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筆をしまう、下書きを消す(5月8日)

・記事の投稿企画があったので参加しようと意気込んでいたのだけど、やめた。

・企画に際し実際に書き始めてみて、フォーカスしようとした人物や、作中の出来事に関する簡単な概要説明も満足にできないことに気がつき、愕然とした。普段どれだけ「わかったような気になって」話をしているのかが露わになった瞬間だった。

・無論、一切の隙なく、完璧に理解した上でなければ対象について語ることは出来ない、という訳ではないだろう(と思っている)。今回の企画で言えば、公序良俗や規約に反することさえなければ、基本的に誰がどんな風に記事を書いたっていいはずだ。

・だからこそ、拙い文章でも、なんとか記事を一本書き上げようと思い立ったのだが、結局のところ、自身の練度の低さゆえに自ら筆を置く形となってしまった。

・明瞭な理由があるわけではないが、とにかく、現在の自分が対象についての記事を書くことは認められなかった。なんとなくダメな気がした。

・メルクマールは特段存在しないが、それでも、文章の基となる対象への理解や解像度に、自分なりに納得がいくようにはなりたいと思う。

・今日の最後に。先ほど、件の投稿企画とは別に、対象について書かれたある文章を読んだ。タイムラインに偶然流れてきたものであったが、対象に対する筆者の姿勢がうかがえる、良い文章であった。

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