「生き残りをかけた戦い」をせざるを得なくなる何年も前には、だいたい近づいてくる”脅威”が見えていたはず

 動き出しが遅いのだ。何もかも。
 生死をかけた窮地に陥る状況が一日でやってくるわけがないのだから。 

 備えあれば憂いなしという言葉があるが、備えなかった結果招いてしまった苦労を美談として発信しないでほしい。

 記事を読むと、2000年にはすでに客足に翳りが見えていたというではないか。それから20年間、こんなに追い込まれるまでいったい何をしていたのか。

 なぜ、「あ、このままではやばいかも」と思い始めたタイミングで経営転換も踏まえた方針の再検討、改革の手立てなどが打てないのか。(やっていたのかもしれんが)

 大きく動ける資金がなかったのだろうが、こういうのは地方創生と一体であろうから、「お金が確保できそうな範囲内で出来うる最大限のことを」考えるよりも「まずお金は抜きにしてやるべきことを」考えるべきだ。

 理想論かもしれないが……。

 

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