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スポーツとは、ドキドキすること。

「ドッジ弾平」を見てドッジボールをやった。
「キャプテン翼」を見てサッカーをやった。
「スラムダンク」を見てバスケをやった。
子どもは見るものに影響されるのだなと思う。

私は中学生の時サッカー部だった。運動能力は低い方だったが、サッカー部の練習のおかげで、ある程度の体力と筋力がついた。大人になると運動しない人が増えるが、私はたまに走ったりするので、いつの間にか運動能力は平均を越えた。
翼くんのおかげである。

98年フランスW杯。ジョホールバルの歓喜は忘れられない。中学生ながら、深夜に起きて生放送を見ていた。
三浦カズ、ゴン中山は永遠のヒーローだ。

「プロフェッショナル仕事の流儀」の中澤佑二は印象的だった。色んな誘惑を断ってサッカーに注力したから、サッカー選手になれる。
子どもの頃に見ていたなら、もっとサッカーの練習に励んで、上手くなっていただろう。
サッカーの試合を見てかっこいいとは思うが、練習風景から学ぶことの方が大きい。

名波浩の「終わりなき旅」という本もよかった。好きなサッカー選手の本を読むという経験も、子どもの頃にしていたら良かったと思う。

私は今はサッカーをしていない。ギターを弾いている。音楽が好きだ。

東京事変の「スポーツ」というアルバムがある。最高傑作だと思う。
その素晴らしい演奏はアスリートのようでもある。
フィジカルが試される。日々の練習の成果が発揮される。

B'z稲葉浩志のドキュメンタリーを見たことがあるが、稲葉さんの日々のトレーニングはまさにアスリートだった。最高のボーカルは最高の肉体から生まれる。

運動するとドキドキする。血液が体内をめぐる。
動物にとって、「動く」ことが「生きる」ことだ。
身体を動かすと脳も活性化する。気持ちがいい。
運動して感動する。身体を動かして心も動かす。

スポーツとは、ドキドキすること。

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