勝利の女神:NIKKE 稗史:伏魔殿の道化はヒト探し中 暫定案資料改
ちょびっと弄ったのであげ直し。ネコの画像前のもいいがこの絵もいいなぁ。あともうちょっと人物追加したり(36人バージョンかつ少数精鋭の予定)とか弄ったりすると思いますが、プロットってこんな感じでいいんかのう?
あらすじ
異邦人来訪に伴うPR映像作成を命じられたトライアングル部隊のユルハは、指揮官を伴って公園で市民の生活風景の撮影を始めるが、そこにたまたま映り、絡んで来た1機の道化師のニケは、自らを案内人と称した。そして彼女は恐るべき実力の同志達をも束ねていたのだ!
これは、アークの長い歴史の影で生き抜いてきた名もなきニケ達の物語。
時系列
1:第一次地上奪還戦後
敗戦によってニケへの差別が発生し激化したため、退役・傷痍ニケ同士の連帯・親睦・互助や社会に向けてのアドボカシーを行うことを目的として、ロイヤル層の大物女性の出資の下「泉会」設立。スタルカーもこの時点で加入したが当初は大した能力もないと自他共に考えており、道化を演じることで存在価値を得ようとしている。
年を追う毎に会員が増え続け変質化しPMC部門「チャルチウィトリクエ」設立。(参加者は翡翠色のスカートなりで所属を明らかにする)
中央政府から、三大企業保有分以外の軍事組織を容認しない決定がなされ、しばしば弾圧されるが撃退し続ける。穏健派である泉会側からの双方への調停が実を結び停戦合意。スタルカーは調略など人事・外交面で活躍し弁舌の才を認められる様になる。
2:第二次地上奪還戦
泉会側は当初静観していたが、大敗の報が入った事で更なる蔑視を恐れ、義勇兵として地上に上がる。アタナトイの能力により兵力を一気に増やし、敗勢をひっくり返すものの(そのうち公式的には戦力の逐次投入とかスゲーやつが頑張ったとかで説明しそうだが)、長引く戦いに逆にやめ時を失った政府軍が怒り、再び攻撃を加え始めたことから地上からの撤退を決定。
アタナトイと1部ニケは殿として最前線に突撃し、スタルカーは撤退中、夜空に複数の流れ星と、直後に政府軍から発射された短距離核ミサイルが炸裂するのを目撃する。スタルカーの両目がレイプ目になるのはここから。
3:暗殺事件と崩壊
出資者のロイヤル女性も高齢により引退し、その子孫が泉会の支援を続ける当てをつけた直後に、内乱幇助の罪をでっち上げられ過激派テロを受け族誅されてしまう。撤退の経緯から不満が溜まっていた組織はこれで完全に暴発し、政府に徹底抗戦するグループと脱退して市井に身を隠すグループに分かれてしまい内ゲバも相俟って崩壊してしまう。
スタルカー以下少数は泉会だけは遺すために奔走するが、財産の大半とシェルターを確保した時点でスタルカーとこの時期(ほとんど最後)に出逢ったシュレディンガー以外は死亡した。
4:再起と鍛錬と人材発掘
完全に1からのスタートとなった組織。頭脳労働担当だったスタルカーはさらに戦闘力を得るため今までの主要構成ニケの能力を研究しそれを再現するための自己鍛錬を本格的に始めると同時に、リクルート活動も再開。
グレーチェン加入後に彼女の発案によりアストレイズに改称。基本的に金稼ぎのためなら何でもやる様になる。
5:ゴッデスフォール事件
特に関与はしていないが、ニケの人権に関する重要事件なので追加。多数のニケが自ら犠牲になった事件に忸怩たる思いを抱くスタルカー。追悼式典にも参加するが、感極まってしまい人目も憚らず号泣した姿をシャッターは捉えていた。だが……
6:ラプチャー侵入事件(23・24章)とスタルカー
地上への物資搬入用エレベーターに掘削用爆弾が運び込まれ地上で爆発を起こし、大穴が開く。そこからラプチャーが大量に流れ込みアークは大混乱に陥る。各々が自己の意思でアーク防衛に奔走する。
マイティツールズやアブソルート・メティスら地上での防衛・補修任務部隊は、夜空にひとつ流星が瞬いて消える様子を目撃する。
エンド
登場人物
・スタルカー(Сталкер)
