ステロイド軟こう・クリームの強さ比較と正しい使い方!
ステロイド軟こう・クリームは、肌のかゆみや赤みなどの湿疹に対して
使用するとかゆみや炎症の広がりを抑えられる製品です。
このステロイドは、作用の強さが 5段階に分けられています(下記参照)。強いステロイドを使えばいいと事ではなく、塗る個所や症状にあわせて、
適切なものを選ぶのが大切です。
よく、保湿剤と一緒に使用することがあり、薬局から “ステロイド+保湿クリームの混合”の容器を渡される時があります。
こうした時に、保湿剤と混ぜるとその分ステロイドの強さが薄められる?
例として➡「最もつよい」デルモベート軟膏を保湿剤で 4倍に希釈したので、「強い」フルコートクリーム位の強さ」と自己判断して、いつもより
多く塗ったと言う方がいます。そんなことはありません。
混合して2~4倍程度に希釈されたものでも、ステロイドの作用の強さは
単独とほとんど変わらりません。自己判断はやめましょう❗
<ステロイドの強さ>
・弱い(weak)➡ プレドニゾロン
・普通(medium)➡ ロコイド、キンダベートなど
・強い(strong)➡ ベトネベート、リンデロンV、フルコートなど
・とても強い(very strong)➡ アンテベート、マイザー、リンデロンDP
・最も強い(strongest)➡ デルモベート、ダイアコートなど
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