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7月16日

・先日友人の惚気に付き合っていた時のこぼれ話。

・ある時友人が、「向こうが好きなものはさ、やっぱり好きになりたいじゃん」と言っていて、なんていい奴なんだ……!と内心感動していた。

・現状の私は、「好きな人が好きなものを好きになる」ということに対して、かなりドライだ。まあ、違う人間なんだし、お互いがお互いに好きなものがあるからな……で終わりである。

・他方で、上記の友人のように相手が好きなものを実際に好きになったり、詳しくなろうとしていたりする人に対しては、むしろ尊敬の念を抱いている。羨望の眼差しと言ってもいい。そこに対してグンとエネルギーを向けられる人は凄いと思う。


・中高生の頃、もしも好きな人がジ○リとジェットコースターとお化け屋敷が大好きだったらどうしよう、と考えていたことを思い出した。どうしようねぇ、10年経っても答えが出ていません。

・まあ、見ないし乗らないし行かないかな……なんて薄情なヤツ!

・見た方がいいし、乗った方がいいし、行った方がいいんだろうなぁ……。というより、恋愛云々を抜きにしても、ジ○リ作品が未視聴だったり、テーマパークでジェットコースターを避けたりすると、時折場を急激に冷めさせてしまうことがあるから、見る乗るに越したことはないだろうとは思う。

・しかし、ここまで見ない乗らないでやってきてしまうと、「ああ、これは冷めるな」と思っても、結局己を曲げずに通してしまう。そんなことをやっているから、いまだにラピュタとナウシカを混同して覚えていたりする。

・旅行で富士急に行った時なんて、FUJIYAMAだけ乗って、後はひたすら下からコースターを眺め続けていたからな。いや乗れよ。なんか流れでいける感じじゃん、そこは。

・それでも、FUJIYAMAが限界だったんだよな……。思い出したら急に申し訳なくなってきた。


・ジ○リは金ローの特集も見ないだろうし、ジェットコースターは人間が乗る物じゃないと言って避け続けるけど、せめて友人が急に泊まることになっても困らないくらいには部屋を片付けておこうと思った。自分、そっち方面ならやれます、やらせてください。

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