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トマトゼリーの謎を追う

いきなりどうした?というタイトルなんですが、自分でもえ?と一瞬わからなくなり、謎が謎を読んだ話について書きます。

先日、インフルエンザの予防接種に行ったんです。
いつも子どものかかりつけの病院でもインフルエンザの予防接種は受け付けているのですが、競争率がとにかく高く、だいたい気づいた時には電話で予約するも予約枠がいっぱい…。
…ということを上の子の時から数年間繰り返していますので、その時だけちょっと遠方の別の病院に行っています。

こちらは小児科だけでなく、内科もあって成人の方も診てもらえるので、だいたい10月に私・上の子・下の子の3名で予約し予防接種をしてもらいます。夫は仕事場で予防接種があるのと、以前に何度か受診した際に「あそこの病院はなぜか点滴ばかりすすめてくるので結構です…」と言うので最初は不安でしたが、わりと優しいおじいちゃん先生でした。私は1回で終了なんですが、子どもは2回接種推奨らしいので11月に子ども達だけ2回目を打ってもらいます。

私は注射が超絶苦手で、中学生の時に予防接種前に「やっぱりやめるでお願いします」と急に診察室を脱走しようとして看護師さんにホールド(…優しくホールドされました…)されたことがあり、それ以来なるべく注射は避けていました。…が、結局、妊娠中の健診では血液検査もあるし、健康診断でもあるし、何なら甲状腺の数値を見るために定期的に注射を受けるようになってからは、打たれているところを見ないということで乗り越えて(?)きました。
子ども達の前では「ふふふ大丈夫」と強がりながら、「注射以外のワクチン接種法の開発を切に求む」と願っています。

(↑スプレータイプ…でも子ども向け…なんですね…そうか…。)

さて、その病院に行くことを上の子に伝えた際に、「ああ…トマトゼリーね」と呟く上の子。最初は何かの効き間違えかしらと思っており、特に気にも留めていなかったのですが…。

予防接種当日。この日はあらかじめ子どもたちには「予防接種ね。終わった後近所で美味しいパンを買おう」と言い、下の子には予防接種がよくわからないものの「美味しいパン」という言葉が琴線に触れたようで、俄然やる気になって支度。3人で病院へ向かいました。

交通機関を利用し、病院に向かう時、子どもが「確かトマトゼリーだよね」と再び謎の発言。私もよくわからず「トマトゼリー?」と聞き返しますが、よくわかりません。

検索すると確かにトマトゼリーという食品はあります。でもたぶん子どもが言いたいのはこれではなかろうと思い、なんなんだと悩みますが不明。

全く関係ないのですが、私が子ども時代に、ダイエットに寒天がいいという話が流れ、スーパーから寒天が無くなるということがありました。無いので「作るか」という感じで父親がせっせと寒天にトマトジュースを溶かし、「トマト寒天」を作っていた記憶ならあります。

私は割と好みでしたが、概ね他の家族からの賛同を得られず終了しました…

まさかそんな話を親が子どもたちにしたのだろうか…?いや、なんで?というツッコミと、その話を聞いたからって今ここで病院に行く前にする?なんで?と私の心はクエスチョンマークが飛び交います。

そして、謎が解けぬまま病院に着こうとしていたその時…上の子が再び言ったのです。「見てママ、トマトゼリーだよ」と。
指さした先には…

ありました、トムとジェリーの看板が。
銀行?か何かの看板だったようですが、何年も前からあったようで、上の子は病院に来る時に見かけて覚えていたようです。

https://tomandjerry85exhibition.jp/より

ずっとこれのことをトマトゼリーと呼んでいたようです…。
まぁ確かにトムとジェリーを発音したら、似てると言えば似てるわけですが…。

その後は予防接種を受け、自分が注射を打たれる時には平静を装ってなんとかやり過ごし、帰途につきました。
その日は一日トマトゼリーという言葉が頭から離れませんでしたが、上の子はすっかり注射後にもらったご褒美シールでニヤニヤして忘れていたようです。また来年も言うのかもしれません、トマトゼリー…。

週末はちょこっと手帳にシールを貼ったり書き込んだり…。

2025年に気合を入れるためにドラちゃんシールをババンと貼りました。
2024年のまとめを書こうと思っています…。何を書こうかしら…。
トマトゼリーの件もどこかに入れるかもしれませんね。

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