クマムシ
この前クマムシの話題があったので私自身でクマムシについて調べてみた
クマムシといえば過酷な環境でも生きる生物だということしか知らない
本当に虫なのかどうなのかも知らない
まず、クマムシとはどんな生物なのか
体長0.5ミリしかなくどこにでも生息している
コケや落ち葉、海にまでいる
ヒマラヤ山脈の頂上など高い場所から水深4000メートルの深海と深い場所までどこにでも存在する
つまり元々過酷な場所でも生きられる不思議な生き物なのだ
150度の高温や-270度の低温でも数分間生きていられる
何十年も食べずに生きることもできる
クリプトビオシスという状態になれるので生存可能という
クリプトビオシスとは体の水分を1%以下まで減らし代謝を停止させること
つまり仮死状態になれる
高レベルの放射線にも耐えられる
どの生物も生きることができないし放射線を浴びても問題ない
癌にもならない
クマムシは壊れたDNAを自己回復することができるからだ
とんでもない生物だ
巨大化しないだけゴジラよりはマシだが
このDNA回復能力を研究して人間にも応用できれば、いずれ癌も克服できるかもしれない
0.5ミリしかないクマムシは何を食べるのだろうか?
苔についているクマムシは苔を食べる
野菜についているなら野菜を食べる
さらに同族のクマムシも食べるらしい
つまり何でも食べれる雑食
これなら食べ物にも困らないし水が失くなれば仮死状態になり耐え凌ぐ
生き残るための能力を全て持っているクマムシ
しかし当然ながらクマムシは不死身ではない
3200kmを超える速度で実験装置から砂袋に向けて射出する実験(酷い実験だ)ではクマムシは死んでしまった
人間が叩くような事をしても死ぬ
寿命は数ヶ月しかない
クマムシは呼吸器官を持っておらず、体表で酸素を取り込む
海では水の酸素濃度が下がると窒息してしまう
そうクマムシは過酷な環境でも生存できる生物であり、過酷な物理的ダメージには耐えられないのだ
当たり前のことだが、過酷な環境で生きられるのは、過酷な環境で生きてきたからこそ
だから不思議能力を沢山持っている
でも実態は0.5 ミリしかない、すぐに死んでしまう、か弱い虫でしかない
ネット上では不死身の存在扱いされているが、彼等クマムシにとってみれば過酷な実験ばかりされ、いい迷惑だろう
ちなみにクマムシには
オニクマムシという仲間がいて、オニクマムシは宇宙空間の真空状態でも生き残ることができた
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?