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がちゃり。
はじめまして、いちのせこのか と申します。
がちゃりと作家へのドアを開けて、何年経ったのか、自分でも数えたくないほどです。
童話のドアをがちゃり。と開けて、のぞいても入って行かないのは、魔法の杖ならぬ魔法の筆をまだ持っていないから……。
持ち手を握りやすいようにナイフで幾度削ってもなかなか、いいお話は書けません。
でも、書いて書いて、また書いて、何度も飽きずに書きたくなるから摩訶不思議。もしかして、ずっと書いてていいよって、神様が教えてくれているのかしら?
筆が動くから、自分を信じて、またがちゃり。がちゃり。
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