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就活弱小プレーヤーだった自分の、全く参考にならない進路の決め方

以前の記事にも書いたが、僕は大学のカフェみたいな場所で文章を書いている

カフェみたいではあるが、飲み物持ち込みOKという、学生にとってありがたい限りの場所。お金がかからない。

朝ここに来て記事を書き、その後、研究室に行くという生活を送っている。色々試した結果、これが一番しっくりきた。

平日朝、この場所にいる存在確率が異様に高いので、パソコンの画面がnoteになっている人がいたら、それは多分僕です。もし同じ大学にいる人が今この文章を読んでいたら、「ああ、あそこでやってんのね」と、分かっていただけるだろう。いないと思うけど。



このカフェみたいなスペース。

よく就活生がここで面談とか作業をしている。就活をすでに終えた先輩が、ボランティアのような形で、後輩就活生の相談に乗っている。



「そろそろグループディスカッションの選考があって・・・」

「ES(エントリーシートの略)をどうやって書けばいいですか・・・」

「自分はこういったことを就活の軸にしていまして・・・」



のような会話が聞こえてくる。

「自分もそういえば就活をしていたな」と、遠い記憶のように回想しながら、このカフェみたいな場所で、黙々と文章を書いている。

と同時に、「がんばれ」と心の中で応援しながら、僕は文字を打っている。



自分の就活の仕方は不器用すぎて、何も参考になることは教えられないし、就活について説くなんて、おこがましすぎる立場だ。

就活を一種のゲームのようなものだと捉えた時、僕は明らかにプレイヤーとしての能力値が低かった。周りも口を揃えて、「就活向いてねぇよな」と言っていた。

そんな、なんの説得力もない自分だが、どんな感じで就活を捉えていたかを、今から書こうと思う。




就活を進めていく中で、まず僕はこれに気をつけようと考えていた。



「周りにすごいと思われたい」という理由で、企業を選ぶのはやめよう



なぜこれを大事にしたかというと、大学受験の時に、これで失敗したから。

合格ラインが届きそうなところで、できるだけ凄そうな大学に入ることを目指した。

自分でその大学を選んだと言いつつも、周りからどう思われるかを気にしまくっていた。「周りから褒められるような大学に行きたい」という、しょうもない基準で、大学受験を捉えていた。

それは、肩書きにすがらないとメンツを保てないという、自信のなさの裏返しでもあった。



結果的には、運良く第一志望群の大学に入ることはできたんだけど、ここであることに気づく。


なんか楽しくねぇなあ


そりゃそうだ。周りの価値基準に振り回されて、進路を決めたから、そう感じるのも無理はない。大学合格がゴールになってたから、その後、そこから何をするのかまで考えていなかった。そのまま抜け殻のような状態で、大学生活の初期を過ごした。


周りにすごいと言われたくて、生きているわけじゃねぇよな


という当たり前のことを、ここで初めて痛感した。周りからすれば、うまくいっていたように見えたかもしれないが、当の本人は全然うまくいってなかった。

この「周りにすごいと思われたい」という理由で意思決定をすると、「死ぬ時に後悔するな」と、身をもって学んだ。小説「ドン・キホーテ」の作者、セルバンテスの言葉に


人生は、
1枚の銀貨のようなものだ。

それをどう使おうと勝手だが、
使えるのはたった1度きりである。


というのがあるが、当時の自分は、周りからの賞賛を得るために、たった一枚の銀貨を使おうとしていたのだ。

それは、周りに幸せをアピールをするために、お金を使うようなものだ。本当に幸せな人は、わざわざそんなお金の使い方をしない。大切な人、大切なもののためにお金を使う。




この大学受験での苦い経験を経て。

もっと大局的な視点に立って、人生の目標というか、方向性を決めようと考えた。

短期的な視点しかないから、手っ取り早く、周りからすごいと思われるような、選択肢に飛びついてしまう。

就活をする前、書店でいろんな本を立ち読みしていたら、こんな言葉を偶然、発見した。


もしすでに使いきれないほどのお金を手に入れ、理想の仕事につき、毎日が幸福感に満ち溢れていて、誰からも尊敬されていたとしたら、私はどのように行動するだろうか?自分や他者との関わり方はどう変わるだろうか?


これだ。すこし仰々ぎょうぎょうしい気もするが。

これをもとにして、自分の目指す方向を決めよう。これは大局的な意思決定の仕方だ。

この質問を自分にして、将来を思い描く。

・・・

・・


のんびり生きてぇ



自然が広がる場所で、質素な暮らしをしてぇ。

都会に出られるぐらいの交通アクセスは欲しいけど、四季の美しさを存分に味わえるぐらいの自然が周りに欲しい。


本をいっぱい読みてぇ。それと文章も書きてぇ。

スタバみたなキラキラしたカフェはなくてもいいけど、行きつけのカフェで文章を読んだり、文章を書いたりしていたい。


大切な人たちとゆったり過ごしてぇ。

大人数で何かをやるかというより、少人数でのどかな時間を贅沢に使いたい。結婚もたぶんしてる。と思いたい。結婚しなければダメという考えは、当然ないけど。


・・・

・・


このことを忘れなければ、たとえ絶望的な状況に追い込まれても、立ち向かっていけそうな気がした。しらんけど。

あと誰も興味ない自分のモチベのことを、語り過ぎた。こうやって読者が離れていくのだ。

何はともあれ、

まずは来年の春、入社する会社でしっかり働こう。




それと今回の記事、

「ぇ」を多用しすぎではないでしょうかねぇ。


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