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湿布剤とテープ剤の違い、知ってますか?

湿布゛は白い不織布で知っとりとした冷たいもの、肌色の薄いものは゛テープ剤゛と思っていませんか? 実は、゛湿布゛とは、この2種類を合わせたものの総称です。この白い不織布に水分を含む厚みのあるものは、゛パップ剤゛というのが正解です。普段、よく湿布と言われる、少し厚みのある白い不織布タイプは、テープ剤に比べると粘着性が低く、皮膚への刺激が弱く、水分を含んでいるため保湿効果もあります。清涼感やにおいがあるものも多く、清涼感から、よく効くと好まれる方や冬は冷たいから嫌と言う方もいます。一方、肌色のテープ剤は、粘着性が高く、剥がれにくいので肘や膝などの関節部分への使用が適しています。粘着力が強いために皮膚への刺激が強く、かぶれてしまう事があるので、汗をかく時期やかぶれやすい方は注意です。
「テープ剤と湿布剤、どちらが効くの?」と質問されることがありますが、
どちらも特徴があるので、どちらが効くと言うのではなく、使われる方・
塗布する患部により適したものをにすることが大切です。

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