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【Tシャツとホルモンと私】清水エスパルスvs.北海道コンサドーレ札幌【組織の差は意識の差】





こんにちは。春先以来のしぞーか入りです。負けなそうな試合をしてるけどなかなか勝ち点が増えない、ということで結構気になる様子なのでスタジアムまでいってきたよというものです。

ご飯が白いシウマイ弁当がほしかったのですが見当たらず20分くらい探してしまった(なかった)。思えばこの妥協が今回の旅程を暗示していたのかもしれない。




静岡駅着。今回はしずてつを利用するので少しあるきました。街にナチュラルに推されているのを見かけるのは嬉しい。現地に見に行く楽しさのひとつです。



しずてつ新静岡駅はショッピングセンターが併設されていて便利。バスターミナルもこちらに併設。




さくらももこさんが亡くなるとはこのときは予想だにしていなかった。。




ミーハーなので併設されたショッピングセンターでコラボTシャツを買うなど。



ユニフォームはごめん。。という微妙なミーハーでも気兼ねなく着られるものがあるのはかなりありがたかったです。自力で商品開発はなかなか大変でしょうから餅は餅屋ということでオシャンティなところとのコラボレーションが増えてくると嬉しいですね。これはリーグが肖像権などを一括で持っていることをメリットとして活かせる部分でしょう。





しずてつがとにかくノスタルジックだったので人知れずガッツポーズをしながら揺られること数十分




しずてつの清水駅はJRからちょっと繁華街寄りにあります、と思ったら思ったより明かりがなく帰りのシャトルバスでどっちが駅かとちょっと焦った




今回は路線バスでスタジアムへ。シャトルバスよりも大分空いてましたし昼間は便数が多かったのでちょっとびっくりしました。文明だ。文明があったぞ。



路線バスだとふもとで降りるので少しあるきます



どうやらいつもシャトルバスで乗り付ける方からは逆側(バックスタンド側)に出る模様。猛暑日でしたが日陰が多かったので助かりました。



バックスタンドはホーム側の入場待機列がずらりと並んでいて、こういう段幕を見ることができたのはハイライトのひとつでした。基本「粋」を地でいくところがありますよね、清水の人。清水の気質についてのソースは『ちびまる子ちゃん』にしかないんですけれども。





かなり快適にメインスタンドに到着。今日も風が強い。





IAIスタジアムは何度来ても素晴らしい。丁寧に切り揃えられた芝、吹き抜ける風、息づかいの聞こえるほどの距離感。西日がめっちゃ刺さるのを気にしなければ最高の景色。




チキンラーメン60周年コラボとのことでいただきました。夜食になった。



IAIスタジアムの素晴らしいところその2。日本平青みかんサワー。酸味と炭酸の爽やかさが暑さを吹き飛ばしてくれます。




静岡限定のサッポロビールも最高にうまい。対戦相手がコンサドーレということである意味ダービーみたいなところあるんでしょうか。





セットで焼いてた牛ホルモンもむっちゃよかったです。脂とあまじょっぱさはビール特攻ですね。いま書いててもまたよだれでてきた。(このあとむちゃくちゃウインドミルを回した)




札幌側に座っていましたが小野伸二めちゃ目の前にいてミーハー心が沸き立ちました。ペトロビッチ監督のチームに共通すると思うのですが、めちゃ楽しそうにトレーニングしますね。



日が落ちてきてiijikantai



どうやらお馴染みらしい消防団の豪快すぎる放水




担架の広告みんな出てくるのいいですね。スポンサーが大事。





コレオも掲げて臨戦態勢です。連敗を止めたエスパルスは上向きたいところ。札幌は劇的な逆転勝利もシャドウの第一人者である三好とチャナティップが欠場ということで総力を問われる試合になります。






試合のはなし。札幌は2シャドウを欠くので都倉とジェイの3-5-2を敷いてきました。ジェイを第一FW、都倉を第二FWとする縦関係で最終ラインのマークを、左HBの福森が上がり深井が最終ラインに落ちる動きで前線のマークを牽制し、清水はボールの奪いどころに困るかたち。簡単にサイドチェンジを許してしまい、白井のアイソレーションを活かされてコーナーキックに持っていかれるシーンが多発してしまいました。

