OSSワンストップで車検証と車庫証明の住所変更

OSSワンストップで車検証と車庫証明の住所変更をした際の備忘録として残しておきます。※こちらの記事を参考にして被った不利益に関して当方は責任を負いませんのでご注意ください。

「自動車保有関係手続のワンストップサービス」というインターネットで車検証の住所変更や車庫証明の申請が行えるサービスがあります。引っ越しで上記の手続きが必要な場合、自分で運輸局や警察に平日出向いて手続きするかディーラー等に有料でお任せするかでしたが最近は家からでなくても手続きできるようになっているみたいです。

ネット検索して手続きしていきましたがわからないところもあったので自分の記事も参考になれば幸いです。ただし、インストールってなに?ブラウザってなに?JPEG?みたいな人は難しいかもしれません。

文字だらけですが頑張って読んでください。

自分が参考にした記事です↓


事前準備


必要になるであろうものです。

  • 住民票コード(市役所で入手した住民票に書いてあります)

  • 旧車検証(既に取得し車内に保管しているもの)

  • 保管場所使用承諾証明書(不動産屋に作成依頼)

  • 駐車場配置図

  • 保管場所の所在図

  • マイナンバーカード

  • PC(ブラウザChrome)

  • マイナポータルがインストールされているスマホ or ICカードリーダー

  • レターパックプラス 2枚or3枚

  • インターネットバンキングを使用できる環境(もしかしたらいらないかも)

  • クレジットカード


環境チェック


まずこのページにChromeでアクセスしてPC環境のチェックプログラムを実行します。

次にアドオン・プラグインのチェックもクリックします。
自分の場合はアドオンのダウンロードが必要でした。
一番下のクライアントソフトのチェックはしなくてよいです。

準備物品


準備物品ですが、まず住民票コードを知るために市役所に行きます。知っている方はラッキーです。家からでなくて大丈夫です。自分は住所変更の手続きで市役所に行った時に発行してもらいました。

保管場所使用承諾証明書は不動産屋に作成を依頼しました。3300円でした。
依頼後お金を振り込んでから3日程度で届き、証明書の他に配置図や所在図も送られてきました。
自分で配置図を作成する際は、公式サイト参照です。

証明書の代わりに契約書の写しでもいけるとの情報もあります。利用可能なら余分なお金がかからないのでそちらがよいと思います。なにかご存じの方はコメントください。

保管場所使用承諾証明書、配置図、所在図はスキャンもしくはカメラで撮影してjpeデータにする必要があります。自分は自宅にプリンターがあったのでスキャンしました。
いちおうサイズの制限があるっぽく、3M byteみたいなデータはダメみたいです。
スキャン取り込み時に設定できたのかもしれませんが、素人ですのでペイントでデータを開きリサイズのタブから150k byteの画像にしました。ちなみに後述しますが画像の向きも関係あるらしく、最終的に書類の頭が右にくるような画像にしました。もしかしたら普通に頭を上にした方が無難かもしれませんが今となってはわかりません。
ワンストップのシステム的には画像の向きの規定はなく、処理を行う警察側が判断することで、警察の指示に従ってくださいとのことでした。

そして次にクレジットカードの登録を行います。
くるまの保有関係手続きお支払い情報登録サービスに登録します。

アドレスを入力すると支払い情報登録用URLが送られてきます。
注意事項を確認後チェックを入れ同意を押します。
手続きについて → それ以外
申請方法をお選びください → OSS申請
手続きの種類 → 変更登録(構変なし)

次に自動車の情報を入力します。
電子車検証なら電子車検証閲覧アプリから情報を取得できるようです。
自分はまだ紙の車検証だったのでひとつずつ入力していきます。
自動車登録番号 → 車検証の自動車登録番号又は車両番号の部分
車台番号 → 車検証の車台番号の部分
を入力し次のページにいくと、今回の変更登録で必要な手数料が表示されています。
お支払いの限度額を設定しますが概算金額より高い金額を入力します。自分はなんとなく1万円にしておきました。注意事項確認後チェックを入れ、次のページにいき、支払者情報を入力していきます。
その後再びメールアドレス宛にクレジットカード情報登録URLが届くのでそちらも入力すると完了通知メールが届きます。

