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自分のストーリーを話せること

自分史というものがあります。

人はそれぞれ独自な体験をしています。

ひとつとして同じものはありません。

様々な出来事から何を感じて、学びを活かして、

その経験を形にして残すことで、
自分の子孫や家族、友人、さらに

後世に伝えることができます。

しかし、
自分史をつくり使命や思いを書き記して、
価値観をみつけて理解し完成させたとしても、

自分の元となる、 
原点と言える親先祖から来ている

命、肉体が持っている特質、徳と不徳を知らなければ、

自分でも気づいていない本当の価値観に気づけたとは言えません。
家系図作成で分かる範囲の時代、

明治維新、嘉永六年…
神奈川県浦賀に黒船が来航して日本は大騒ぎ
そこから昭和20年までの約90年の間、
最終的に戦争には敗れたものの、
どこの国からも侵略されず危機を乗り越えて、
世界の大国になって行きます。

その時代、間違いなく私たちのご先祖さまは存在していて、
大変な時代を乗り越えた強運の遺伝子を持って、未来に授けてくれた。
そのことに対して感謝をすることは、とても大切ことです。

恩意識を高め感恩力を上げる

それが感恩力、感謝を感じる力です。
自分史は自分の生まれた歴史ですが、
そこに自分の命の本(もと)である親先祖のことを調べることをおすすめしています。

また親祖先のわかる範囲で、それぞれの為人、どんな人だったのか、何をやっていたのかが分かると、

現在、自分がやっていること、やろうとしていることが

今に繋がり、そのように行動して来たことが先祖からのメッセージだったことに気付けるのです。

そしてこれからの未来、これからやるべきことの、
ミッション、使命が見えてくるのです。

私の家系図のお客様で
元プロのバイクレーサーだった人がいます。
その方は大学時代から、プロのレーサーを目指していました。
現役を引退して会社を経営し、私との縁で家系図を作成することになり、
調べてみると自分の母方、曽祖父にあたる方が、
関西の方で日本で初めてオートバイを買った人だと分かりました。

自分がオートバイに関心を持ってレーサーになったのも、曽祖父のDNAがそうさせたメッセージだったことに気づけました。

なぜストーリー、物語を作るのか

ただ脳は事実の羅列ではなく、ストーリーを求めるということですから、
価値観、自分軸の言語化をするには、そこに至る物語、ストーリーは欠かせません。

先祖を含めた自分のストーリーのシナリオを持っていることで、

相手に伝わるものが全く変わってきますし、
自分は守られているという意識が働き、
お陰様の力が、より強くなります。

生年月日から始まる自分ではなく、
自分自身には先祖の遺伝子、DNAが組み込まれていて、

そこには、いろんな思い、困難や逆境も喜びも悲しみもあり、そんな物語があったことを知って共感することが先祖供養になります。

先祖の生きた時代と、自分の生きている時代とが繋がった物語が語れるようになると、

先祖と共に生きることにもなります。

私たちは家系図作成を通じて、
先祖が生きた時代に何が起きていたのかを知って、
過去から学び未来に繋げる活動をおこなっています。

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