私は最強
自分に自信がない。
小さい頃からそうだった。
テストでいい点をとっても、たまたまとれただけ。他の学校にはもっとできる子がいるし…と比較してしまう。
誰かに告白されても、何かの罰ゲームなんじゃ…と不安になる。
褒められても、それ本当に思ってるのかな、社交辞令ってやつかな…、と「私なんて」と返答する。
「こんな私に」という思いが根底でふつふつと湧き起こり、一瞬の喜びを自分で払拭してしまう。
嬉しいのだ。いっときは。
どうしてそれを自分で拭ってしまうのか。
自分でもそれが嫌で、考え方を変える努力をしてきた。
他人の考えていることは、100%わからない。だから、どんなに推測しても完全に理解することはできない。そもそも100%理解しようとすることの方が烏滸がましい。
わからないなら良い方向にとらえて、否定せず、疑ったりもせず、良いことは素直に受けとろう。
幸せかどうかは自分の気持ち次第とはよく言われることですが、本当にその通りで。
全てうまくできるわけではないけれど、私の思考回路は少しずつ変容していった。
ネガティブで他者との交流に怖さを感じていた高校生までの自分と、なんとかなるさと人の輪に飛び込もうとしている今の自分。
いいことがあれば、今日は良い日だ、こんなことがあったと誰かに伝えたくなる。
告白されたら、良いところを見ていてくれた人がいる、と嬉しくなる。
褒められると「そんなことないのに」という、自信ないセンサーが働いて頭がパニックになることもあるが、お礼を伝えている間に頭を落ち着けて素直に受け取る努力をする。
そう、まだ発展途上なのだ。
この間やってみたウリアでは『今生で自信はつかない』という結果が出たあたり、自信のなさはついて回るのだろう。
それでもいい。
自信がなくてもできることはある。
自信がないことが今後何かの役に立つかもしれない。
そして昨日、初めてスタエフでお話した。
同じ道民のsouちゃん。
souちゃんと呼ばせてもらうだけでもニヤニヤしてしまう。
彼女の絵に一目惚れしてから、お付き合いをさせてもらっている。嬉しい。
聞きたいことが山ほどあったのに緊張でぶっ飛び、憧れのsouちゃんと話せる興奮でテンションがおかしくなりながら、1時間もお話しさせてもらった。
あっという間の1時間。
聞き上手なsouちゃんのナビゲート、心地の良い声。憧れのnoterさんのコメント。夢のような時間……。
夢から覚めた私は、自信のなさを取り戻していた。
気に障ったことは言ってないか…
テンション上がって話すぎた!
話がまとまってない!
面白おかしいことも言えてない…
聞きたいこと全然聞けてない!
etc……
夕食を作りながら反省した。
どんより反省しながら、souちゃんをはじめ、みなさんの言葉が頭をよぎる。そして気がついた。
私、楽しかったよね。
それでいいじゃん。
タモリさんのように、年上らしく落ち着いて進行していきたかった。
「髪切った?」とフランクに聞いて、souちゃんとお近づきになりたかった。
けど、私はタモリさんのようにはなれない。そんなのわかりきってる。
ただ楽しかった。
スタエフに初挑戦できた。
souちゃんとお話しできた。
エレジーさんやaouekoさん、ちゃぼはちさんにゆきママさんまで来てくれて、コメントでやりとりができた。
それってすごく貴重な時間じゃないか。
私は急には変われない。
だけど、できること、やれることはたくさんある。
夕食を盛り付けながらadoさんの『私は最強』を歌った。
私は最強になれるかもしれないと思えた。
改めて、スタエフに誘ってくれたsouちゃんと参加してくださったみなさんに感謝します。
ありがとうございましたーーーっっっ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?