第一次地上奪還戦後からの歴史を持つ、ニケの為の互助組合【アストレイズ(ASTRAY‘s)】の案内ニケ。ここにいるやつはほぼ全員頭がぶっ壊れているのでコイツも大概おかしい。日頃はクラウンの格好で、街の子供に風船とか配ってるが、指揮官やこれはというニケにはチラシを進呈している。基本的に慇懃かつ笑顔だが目が死んでて怖い。
当初は特技は何もない状態であったが、実は記憶能力(保存)が群を抜いて高く、長期間の学習によっていくらでも蓄積できるため、肉体強化も含めれば最終的に万能となる(勿論、特化型には劣るが)。
実のところ、この組織の前身の創設者が亡くなってから組織は自然消滅したが、スタルカーのみが「主要ニケ全員の(超)能力」を記憶してあらゆる手段で再現したりして存続させていたところ、疾しいところのある者たちが集まっては消えを繰り返している。中央政府はもとより三大企業すら事を起こす事を避けているし、組織も攻撃的な姿勢は示さない様にしている。モデルは馮驩と宋江。
無無明亦無無明尽
願望機が叶えてくれるのは心の奥底の願いのみ…
・グレーチェン(Gretchen)
最初期のニケで、雪中行軍中にクレバスに落下し、後年冷凍状態でアンリミテッド部隊に救出される。浦島太郎状態で尚且つボディと脳のエラーにより下半身が使い物にならなくなっており、物乞いなどで生活していたところ「それなら下半身全部機械で補えば良いんですよ?」とスタルカーに妙なアドバイスをされ、暫くの間養われたあと復帰。平時はインラインスケート状の靴を履いて高速移動するが戦闘時は多脚になったりする。なお彼女は倫理観は正常で明るく元気な性格なので、暗殺任務はほぼ受けず金銭でどうにかするよう説得するにとどめる。(無理ならスタルカーやシュレディンガーに代わってもらう)モデルは柴進。・トレパネーター
量産型の脳を再調整して超強化(ただし一定時間後に狂死)させる能力持ち。元々は量産型ニケのiDollオーシャンだったが、とある事件の生き残りがイレギュラー化したもの。モデルは安道全とアミバ様。・アタナトイ(Athánatoi)
元は中央政府軍側の将校ニケだったが、連敗に対して精神が耐えられずイレギュラー化し、ボディを大量遠隔操作する超能力が発現するに至る。停戦前に説得に応じ参画。
第二次地上奪還戦にて、開戦劈頭大量に発生したニケの遺体を有効活用して名前通り不死の軍隊を作り上げ、半年以上戦線崩壊を防ぎ続けたが、政府軍に睨まれラプチャー共々攻撃される憂き目となり、仲間を逃しつつ殿を引き受け戦死。モデルは呼延灼。
・スカー(Scar)
顔面に大きな傷痕をわざと残している軍人ニケ。見た目より砕けた性格で、戦後は隠遁している(よく各種指揮官に雇用される)ため終盤まで生存する。全ての武装を余す所なく使いこなす技量の持ち主。吹毛剣はないので葉巻や銃の硝煙を息で吹き消すのが好き。モデルは楊志。
・ネイト(Neith)
スナイパーライフルの天才。狙撃は当然、車両搭乗時の高速移動下であろうとコアヒットを叩き込める。そのためか容姿端麗だがプライドも高い。戦後は隠遁している(地上で猟師を始めた)ため終盤まで生存する。モデルは花栄。
・ディシプリン(Discipline)
知謀に長けたニケ。スタルカーとは加入時期がほぼ同じなのもあり仲良しで、互いにプリンちゃんルカちゃんと呼び合う(年を経ると流石に抵抗感がある模様)。戦闘は苦手でうっかり屋さんでもある。戦後は隠遁している(家庭教師)ため終盤まで生存する。モデルは呉用。
・タクシス(taxis)
地上最速の脚を持つが、本領は乗り物の運転で各種免許を総ナメにしている(ヘリや航空機すら!)。タクシー運転手や宅配ドライバーとして自立しているので組織には在籍してないが、スタルカーやディシプリンらと知人なので腐れ縁で手助けしてしまう。仕事柄顔が異常に広いためスカウト業にも手を出し、シュレディンガーを紹介する。モデルは戴宗。
・マチルダ(Matilda)
兵站管理の専門家。戦後は隠遁している(コインランドリー経営や衣類の手直しとかしてる)ため終盤まで生存する。モデルは李応。
