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【レギュレーションD考察】受け潰し

どうも、ニアです。
今回は、【ジュナイパー(ヒスイ)】の考察をしていこうと思います。今回もどうぞお付き合いくださいm(__)m

【ジュナイパー(ヒスイの姿)】
タイプ:草、格闘
特性:深緑、肝っ玉
H 88
A 112
B 80
C 95
D 95
S 60

種族値は配分効率は最高!というわけではないが、個人的な評価としては悪くない。
Sの種族値は明らかに調整されたような低さだが、後述する専用技の性能を見れば仕方ないかな?と思える。
早速、専用技を見ていく。
【三本の矢】
タイプ:格闘
威力 90
命中 100
追加効果:
急所ランク+1
50%敵Bダウン
30%敵怯み
(全て別抽選)

ポケモン界のロビンフッド

見ての通り、普通にぶっ壊れ技である。Sの種族値が低く設定されても文句は言えない。
この技は基本的に上から打ち続けることが出来れば蹂躙するのは難しくない。だが、それを邪魔するのが心もとないにもほどがあるSの種族値である。
スカーフや草分け、岩石封じやローキック辺りを利用して圧力をかけていける型も面白そうだが、このポケモンが参戦可能なレギュレーションDには歴戦の猛者がドバドバ同時参戦する。
とてもこのポケモン1匹で打ち抜けるとは思えない。そこで、個人的には役割をギュッと絞って、パーティの補完枠、【受け崩し】の役割が適任として考察を進めたい。
理由は、受けポケモンに多く見られる[鈍足][低火力][強力な補助技]に対して適性が強いと考えるため。
まず、[鈍足]について。言うまでもなく相手よりも早いことで三本の矢の性能を最大限に活かせる対象であるため。とりあえず、自身よりもSの種族値の低い、主に受けに使われるポケモンを適当に挙げていく。
ハピナス(ラッキー)、キョジオーン、ドオー、クレベース、ドヒドイデ、ヘイラッシャ、ディンルー、モロバレル、オリーヴァ。
今パッと出てくるのはこのくらい。これらのポケモンは、ジュナイパーよりも鈍足のため三本の矢の圧力を最大で与えることが出来る。この中で、モロバレルは、技構成によってジュナイパー側がきつい可能性もある。
続いて[低下力]。
受けポケモンは耐久に多く努力値を割くため、Sに割くのはもちろん、攻撃方面に厚く振ることは少ない。また、高速再生技や守る、補助技で技スペースが圧迫されるため高火力の技が飛んでくることはあまり多くないと考える。相手からの攻撃が強くなければ、けして高いとは言えないジュナイパーの耐久でも余裕を持って耐えることが可能。
最後に[強力な補助技]について。
欠伸や電磁波、毒々、茸の胞子をはじめとする状態異常技、自己再生や眠るなどの高速再生技。これらをまとめて対策できる技【挑発】をジュナイパーは習得できる。受けポケモンの補助技を封じることは物理エースに火傷が入るようなもの。アンコールは習得不可。決まれば得られるアドバンテージはアンコールの方が大きいが、受け寄りのパーティは目の前に入っても裏に入っても安定して強い挑発で良いと思う。

次に特性について。特性は肝っ玉一択。無効がない=追加効果の抽選を基本的に必ず受けられる(隠密マントなど一部対策アイテムあり)。
メインウェポンと最高の噛み合いを見せる特性で例えばサーフゴーに三本の矢が当たれば抜群判定という、タイプ相性無視のルールブレイク。

これらの要素から受けに対する性能は圧倒的で、唯一無二の性能を誇る。

受けループをぶっ壊す!

とはいっても環境に受けループはそこまで多くなく、多いのは受け寄りのサイクル構築。そういった場合に活きてくるのも三本の矢。自身が積んでいくわけではないので、相性が良くないアタッカーなどが受けてきたときにもBダウンが引けていれば、擬似的にこちらの後続は攻撃ランクが+1の状態になる。挑発に受け出された時にも、交代の間際に積み技を積まれることや高速回復を打たれることに対してもメタをはっていける。

個人的におすすめの技構成は
三本の矢、みがわり、挑発
で残りは選択。みがわりで一撃技も対策可能。この3つで役割対象には十分なのでパーティと相談して、一匹で詰ませたいならビルドアップや補完技を採用してみてもいい。
持ち物はこの型の場合は食べ残し。
どこまで見たいか?や火力を伸ばしておきたい!
などの要望によってテラスタイプが変わるが、例として天然を崩す目的でラウドボーンに抗いたいのであれば水や炎テラス(鬼火なども考えるなら炎)だし、ダメージ計算をしつつ格闘テラスで仮想敵に確定数が変わるなら格闘でもいい。ただ、元のタイプもチオンジェンにめっぽう強いなどの強みもあるのでテラスを切る場合はタイミングを大切に。

ざっとこんな感じです!
受け寄りの構築にボコられた経験のある方は是非試してみるといいかもしれないです。

それでは!


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