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今を生きる息子

息子は今日、明日、昨日という概念が薄い

と、思う。

子どもは時間の軸が未熟だ
とどこかで聞いたことがある。
まさに、それだなあ…と思うのです。

小2になります我が家の息子。

「明日、友だちの家に行ってくる」
が、実は今日のことだったり

「昨日の温泉楽しみだなあ!」
明日なんですけどね。

保育園の頃よりはずっと、時間軸が育ってきたなあと思うけれど、
未だにこういう発言がありまして。
親としては面白い。

いつかできてしまうこも。
間違えることもなくなると思うと、この感覚のズレが愛しくなる。

そんな彼は昨日、
「お風呂ためて入りたい!」と夕食前に宣言。

暑がりな彼は、家の中では常にシャツ一枚。
時々(半分くらいの割合で)ズボンも脱いでシャツとパンツで過ごすほど。

珍しいなあ…
と思って聞いてみると、
ちょっと照れたように耳打ちをしてきました。

「今日、(授業で)スキーしたら寒くなって」

と、シャツ一枚で話す彼。

思わず笑ってしまうと同時に、
今を生きてるなぁってすごく羨ましくなったんですよねえ。

スキーの授業から何時間経っていても、
彼にとっては『今』のこと。

ついついいろんなことに気持ちが向いてしまって、過去に囚われてしまう私は、
意識しないとなかなか今に意識を向けられなかったりして。

だけど、明日はすぐに今日になるし、
今日はすぐに昨日になるんだよなあ。

そう実感したら、
今を大切にしたいなあってなおさら思うんですよね。
子どもって自然とそれができちゃう。

なんて羨ましい生き物だ。

でも、私も昔は子どもだったのか。
私にもできる要素があるはずなのだ、と希望を添えて締めくくります。

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