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転職活動をする前に読むべき本!!!

はじめに

 こんにちは、まっとです。
 私が昨年転職をしてからあと数カ月で1年を迎えようとしていることが恐ろしくて仕方がありません(笑)。
 今回は『転職活動をする前に読むべき本』について紹介をしていきます。
 今回ご紹介するのは、森岡毅氏の『苦しかったときの話をしようか』です。
 最後まで見ていってください!


まず、なぜこの本を読もうと思ったのか?

 ここから私の語りが少し入りますので、ご了承ください・・・。

 前職の先輩、後輩、同期問わず私が異業種に転職をすることを聞いてから、鬼のように転職に関する相談を頂きます。こんなポンコツな私に転職の相談をして頂けるのは本当に有難いので、真剣に話を聞かせて頂いています。
 そこで、よく聞かれるのが「どうやって自分がしたいことを見つけたの?」と質問をされることが多いです。
 私の前職のようにリハスタッフが多い組織では垂直型(組織内で出世する、大学院に行く、認定の資格を取得するなど)にキャリアを築き上げるのが一般的だと思います。現に、私に相談に来てくださる方々はこの思考がかなり強いです。こういった話を聞いていると、垂直型以外にキャリアを考える思考が見いだせていないのだと感じています。
 でもこれは仕方がないことだと思います。なぜなら、リハビリの学校ではキャリアに関する講義がほぼないからです。
 
幸い私が学生だった頃は、大学の先生から少しキャリアに関する授業がありましたので、私は自分のキャリアに関して少しずつ考えるようになりました。ですが、学生の頃からキャリアに関して考える時間が少なかったのは現実としてあります。
 なので、社会人になってから「自分がしたいこと」、「自分が今後目指していきたいこと」を考えていかなければなりませんでした。
 相談をしようと思っても職場や知り合いの人達は「大学院に進学をして勉強をする」「認定○○になる」など、やはりリハビリの業界で垂直型にキャリアを成長していくプランを考えている人が多かったです。
 私は自力で色々と考えました。「どうすれば自分の強み(作業療法士の資格、経験)を生かしたキャリアアップができるか?」と毎日考えていました。
 そこで転機となったのが、今回ご紹介する本です。
 この本では自分のキャリアアップのために必要な自己分析の方法を紹介してくれています。また、転職をして年収を上げたいと考えている人にとって参考になる場所があったので紹介をしています。
 ここからは、この本の内容で私が転職活動に取り入れた内容について紹介をしていきます。

自分の強みを知る方法

自分の強みを知る方法には『T、C、L』の3パターンがこの本ではご紹介されています。

T(Thinking):考える力

 Tは考える力です。ようは、物事を戦略的に、論理的に考えたりすることが好きな人はこの能力が自分の強みだと思います。
 例えば、仕事において目標を達成するために何が必要か?、日々の仕事で目標を達成するための大事なアウトカムは何か?などを考えることが好きな人は考える力が優れていると思います。

C(Communication):伝える力、人と繋がる力

 Cは伝える力です。仕事においてコミュニケーションをとることが多いと思います。私は営業マンなので人と話をせず仕事を終わることは絶対にありえません。毎日ひっきりなしに電話がかかってくる状態です(笑)。
 人との交流を持つことが嫌いじゃない人はこの能力が高いと思います。一方で、人と交流をするのが苦手な人もいると思います。そういった人は、Cの部分は自分の強みではない可能性が高いでしょう。

L(Leadership):人を動かす力

 Lは人を動かす力、リーダーシップを指します。
 学生の頃に部活動をされていた人は、チームのリーダーやキャプテンを任されてた人がいたと思います。また、学校においても生徒会長がいたと思います。人の前に立ち、他の人を引っ張っていく力が高い人、優れている人はこの力が強みだと思います。

過去の自分を振り返って考える

 では、どうやってこの3つの力の中から自分の強みを把握したらいいのでしょうか?
 それは、今までの自分の人生を振り返り、何をすることが好きだったか?を振り返ることです。自分が今までしてきたことの中に、自分が好きなことが隠れている可能性が高いです。
 私の場合、戦略的に物事を考えることはあまり得意ではないです。一方で、人と交流をしたりすることは好きですし(学生時代から接客業をしている。今までの仕事でも人と接する機会が多い職)、部署内でリーダーシップをとるのもどちらかといえば好きです(部活や学校でリーダーをしていた)。
 自分の強みを把握することは転職活動において必須です。自分の弱みはなかなか強みになりませんが、自分の強みは今すぐにでも発揮することができるため、転職活動時のアピールポイントになります。

年収はすでに決まっている?

 転職をして自分の年収を上げたいと考えている人もいると思います。私も転職をしてから年収が上がりました。ですが、年収はどうやって決まるのでしょうか?個人の力、会社の力(財力など)もあると思いますが、この本では、人の年収の決まり方について紹介をされています。
 個人の年収を決めている要素は以下の三点です。

➀ 職能の価値

 物の値段と同じように、価値がある仕事をしている人は年収が高いですし、誰にでも出来るような仕事をしている人は年収が高くなりにくいです。
 医師や弁護士の給料は高いでしょうか?それとも安いでしょうか?例外を除いて医師や弁護士の給料は高いと思います。それだけ個人が保有している資格・職能にかなりの価値があるため、年収が高くなります。

② 業界の構造

 給料を決める中で業界のビジネスの構造には限界があり、給料も似たような傾向になります。
 私は以前まで作業療法士として地方の総合病院に勤務をしていましたが、作業療法士として別の病院に転職をしても給料は大きく上がることはなかったと思います。役職がつけば多少は上がるでしょうが、大きく変化をすることはなかっでしょう。
 年収を上げるためにはたくさんの給料を払える業界に転職をする必要があります。

③ 成功度合いによる違い

 一サラリーマンの私と、大企業の役員やエグゼクティブな仕事をしている人の仕事の成功度合いはかなり違うと思います。ようは私の成功よりも彼らの成功度合いの方が大きいでしょう。
 その人がどれだけ重要で代替不可能な能力を有しているかによって年収は決まっています。

まとめ 

 今回は私が転職活動をする時に参考にした本を紹介させて頂きました。
 転職活動をする時に大切なことは自己分析だと思います。自己分析は1時間~2時間程度して分析できるものではありません。毎日自分と真剣に向き合って分析をしなければならないと思います。
 自分のキャリアの成功に導くために今回ご紹介した本はかなり参考になったので皆さんぜひ読んでみてください。

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