手続き開始


さてようやくOSSの手続きを始めていきます。

公式マニュアルも同時に確認しながらやるとより分かりやすくなると思います。

https://www.oss.mlit.go.jp/secure/download/oss_manual_henkou_honnin.pdf

TOPページのオレンジの四角の 「手続きを開始」
「ご自身で申請される方」
🚗申請を行うの部分の 「〉申請を行う」
「〉変更登録」
利用規約にチェックを入れて、「申請開始」
登録する内容は、「所有者住所の変更、使用の本拠の位置の変更、使用者住所の変更」 にチェックを入れます
この申請は再申請ですか  「いいえ」
すでに取得済みの保管場所証明書を利用した申請ですか  「いいえ」
検査登録手数料の納付においてキャッシュレスクレジットカード納付を利用しますか。 「はい」
手数料のまとめ納付を利用しますか  「いいえ」

※まとめ納付に関しては複数台の申請を行う際の方法みたいです。

車検証情報取り込みファイルを利用しますか  いいえ
使用する電子証明書の種類を選択してください  ICカード

カードリーダーかスマホかを選択できます。自分はカードリーダーを持っていないのでスマホを選択します。

ここでマイナンバーカードを選択すると画面上にQRコードが表示されます。
これをマイナポータル上のバーコード読取画面で読み取り、スマホ画面に従いマイナンバーカードを読み取らせるとPC側で認証が確認されます。
自動車の所有者に関する情報について入力してください。
氏名、住所、生年月日はすでに入力されていると思うのでフリガナを入力します。
マイナンバーの情報を利用しますか → 「はい」
このあとの住民コードを入力する部分がありますが、必須となるので注意らしいです。
住所コードは「住所コードを調べる」を押して調べましょう。
住所コード検索を押して都道府県から選択していきます。だいたい大字までだと思います。
都道府県コード、市区郡コードなど入れていきますが(丁目、番、号など)は先ほどの検索画面で表示されていなければ入力しなくてもよいと思われます。
郵便番号、電話番号を入力し、所有者コードは空欄でOKです。
パスワードを決めて入力します。忘れないようにしましょう。
申請状況に関する通知メールは便利なので入力しておいたほうがよいと思います。入金タイミングがわかりやすくなります。
この自動車を利用するのは所有者ですか。 →  はい
自動車使用の本拠の位置は使用者の住所と同じですか。 →  はい
登録の原因が発生した日付について入力してください。 → 入居日などにしておきましょう。
自動車の本拠が車庫証明が必要な地域か聞いてきますが、これをするぐらいなので はい を選択します。

自動車登録番号について入力してください → 旧車検証の自動車登録番号
車台番号について入力してください → 自分は漢字が含まれていないので「含まれていない」を選択し、車検証の車台番号を入力
色の変更 → なし
申請先の運輸局等について入力 → 申請先の都道府県を入力します。だいたいが住んでいる県だと思います。
旧車検証の種類を選択してください → 自分は紙だったので紙を選択
自動車検査証の受け取りを方法を選択 → 郵送
注意事項を読んで → 同意

申請する自動車メーカー → メーカー名を入れます。車検証の車名に書いてあると思います。
自動車の大きさ、型式 → 車検証に書いてある通りに入力。型式に関してはドロップリストに漢字でいろいろと選択できるようになっていますが多くの人は空欄でよいです。
保管場所は使用の本拠と同じですか → いいえ※ここで賃貸の部屋番号まで入力してしまうと部屋の中に車を駐車してしまうことになるため建物名や部屋番号を抜いた住所を記載します。もし物件から離れた位置に駐車場を借りている場合はその住所です。
保管場所の土地等の所有者 → 賃貸なのでその他。
現在使っている保管場所で前車の車庫証明の交付をうけていますか
 → 買い替えではないので いいえ

