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祝い酒

2月28日のこと。
お昼にかかってきた電話。
内容は「内定を出したい」というもの。
数日前に受けた第1志望群の企業様からの連絡だった。
言葉が出ないほど嬉しくて、相手の人事担当者も笑っているくらいには戸惑っていたらしい。
すぐに、とはもちろん考えていた。
ただ1週間後に他社の最終面接があり、それだけ受けても良いかと不安ながらに聞いたところ「大丈夫ですよ。しっかり考えることは大切だと思うから」と言葉をいただいた。
“オワハラ”なんて言葉が跋扈する昨今、優しく受け止めてくれるとは思ってもいなかった。

その面接も昨日終わり、やっぱり内定をいただいた企業様に就職したいと考えている。
だから、3月に入ったばかりだけれど私の就職活動は終わることになった。

その祝い酒。
炭火で焼いた焼き鳥と自家製梅酒と芋焼酎。
1人でゆっくりと味わいながら、とあるBarでお酒を呑んだ。
飲食店で食べる時、周りのお客さんの声や店員さんたちの会話を聴きながら、色々考えることが好き。
そして、考えながらゆっくり呑むお酒とつまみを味わいながら過ごす。
こんな贅沢をしてしまっていいのだろうか?と思ったけれど、今日は祝い酒なので楽しもうと思う。


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