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ぎっくり腰になる!!

先日のこと。
保育園での仕事中。
園児を抱き上げようとしたら腰に衝撃が!!

う、う、動けない…(;´Д`)
中途半端な面白い姿のまま固まり、か細い声で助けを呼んで…。

ぎっくり経験者の同僚に笑われつつ、写真撮られつつ、助けてもらって。
なんとか座れたものの、もちろん仕事にならず…。
家に帰ることとなり。

助けてもらいつつ、立ち上がり、
靴を履かせてもらい、荷物を持ってもらい、
寒かったので、上着を貸してもらい、着せてもらい、優しい同僚に傘をさしてもらいつつ、ロボット歩き。
そろり、そろり。
そろり、そろり。

「お年寄りになったらこんな感じなのかな」
「家のじっちゃんはもっと速いよ!」
「ヤバい、曲がれない」
「左足大きく出して、右は小さく…。
そうそう上手ー!」

徒歩5分の道を30分かけて、帰りつきました。
玄関開けると、愛犬が突進してくる始末…。
「ギャー!!止めて(ToT)」
同僚のことが大好きな愛犬はテンションMaxで大はしゃぎ。トホホ…。

 夕方になり子供たちが帰ってくると。
「ぎっくり?またまたー、ウソでしょ?」
全然信じない長女に、私のロボット歩きを見て爆笑する次女。
いつもふざけている母は、こんな時まで笑われるのです(笑)

「お母さん大変だから今日は遊びに行かない」と宣言した長男に母は胸うたれるが、
数分後に
「ちょっとだけ、ゲームしていい?」
と始める長男(笑)

「お母さん、大丈夫?」
優しい言葉と共に、私のそばから離れない三女。
トイレのお世話もバッチリで、ズボンもパンツも優しく上げ下ろし。
「もし、お母さんがこのままだったらどうする?」
軽い気持ちできいてみたら、
「ちさとがずーっとお世話してあげる!」
と即答。

私って、こんなに愛されてるんだな。
腰の痛みと一緒に愛される幸せを噛み締めた。

いつも忙しく、家事も育児も私に任せっきりの旦那。
家事の多さにイライラしてた。

「私はいつも1人でしてるのにな。」
「イライラするなんて嫌な感じ。」
私も旦那に対して素直にありがとうが言えなかった。

ぎっくり腰2日目。
なんとか起きてきた私に旦那が言った。

「家事って大変だね。1人でしてて、すごいと思った。
今までありがとう。」

えー!!
ほんとに私の旦那??
「ありがとう」なんて初めて言われた。

その後、旦那は疲れたからと1時間の時間休をとり、遅れて仕事に行った。
いつもの私なら、そんな旦那に腹立てたはず。
だけど、今日は素直に「お疲れ様」と思えた。

元気になったら、旦那の好きなご飯を作ってあげよう。
子どもたちといっぱい遊んであげよう。

当たり前の日常は当たり前じゃない。
ぎっくり腰が教えてくれた。











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