見出し画像

フランス留学記<多国籍な風邪体験>

パリに来て、本当によく風邪をひく。毎月のように。
来てまだ3ヶ月弱くらいなのに5回もひいている。しかも症状がコロコロ変わって鬱陶しいうえにしんどい。
日本の職場では無遅刻無欠席、健康優良児、風邪ひいててもあまり気づかない人間だったのに。

フランスと日本とではウイルスの型が違うと聞いた。
ほな風邪ひいても仕方ないんかと思う。体もきっとびっくりしてるやろうなと思った。悔しいけど、できることは寝ることしかない。

この間、ゴッホゴホ言いながらレッスンに行ったら師匠が薬をくれた。ドイツの薬で「しんどい時僕がいつも飲んでる薬だよ」と言って規格外の大きさのカプセル薬を10錠くらいくれた。
わたしは薬アレルギーがないので、用法容量をしっかり守って飲んだ。
…今わたしの体の中多国籍だなとか思った。
日本産の体に、フランス系のウイルスが入ってて、ドイツ産の薬で援護してもらっているってなかなかおもしろいシチュエーションだと思い一人で苦笑い。
ちょっとしんどいけど素敵な経験じゃないの。
わたしもさまざまな国の影響を受けてさらに強靭な肉体と精神とを手に入れることだろう。

毎日とても寒い。
急な寒さも風邪をひいた原因の一つなんだろうが、寒い朝も悪くない。

寒い日の朝も好きです

健康であることが一番効率良く物事を行うことができるんですね、と改めて実感した12月初旬だった。

読んでくださりありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?