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12感覚と12星座

2023年最初の投稿になります。
今年もルドルフ・シュタイナー三昧でもりもり勉強して行きたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

今日はこのところ考察している12感覚と12星座について書いていきたいと思います。

12感覚と12星座

牡羊座=自我感覚
牡牛座=思考感覚
双子座=言語感覚
蟹座=聴覚
獅子座=熱感覚
乙女座=視覚
天秤座=触覚
蠍座=生命感覚
射手座=運動感覚
山羊座=平衡感覚
水瓶座=嗅覚
魚座=味覚

シュタイナーは上記のように分類しています。
12星座は子音とも関連している。
というところまで理解している浅い知識なのですが、これまで4年ほど周囲の方のホロスコープを見させていただいてきたことと、実際に交流を深めていく中で、私の中でもこれが〇〇座の性質なのかもしれないと認識できたことは多々ありました。知識の上でのホロスコープを読むという行為はおそらく統計学的な内容が出てくるかと思うのですが、読む側も得意、不得意な感覚がありますので、読む側が持つ星座の質によって若干の感覚の差が出てくるのではないかと思っています。例えば牡羊座の性質が強い人が他者のホロスコープを読めば、牡羊座からの考察になり、偏りが出る可能性もある。自分の星座の感覚は他者の持つ星座によって理解が深まったり、他者の持つ星座によって自分には未だ弱い感覚が育って行ったりします。本当に人と出会うことは大切だなと思います。

シュタイナーはこの12感覚をさらに3つに分けます。

下位感覚=肉体感覚
中位感覚=魂的感覚
上位感覚=霊的感覚

■下位感覚=肉体感覚
天秤座=触覚
蠍座=生命感覚
射手座=運動感覚
山羊座=平衡感覚

■中位感覚=魂的感覚
獅子座=熱感覚
乙女座=視覚
水瓶座=嗅覚
魚座=味覚

■上位感覚=霊的感覚
牡羊座=自我感覚
牡牛座=思考感覚
双子座=言語感覚
蟹座=聴覚

自分のネイタル(バースチャート)でどの星座が強調されているのか、天体の配置によってバランスに強弱が出てくるように思います。
水瓶座祭りのように水瓶座に天体が並んでいる人は異様に嗅覚が優れていて、ご自分でも実感されているようでした。
ネイタルを見て、12星座全てに天体を持っていなくても、人間は全ての星座の影響を受けていると思っていただきたい。ある星座に天体が並び、偏りがあるとそれだけその星座の影響を受けて対応する感覚器官を鍛えていますが、それだけ鍛えているということは他者にも影響を与えうるということにもなります。自分が鍛えてきた感覚とは違うものを持っている相手に出会うことは恩恵だなと、最近よく思います。感覚の差が開いていればいるほど、最初は抵抗感として印象づけられるかもしれませんが、自分にも必ずある感覚です。触れ合っているうちにいつの間にか鍛えられているということもあるかと思います。起こることも出会うことも必然ですが、出来事や相手の出方に対して受動的になるのではなく能動的でありたい。共感や反感は個人の魂の蓄積によるものだといいます。共感にも反感にも冷静であることに努め、自分の枠の中で捉えられる範囲を超えて全体性の中では、この出来事、この出会いに対して、何ができるだろう何を求められているのだろうと意識することが大事だなと思います。

Madoka


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