2022年 編みはじめてからの夢
あたらしい一年がはじまりました。みなさんにとってよい年になりますように!
最近編むのことにはまっています。きっかけは昨年の年の瀬に祖母から編み物を教えてもらったことから。その日はコマアミとナガアミをするとコースターができるかぎ針編みでした。教えてもらった日、家に帰ると8時間も編み続けていて、ひとつひとつの糸に針を進めているとこんなにも時間が飛ぶようにすぎることに驚きました。
今まで作ったのは腕輪、耳飾り、首飾りの3つ。糸は祖母から譲り受けたもの、近くのお店で買ったもので作っているけれど、今年は綿花や植物、できるようだったら蚕の繭から糸を紡いで、身の回りの植物で染色したもので編みたいと考えています。
やってみたいことにはいつも道具や材料、お金も必要になってくるから、今自分が編むことで生活を繋ぎながら、あわよくばそれを糧に、糸をつむぐ紡ぎ屋さんになれたらなと、おとぎ話のようなことを考えています。
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今年は綿花を育てるほかに、お店を持つ準備がしたい。つむぎ屋さんのアトリエも兼ねているのですが、パンとコーヒーを出せるような場所にできたらとも思っていて、あまり外へと出ていけないけれど、近くを友人が通ることがあったら気軽に立ち寄ってもらえるような、休憩できるようにしたい。
生活していると些細なことが心に引っかかって、それをそのまま引きずっていると、どんどん他のことも引っかかって動けなくなってしまうくらい重たいものになっていたようなことがあります。私ひとりだとそれを整理したり降ろしたりする手伝いは到底出来ないけれど、「ピアサポート」のような、何か心に引っかかることを気軽に口に出せる会をそのお店で開きたいと思うのです。
ひとつずつ、考え事をしながら手を動かして、ひとつ編み終わる頃には自分の考えがまとまっている、ような気がします。編む始まりと、作ったものが完成して、目に見える終わり、糸をチョキンと切って終わることでひとつずつ自分の中が整理されている気にもなってくるから不思議です。
そんなことを考えながら稚拙な技術で編んでいるものが商品になるかは分からないけれど、夢への一歩としてネットで試験的な受注販売をすることにしてみました。
自分の信じる灯りを灯しながら、それを荒れた海の中でも大切に灯し続けながら、そんな灯台で作った耳飾りや首飾りです。下のフォームから覗いていただけると嬉しいです。
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