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ミニオンウェーブから学ぶ適切なロームタイミングの解説

今回の記事は今までと少し内容を変更し、『ミニオンウェーブ』と『ミニオンウェーブから判断したローム』についての解説です!
皆さんはどのような状況でミニオンがプッシュウェーブになるのか、プルウェーブになるのかご存じでしょうか?
また、ミニオンウェーブを判断して適切なロームが行えているでしょうか?この判断が曖昧のままロームに行くと1人残されたADCがダイブされて死ぬ or ミニオンに触れずに経験値差・ゴールド差が大きく開いてしまうことがあります。
サポートだからこそミニオンウェーブをしっかりと理解し、チーム全体へ序盤から影響力を出していきましょう!



ミニオンについて

ミニオンは30秒に1回、ネクサスからスポーンします。
1ウェーブに前衛3体・後衛3体の計6体がスポーン。3ウェーブに1回、追加で砲台ミニオンが追加され計7体がスポーンします。
(備考:15分以降2ウェーブに1回砲台ミニオンが追加。25分から全ウェーブに砲台ミニオンが追加。)


ミニオンウェーブについて

ミニオンがプッシュ・プルウェーブになるには①ミニオンの数②ミニオンがぶつかった場所が関係してきます。
様々な画像を見ながら分析していきましょう

【パターン1】 マップ中央で、ミニオンが同数でぶつかった場合

上記の場合、マップの中央でぶつかり、かつ同数のミニオンがぶつかっているためイーブンのウェーブ状況が発生します。

【パターン2】 マップ中央で、ミニオンが有利状況でぶつかった場合

上記の場合、マップの中央でぶつかり、自軍ミニオンの方が多いためプッシュウェーブ状況が発生します。(ミニオンの数が多い方がもちろんプッシュ力が強いからですね。)
これは逆も然りで、敵ミニオンの方が多ければプルウェーブになります。

【パターン3】 敵陣寄りで、ミニオンが同数でぶつかった場合

上記の場合、ミニオンが同数でぶつかっていても、ぶつかる場所が敵陣寄りであるためプルウェーブ状況が発生します。この状況下では①敵ミニオンの方が早く戦闘に入れる形のため②次のミニオンウェーブが敵陣の方が早く援軍に来るためという2つの要素が組み合わさり、こちらのミニオンの方が先に死んでしまうからです。
これは逆も然りで、自軍寄りでぶつかった場合はプッシュウェーブになります。
パターン3の状態は『バウンスウェーブ』と呼ばれる状況下で非常によく見られる光景です。必ず覚えておきましょう。


ロームタイミングについて

さて、ここまで非常に長くなってしまいましたが、ようやく本題のロームタイミングのお話です。味方のADC次第ではロームに行ってもよい場合があり、敵の組み合わせ次第ではロームに行かないほうが良い場合もあります。なぜなのか。詳しく記載していきます。

①イーブンウェーブの時
上記の場合、一部ADCを除きロームはNG
(してもよいADC:シヴィア、エズ、ケイトなど)
ミニオンウェーブが真ん中で止まった際、自身がロームに行ったとします。ミニオンが真ん中で止まっているため、味方のADCはCSを取るために前に出ます。しかし、相手はSUPもいるためBOTは2vs1の状況が発生。ADCは経験値・CSを取るために前に出るとキャッチされて死んでしまいます。そのため自分がロームをしている間、ADCは何もすることができず長射程のスキル・AAでしかCSを取ることができません
逆説的にエズなどは放置しててもQでCSを取れ、Eの逃げ性能もあるためロームが許されるというわけです。

②プッシュウェーブの時
上記の場合、ロームは絶対にNG。
「さっきまでミニオンがタワーに押し付けられてたからCS取れるでしょ~。ロームに行こ~。」ってやると大事故が起きます。先ほどお話したバウンスウェーブと呼ばれるもので、ここからこちらのプッシュウェーブになります。
つまり、ADCがミニオンを取るにはここから常に前の立ち位置を取り続けなければいけないのです。この状況でロームに行くと、2vs1の状況でADCは前に出る必要があるため、キャッチされて死にます。ADCが危機を察知しCSを取ることをあきらめた場合、1~2ウェーブすべてを失わなければいけません。また、最悪の場合はウェーブフリーズされて一生ミニオンに触れません。自身がMIDへのロームを成功させてもBOTはボロボロです。絶対にやめましょう。
(※押し付けられている瞬間であれば、そのウェーブと次のウェーブまでは安全にCSが取れるため、その間はローム行けます)

③プルウェーブの時
上記の場合、大体の場合でロームへ行きましょう。
ミニオンがプルウェーブということは、なにもしなくてもミニオンはやってくるのです。また、プルウェーブの特徴としてはこちらのミニオンの方が早く死ぬため、CS・経験値のロストが最小限で抑えられます。ADCはタワー下でお留守番してるだけよく、タワー下で安全にCSを取ることが可能です。おとなしくしててもらいましょう。(この際、低レート帯だとCSを取りに行く人が多いです。しっかりとサポートが退却PINGを出し待っていてもらいましょう。)
例外としてはかなり大きなプルウェーブになっているとき。この際は非常に要注意です。慣れないうちはロームは辞めましょう。大きなプルウェーブになっているときは相手がダイブをしやすいということです。もしダイブされて死んでしまった場合、非常に多くのCS・経験値を失います。これをされた瞬間ゲームセットです。BOTはもうジャングルの手助け無く2vs2を制することはできないといっても過言ではありません。

④リコールタイミングがズレた時
敵をキルしたときやタワープレートを取ったときや、ADCがお金があるからとリコールした時。自分はリコールしてもアイテムが特に更新できなく、HP・MPも潤沢にあるときがありますよね。
その際はガンガンロームに行きましょう。ADCはリコール中です。放置してても死ぬ心配はありません。

⑤一部例外パターン
敵のBOTが恐ろしく強い組み合わせの場合、その試合を通じてロームに行くのは控えましょう。
「カリスタ・アムム」「ルシアン・ナミ」「ノーチ・カイサ」「ケイト・ラックス」「エズ・カルマ」「ジン・ゼラス」「単品:アリスター・サミーラ・トリスターナ」など。
上記のコンビは非常にパワフルです。オールインが強かったり、タワーダイブが得意であったり、タワー下へ押し付けた敵にポークをすることが非常に得意なコンビです。少しでもスキを見せると一気に不利になります。敵にヤツらが見えた時はロームではなく、BOTを勝ち切ることに専念しましょう。

さて、今回は少し趣向を変えてミニオンウェーブやロームタイミングについて解説いたしました。
今後も様々な情報を発信していきます。
希望する情報などがあればX(Twitter)のアカウント
せんどちゃん:https://twitter.com/Sendonoitteki55
までご連絡ください。次回のNoteの作成時に参考にさせていただきます。

ここまでご視聴ありがとうございました。

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