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鬱っぽいけど、頑張るぞゥ…

 一人暮らしを初めてはや1年。
 僕は順調に精神を病んでいき、今では軽いうつ状態になっている。
 学校では友達が出来ず、バイトもほぼ行かないので金がなく、家ではやることが無いので、YouTubeやアニメを見たり、気が向いたら掃除をしたりしている。
 生活もボロボロだ。
 まるで文化的でない。
 学校をサボって家に引きこもり、ご飯は適当にカップ麺やら菓子パンやらを食べ…
 運動不足、昼夜逆転…実家にいた時とは売って代わり、人間的で文化的な生活とは程遠い、無機質で生きる喜びのない虚しく寂しい日々を送っている。
 こんな鬱屈として病んだ記事よりも、もうちょい明るい話題や、趣味や学業に関する話題も取り上げたいのだけれど、今はそれどころでは無い。
 以前は、実家に篭って毎日ゲームばかりしている子供部屋おじさんや毎日カップ麺や菓子パンばかり食べ、生きる希望もなく生活している労働者をテレビやらYouTubeやらで目にして「ああなったら終わりだ」と思っていたけれど、まさか自分がそうなるとは思いもしなかった。
 なんとかなると思っていた。
 何も考えていなかった。
 何も考えずとも、親のおかげでなんとなっていた。自分の無力さに気づけなかった。
 それが、今ではこんなザマだ。
 周りから心底心配されていた。
「こいつを一人暮らしさせて大丈夫だろうか」
「本当に大学でやっていけるのだろうか」
 当時の自分は、そんな言い方ないだろう、と子供っぽく思っていたものだが、現実はそう甘くはなかった。
 その通りになった。
 朝起きると、毎日のように強い孤独感を感じる。
 頭ん中を、特に頭頂部前側の浅い部分を、緩く圧迫するようなじんわりとした苦しみと痛みが襲う。
 毒液が脳内を広がり、じんわり、じんわりと蝕まれていく感じ。
 より酷い時には、胸が強く締め付けられるような感覚も生じる。

孤独というのは、多くの問題を引き起こす。その問題が、更に別の問題を引き起こしたり、他の部分を強化したりする。

 人間は他者との関わり合いの中でしか自己を認識することが出来ないのだから、孤独になると当然、客観性は失われる。
 いくら客観的に自分を見なければ、と意識しても、どうにもならない。
「どうにもならない」という無力感が募っていくと、行動を起こす気力すら削がれていく。
 負の無限スパイラルだ。
 気づけば袋小路に迷い込んでいる。
 歩いても、歩いても、周りが見えないから前に進んでいるかどうかもわからない。
 気づけば、更に深い場所へと自ら降りていってしまっている。

 と、まあ、病んだ感じのことをつらつらと書いてみたけれど、そんなことを言ったって何も変わらないわけで、ここからもう1段先に進んで、これらをどう解決していくかについて考えてみる。
 まあ、要するに、友達おらんから助けてくれる人おらんand学校含め人生つまらん、とにかく友達つくりてぇぇぇぇ的なノリだ。
 先程の問題を見つめると、「思考の歪み」「コミュニケーション能力の不足」「視野の狭さ」が問題であるように思う。
 コミュ力に関しては、そもそもの素養や経験値が皆無なので、経験則として行うのは難しい。
 そのために、ここは心理学の知識を学ぶことで、カバーしている。
 自分は確かに幼稚で馬鹿でだけれど、このまま腐りたくは無い。
 学校の先生にも「自分を活かすも殺すも自分次第だ、君には期待している」という風に言われた。
 そう気にかけて貰えるだけで、この心が愛情で満たされるような感じがして、辛さが緩和されるものだ。
 とりあえず、アクションを起こし続けよう。努力の方向性があっている限り、行動をひたすら起こし続ければ、いつか道は開ける。はず…


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