えていく。
 Tier1-5までの構成とし、同Tier内は左のものほど披露される可能性が高そうと予想する。

【Tier1】
ビビデバ/GET THE CROWN/ムーンライト/ザイオン

【Tier1.5】
NEXT COLOR PLANET/Stellar Stellar

【Tier2】
(新曲)/スイちゃんのメンテナンスソング/ソワレ/灼熱にて純情(wii-wii-woo)/天球、彗星は夜を跨いで

【Tier2.5】
Bluerose[*]/comet[*]/自分勝手Dazzling[*]/Starry Jet/心憂い

【Tier3】
GHOST/みちづれ/TEMPLATE/放送室/褪せたハナミドリ/Andromeda/Je t'aime。/なんもない

【Tier4】
駆けろ/バイバイレイニー/TRUE GIRL SHOW/デビュタントホール/7days/Damn Good Day/先駆者

【Tier5】
プラネタリウム/教室に青/3時12分/Newton

【Tier圏外】
ネバーフィクション/すべてのMidnight Grand Orchesta楽曲/ジュビリー/ほかすべてのコラボ楽曲

 ここからは部分的にピックアップして寸評。

Tier1

 ビビデバ →説明不要なのでどこで来そうか予想する。もちろん本編のトリでもEN明けでもなんでも映えるのだが、個人的には1曲目か2曲目な気がする。着火剤としても抜群なことに加え、根拠として冒頭チラ見せ配信の存在を挙げたい。
 そういえば、ライブ直前にMV1億再生行きそうですね。

 GET THE CROWN →Hoshimatic Projectの新曲。2曲ほど披露しそうなので、もう1曲はカバー曲が濃厚かなと予想。ホロメン全体曲とか来てもアツい。

 ザイオン/ムーンライト →単独ライブ未公演の最新曲で、確実に歌唱するだろう。

Tier 1.5

 NEXT COLOR PLANET →代表曲のひとつ。1st live "STELLAR into the GALAXY"(※以下、1st SitGと記載)では大トリを飾り、2nd live "Shout in Crisis"(※以下、2nd SiCと記載)では未歌唱。なら今回やるでしょう。

 Stellar Stellar →星街すいせいを象徴する一曲。「封印」したら相当変化球だが、今回は関西や九州を回るツアー公演であり、前2公演に参加できなかったファンに届ける意味でもほぼ間違いなく歌うだろう。

 ここまで、確実に歌う予想ライン。

Tier2

 新曲 →アルバムを引っ提げた前2公演と異なり、今回はライブの中核となるべき明確な楽曲はない。トリやEN後大トリで何を歌うのか?と考えた時、ビビデバ以外とすると、やはり新曲が披露される可能性はかなり高いと予想したい。

 本公演の特設ページのホーム、最下段には
   大きな物語へと続く、革命前夜のステージを。
とある。
 「大きな物語」がどんな内容を表すかまだ分からないが、新しい活動に関連した新曲がお披露目される可能性に期待したい。

 スイちゃんのメンテナンスソング →本譜もまたライブ未公演である。本譜の立ち位置はやや特殊で、エイプリルフール企画のスピンオフ的曲であるため、ライブで歌わなかったとしてもなんら不思議ではない。
 …が、本人の配信はともかく、メインパーソナリティを務めるNHKラジオ番組『ぶいあーる』を視聴していると本譜は何かと話題に上っており、やはり持ち曲として認識しているフシを感じる。そして極めつけはやはり、「ペンライトの対応色を公式が明言した」ことだろう。ピンクのペンラでSSAを染めよう。

Tier2.5

 Bluerose[*]/comet[*]/自分勝手Dazzling[*] →本3曲の共通点は、「MV付きの人気曲で」「1st SitGで歌い、2nd SiCで歌っていない」である。1st SitGの頃と比べてファンの数も大きく増えた今、いぶし銀的なこれらを嘱望する人も多そうである。本3曲は、各会場限定の入れ替え曲枠になるかもしれないと予想してみる。
 ※すいちゃんは雑談かどこかで「会場ごと入れ替え曲も"少し"ある」旨を発言していたと思う。1-2曲ありそうだ。すみませんが出典出せません。