添付書類をアップロードしていきます。
所在図、使用権原疎明書類、配置図をそれぞれ入れていきます。

ここから失敗例ですのでとばしてOK
(最初、A4横の画像を作成し書類頭の長辺が左側にくる画像を貼っていましたが申請翌日に警察署から電話があり、画像が上下反対なので修正してくださいと言われました。また、保管場所の入力を本拠と同じにしており部屋番号まで入力されていたのでそこも指摘されました。何日を過ぎると無効になってしまうので気を付けてくださいねと丁寧に教えていただけました。帰宅後すぐにマイページを開くと、電話でご指摘いただいたことが目立つところに記載されていました。なんの連絡もなくマイページがしれっと不備になっていた…みたいな記事もあったのでとても丁寧に感じました)

保管場所の交付を受ける場所の選択 → 保管場所を管轄する警察署
※郵送は選択できないです。ただ、警察署に電話して郵送希望を伝えると郵送にしてもらえると注意書きが書いてあるので、どうしても平日に取りに行けない場合は管轄の警察署に相談してみましょう。余分にレターパック料金がかかってしまうことになるかもしれませんが。

申告区分 → 変更 (都道府県をまたぐと転入のようです)
課税区分 → 自動車税種別割課税区分と自動車税環境性能割課税区分をそれぞれ「その他」にして備考的なものを書く部分を「住所変更」としておきます。
自動車の用途 → 乗用車
自動車の所有形態 → 自己所有(ローンの形態によっては所有権留保を選択することになります)
納税義務者 → 所有者(ローンの形態によっては使用者等に変わります)
別送書類、その他入力情報 → 空欄

ここまで入力するとついに確認画面となります。

そしてまたマイナンバーカードで電子署名を行い、申請書送信となります。
「申請書を保存しますか」 についてはなにがあるかわからないのでとりあえず保存しておきました。


申請が終わると次は保管場所証明申請手数料と保管場所標章交付手数料の支払いです。

申請時に通知メールがくるように登録したので、申請状況に変化があったときにメールが来ます(不備がなければ手数料支払いと車検証発送していいよ、のタイミング)
そこには申請状況を確認できるURLが貼られていますのでログインしてみましょう。
すると一番上に自分がやるべきことが表示されています。そして一番下には支払いに関する情報が出ており、ここの「納付」から支払いできます。

支払い方法に関してはよくわからかったのでネットバンキングを使用しました。もしかしたら最初に登録した「支払い情報サービス」を利用して納付できたのかもしれませんね。何か知ってる方は教えてください。

申し訳ないですがここら辺は振り返ることができないので説明が雑です。ごめんなさい。

さて、交付の段階になると車検証を発送してくださいとの案内がきます。
1枚目のレターパックプラスに運輸局の郵便番号、住所を記載し◯◯運輸局 登録部門(OSS変更登録特例)様と書きます。2枚目には宛先に自分の住所、郵便番号、氏名、電話番号を記載し他は空欄のままにしておきます。
1枚目の運輸局宛てレターパックに2枚目の自分あてのレーターパックを折り入れて、現在所有している車検証も同封します。差出時のシールをはがしてポストに投函しましょう。だいたい翌日には届くと思います。
ここでの注意点は車検証を運輸局におくっている間は車内に車検証が無い状態となってしまうため車の運転ができません。車の利用予定がある方は車検証のコピーをまず発送し、新しい車検証が届いてから旧車検証を改めて運輸局に発送する必要があるようです。

たしか、
申請当日
昼頃に保管場所証明申請手数料の支払い通知がきて納付
夕方に警察から修正依頼がきて、即日修正。
申請3日目
朝に保管場所標章交付手数料の支払い通知がきて納付
運輸局へ車検証を送るよう通知がくる
申請5日目
私用ですぐに発送できなかったがようやくレターパック投函
申請7日目
運輸局から新車検証の発送連絡+警察から車庫証明取りに来て連絡
申請8日目
新車検証+車庫証明受け取り

こんな感じのスピード感で進んでいきました。
スムーズにいけば1週間以内で終わりそうです。

さて、自分で手続きを行った際の出費を確認してみます。
検査登録手数料:350円
保管場所証明申請手数料  :2300円
保管場所標章交付手数料  :550円
住民票の写し       :350円
保管場所使用承諾証明書  :3300円
レターパックプラス 2枚 :1040円

合計7540円

保管場所使用承諾証明書の手数料が高いですね。これさえなければもっと安く手続きできました。やはり契約書の写しが利用できるかが節約のカギとなりそうです。

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