・ヘッジホッグ(Hedgehog)
すぐカッカするが、全身兵装まみれのパワードスーツを開発しており殲滅力に優れる。英国面の持ち主。モデルは秦明と凌振。
・ウコク(Ukok)
全身にタトゥーを入れているニケ。タトゥーと衣服の模様があたかも光学迷彩の如く視認性を著しく下げる。彫るのも彫らせるのも好き。第二次地上奪還戦にて戦死。モデルは史進。
・ケイト(Cate)
今や失われつつある銃剣術・道の達人。コアエネルギーを武器に纏わせて威力を高めるエンハンスメント能力を持つ。第二次地上奪還戦にて戦死。モデルは林冲(豹子頭→ヒョウ→豹尾神→計都星)
・ネメシス(Nemesis)
清く正しく美しい暴力系シスター。クソデカい。シスターパンチをくらったニケはもれなくシスター(妹の方)の契りを交わさなければならない不文律が存在する。モデルは魯智深とラオウ。まさかりは持ってない。
・ティアマト(Tiamat)
PMC部門「チャルチウィトリクエ」総帥。侠気に溢れるが、反骨心も高く対立しがち。超大型4連装ミサイルランチャー*2・通称八大竜王のバ火力がウリ。ちなみに通常武器名はCARP STREAMER。戦後徹底的に攻撃されるが、未だ生存が示唆されている。モデルは李俊。
最近ティアとナガとかいう若いニケが出てきたせいで内心戦々恐々としているらしい。 水軍衆は全部コレ・シャロン(Sharon)
格闘女王。中国拳法の気の概念をコアエネルギーで動くニケボディにも応用しているらしくニケ同士(ヘレティック含む)の殴り合いには滅法強いが、対ラプチャー戦は苦手。モデルは武松のほか紫龍やゴンさんとかなんか多いな。生き残れる。
・プラティガ(pratigha)
本名はプラチナ。ゴッデスフォール事件の後で、スタルカーの聞こえる範囲内でニケをバカにする言動をしたために、スタルカーに惨たらしく殺された挙句ニケ再処理工場に投げ込まれた女学生のニケ。当然スタルカーを憎悪しており…ナノマシンで構成された長く美しい髪を用いる。モデルは朱仝。
彼女はその後、楽園の技術による強化とティアマトらの薫陶を受けることになる。
・シュレディンガー(Schrödinger)
「ねこですよろしくおねがいします」
このニケはどこにでもいて、どこにもいない。何処ぞの指揮官の褥に潜り込んでいたかと思えば、G型トラクター(意味深)の依頼を受けている。ネコの仮面からは真意を掴めそうもない。
誕生直後から言語表現に異常があり全くの暴れ者で手がつけられないことから無頼の道を歩み続ける。スタルカーに見出されてからは、仲間には献身的に振る舞う様になる。
戦闘時は二丁拳銃(ソリンちゃんみたいなの)で、スピンしながらなど回転系の動きが多い。
能力は「素顔を見たモノの視覚を共有」し「場合によってはそれを用いて(量子)テレポーテーションを行う」。後者は1日に4回使うと死ぬと確信めいた予感があるので基本的には使わない奥の手。モデルは李逵。
ヘルメティカ(Hermetica )
このお話内で最強のヘレティック。名前の由来であるヘルメス主義の通り、物体生成能力を有する。第二次地上奪還戦中盤で、スタルカー達の前に立ち塞がり、配下のラプチャー軍団を平押しさせつつ前線で有力ニケ複数を相手どる難敵。モデルは石宝。
設定の一部を都合よく解釈する
・イレギュラーについて
「イレギュラーになると大抵の場合脳が物理的に崩壊してしまう」という設定を利用して、NIMPHの統制が外れたり認知的不協和の緩和(メンタルを壊しやすいサイバネ化が逆に行い易くなる)が起こることにする。どうせ射殺されるし…
思考転換を起こしてイレギュラー化しNIMPHが無力化して人間を害することができる様になることで、逆説的に人間と対等に渡り合えると考えるメンバーが組織では大半を占める。(尤もイレギュラー化してしまうと凶暴化する方が多い)
格言案
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?