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サモアで親切な人に会った話

ポリネシアの島、サモアに何度か行ったことがあります。
サモアと言えばこの歌ですよね。
私も小学校で歌いました。
なのでみんな知っているものだと思っていたのですが、同じ年代でも知らないという人がいたので、学校によるみたいですね。

そんなサモアに行った時にサモアの人に助けられたエピソードを。

7年ほど前、サモアでの旅程を終えて空港へ。楽しみなのはおみやげ屋さんをぶらぶらする時間です。
でもここでやらかしました。

サモアではタラという通貨が使われています(最近のレートで1タラ=54円くらい)。
「次、サモアに来る時なんていつかわからないし…タラが手元に残っても日本では両替えできないからなるべく使っちゃおう」

ローカルメイドの素敵なデザインのピアスやココナッツの化粧品を買って、手元にはほんのわずかの硬貨だけ残り、いい買い物ができたと満足。

しかし…。お腹が空いてきました。そういえばお昼を食べたのは5時間くらい前。で、飛行機搭乗まであと2時間はあります。乗っても機内食が出てくるのはその1時間後くらい。
あと最低3時間くらい空腹に耐えるのはきついなあ…。自分の判断に呆れました。

でも、おやつ程度でも何か買えるものがあるかもしれないと、わずかなタラ(おそらく150円程度)を握りしめて売店へ。
私:「あのポテトチップスいくらですか」
お店の人:「6タラです」(300円くらい)
「いくら持ってるの?」
私:(握りしめているコインを見せる)
「これで買えるものはないですよね…」
お店の人:「悪いけどこれじゃあないね〜」

そんな一部始終を横で見ていたサモアの女性。
「これあげるから、何か買って」と、正確な額はもう忘れてしまいましたが、私にタラをいくらか渡してくれたのです。

ええ〜〜〜っ!!!
いいんですか〜っ???
なんとありがたい。
知りもしない外国人にこんなにさりげなく親切にしてくれるなんて😭
感激でいっぱいになってお礼を言い、私は大袋のポテトチップスを買わせていただき、飢えをしのぐことができたのです。

やさしいですね。
もう会うことはないのでしょうけど、親切にしてもらったこと、ずっと心の中に残っています。

思い出していたらこんな気分に。

フィビヒ作曲
気分、印象と思い出 第4集 Op.41 - XIV. 詩曲

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真知亜 音楽スタイリスト/選曲家

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