 Starry Jet →こんなライブ映えする曲を今やらない理由があろうか。2nd SiCのセトリが決まった時点では、まだ声出しが解禁されていなかったのだ。

 心憂い →メンテナンスソングをやったなら、その次にこの曲もやるっしょ多分。

 Tier2-2.5は少し大胆な予想だが、ほぼ歌う予想。予習しよう。

Tier3

 2nd SiCで公演したMV付き曲はこの位置とした。なおセトリの構成・進行上、曲調に特定の役割を担って歌われる可能性がある。2nd SiCのGHOSTは、そのようにして(EN明けのチルいDamn Good Dayと大トリ・ソワレのクッションとして)決まったと本人が振り返っていた。

 Andromeda/Je t'aime。 →『Still Still Stellar』の2曲。Starry Jetと合わせて会場入れ替え曲の候補になる可能性があるか。

 なんもない →本譜の立ち位置は難しい。本年発表の新譜だが、MAISONdesとのコラボ楽曲でありワンマンライブでは扱わない可能性も高い。個人的には大好きな一曲で、期待も込めてこの位置に置いた。
 参考までに『トウキョウ・シャンディ・ランデヴ』を参照してみると、花譜ちゃんは過去4度の単独ライブで本譜を披露したことはなく、つい先日に理芽ちゃんとのツーマンライブで "カバー楽曲コーナーの1曲として" 本譜を披露していた。
 …じゃあやっぱ歌わないかなあ。

Tier4

 『Specter』のこれら収録曲はこの位置とした。ただし褪せたハナミドリに関しては、公式が提示したペンライトカラーで唯一の「緑曲」であり、曲名からそれは比較的わかりやすい。また人気曲で、YouTube Musicの再生数をみると未MVの『Specter』曲の中では再生数が群を抜いている。以上を踏まえ予想Tierを3に上げておいた。

Tier5

 単独ライブでは歌わなさそうな3曲たちはこちら。
 Newton →本譜をTier5としたのには個人的な思い入れもある。非常にメッセージ性の強い曲で、『Specter』のラスト曲にして裏テーマ曲、そして2nd SiCのEN前トリ曲である。本譜には #ぎらぎらほしまち を通して伝えたかった思いが込められており……などと解釈しているので、今回は温存されそうだ。

Tier圏外

 コラボ曲は圏外とした。すでにゲストが公表されており、3会場を回るツアーでシークレットも考えにくい。ミドグラ曲も単独ライブでは歌わなさそうな感覚があるし、全国行脚にイノタクをつき合わせるわけにもいくまい。
 …強いて言えばSSAシークレットゲストのみこちがシュガーラッシュでやり返してくるとか……いや無いか…。

結語:セトリ予想という遊び

 思えばすいちゃんのワンマンライブはこれが3公演目。星街すいせい個人としても、ホロライブメンバーとしても、初の単独ライブツアーだ。他にも数多くのイベント出演をこなし、持ち曲もだいぶ数が増え、今回はどんなライブパフォーマンスをみせてくれるのかますます期待が募る。

 ライブイベントのセトリ予想というのはなかなか楽しい遊びだ。当てモノとしても面白いのだが、推しにとって大切な一日に備えて持ち歌の一曲一曲と向き合い吟味する体験は、味わい深い推し活だと思う。まだ持ち歌が少ないアーティストには(それはホロメンの大半が当てはまっていると思うが)、当然だがこの遊びをすることができない。そう考えるとすいちゃんもいよいよセトリ予想で遊べるまでに大きくなったのだと感慨深い。などと言ったら、『comet』から聴いている古参の星詠みさんに怒られてしまうかもしれないけど。

 ということで、予習に勤しみつつ当日を待とうと思う。
 メンテナンスソングとStarry Jetで発狂してる人がいたら私です。

いいなと思ったら応援しよう!