巨人vs侍ジャパン
この試合最も良かったのが先発した井上温大!
ストレートの威力、スライダーのキレ、カーブの落差全部良かった!
侍打線を相手にストレートで押すピッチングはお見事!
特に3回の塩見に対して全球ストレート勝負で空振り三振は素晴らしかった!
初勝利を挙げた中日戦から約1ヶ月半。目に見て分かる成長度で来季開幕が楽しみです!
強いて言うならばやはり逆の変化球、シュートやスクリューなどの右打者から逃げる球、左打者に食い込んでくる球種が欲しいかな。
それが1つあるともっとピッチングの幅が広がり更にすんごい投手に化けます!
そして打線も良かった!
一番吉川尚輝から六番大城まで侍ジャパンに引けを取らないオーダーで下位打線には若手を積極起用と原監督のしたたかさが見えました。
2回に中田とウォーカーの連打でチャンスを作り大城の併殺崩れと相手の実作を絡めて一点を先制!
4回表に内野ゴロで同点に追いつかれるもその直後の4回裏には先頭丸の二塁打、中田のレフト前で無死一三塁のチャンスを作るとウォーカーのレフトスタンドへのスリーランで侍を突き放す!
更に大城もライトへ二塁打で続いて二死二塁からラストバッターの保科がライト前へ弾き返し大城もホームを狙うがここは悠々アウトにはなったものの保科としては支配下登録へしっかりとアピール出来たかと!
このイニングで注目してほしいのはウォーカーのホームランが如何に凄いか!
相手投手與座の球は悪くなかった!
むしろ低目いっぱいの変化球でしっかりタイミングも外していて本来であれば空振り、もしくはボテボテの内野ゴロ、良くても外野の前にポトリと落ちるそんな球だった!
ウォーカーはそれを下半身を崩されながらもなんとか食らいつき上半身の強さと右肘の使い方でレフトスタンドへ持っていったホームラン。片手ではなくちゃんと押込む右手もしっかり使えた事がとても良かった!
この試合後半は侍相手に若手のみで戦えたのはジャイアンツにとってかなり大きな試合になった!
侍との試合で中心メンバーがしっかりと活躍した上に若手育成も同時に行えてやはりただただ試合をするのではなくしっかりと収穫するところが原辰徳という男の凄いところですな!