そんななかでも札幌はやはり緊急の陣形ということで齟齬があり、SHの勇気のプレスでミスを誘発して決定的なカウンターを打てていて、その流れからのCKで首尾よく先制に成功。しかし構造的なミスマッチを覆い隠すことはできず、直後のCKであっさりと追い付かれてしまいます。この辺りはほんと。。。ひとつ防げれば、ひとつ決まれば、全然違うのになという試合が続くんですよね。。石毛のやつ入ったと思って一人だけ立ち上がってしまってめっちゃ恥ずかしかったですw

試合は落ち着きを取り戻しパスコースを確保して主導権を取り戻した札幌と2センターハーフと2トップに狙いを絞り縦パスを奪うことに注力したエスパルスの一進一退の我慢比べに。今回もまた先制のアドバンテージを感じる暇もなく苦しいハーフタイムとなりました。

エスパルスとしては石毛と金子の2枚看板が札幌の3センターとはっきり噛み合ってしまうがために自分達からボールをつなぐと全く前に進めなかったことが試合を苦しくしてしまいました。ドウグラスが捻り出す以外の工夫がほしかった。







たまや。札幌の選手も見とれてて面白かった。




後半も両者大勢は変わらず。札幌が徐々に勝ちに行こうとストッパーも前に出てバランスを崩すペトロビッチ負け定石を見せ始めてエスパルスにスペースが生まれますが、やはり中央に絞る金子と石毛がマンマークで塞がれるとどうしようもなし。白崎が上がりますが、決定的な場面が全く作れませんでした。この辺りの選択肢のなさ、柔軟性のなさはちょっと深刻ですね。別のチョイスがとれないことが勝ててない要因のひとつかもしれません。理想的な展開以外のケーススタディが足りない感じがします。

そうおもうのは札幌の勝ち方と比べてしまうからなのですが。ペトロビッチさんはJで最も勝利をあげている外国人監督になったということでまあ年季がちがうのですがね。三好もチャナティップも居ないなかで狙う場所は飯田くんとファンソッコさんの間ということは徹底していましたし、宮吉の投入は失敗して守備組織に大穴を開けてしまったのですが(エスパルスとしてはこの時間帯に飯田くんの突破力をいかして金子のところから宮吉の後ろを攻め立てて得点したかった)、小野伸二で仕切り直してすぐに結果をだしました。このあたりは残念ながらチーム力の差が大きいなと凹まざるを得なかったところです。若さ、若さってなんだ。

やはり「まずいな」という場面であったり「チャンスだ」という場面で違いを見せられる選手がファンソッコ兄貴、河井さん、金子、ドヤグラス様だけだと難しいところがあります。「言われたからここにいます」という感じになってしまっている状態が増えてきていますので「ゴールやボールを奪うためになってる?」というところを求めてほしいなと思うところですし、そういうプレーをこそ励ましたいところですね。サッカーに限りませんが、勝たないと、成功しないと学べないですからね...





かなしみは温泉で流しました。お風呂の種類があるととても得をした気がする。あと朝食の肉じゃががイデア界のママの味だったのでちょっと泣いた(盆でちゃんと帰ってますけど)





かえりがえっちらおっちら青春にて。スポーツショップでもあるのかな覗こうかと回ったらクリニックで困惑しました。

コンサートホールみたいなやつがドカンとあって駅前が不自然に開けててめちゃくちゃ太陽に焼かれました。新手の地獄かと思った。




不自然にでかい構内。ジャニーズとか来るんでしょうか。




幟があってうれしかった。不自然にしわくちゃだけど。いったい何に使ったんだ...ゴクリ


そういえば現地観戦未勝利(△仙台、●鹿島、延期:横浜、●札幌)なので今季は勝っているところが観れるのかいささか不安になってきました。延期になっていけなくなった横浜戦で神がかり的な誤審連発で勝ってしまったので不安が募ります。。せっかくエスパルスのミーハーになったので静岡ダービーに一度はいってみたいと思っているのですが。。。


せめて善行を積んで徳でも貯めておきますか、、、


それではみなさん、ごきげんよう