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【事業部長&社員対談】アスリートエージェントテックはどんな事業部なのか。当人たちが語る。

岩谷:今日は事業部長×社員(エンジニア)対談ということで、アスリートエージェントテック事業部長の松岡さんと、様々なお話ができればと思います!よろしくお願いいたします。
松岡:はい〜!よろしくっ!

アスリートエージェントテックについて

岩谷:では、さっそく質問にいきます!(笑)
まず会社として「スポーツ×IT分野」で業界初のサービス(アスリートエージェントテック)を立ち上げた理由を教えて下さい!

松岡:創業以来、約7,000名以上のアスリート人材のキャリア支援をしてきた中で、アスリートの引退後のキャリアの選択肢が限られている状況を変えたいと思ったことがきっかけにあったそうです。
そこで「スポーツ」を軸に様々なビジネスコンテンツをかけ合わせ事業展開をしてきた経験から、
”ITエンジニア不足”と言われる、人材需要の高いマーケットと掛け合わせようと、小園さん(アーシャルデザイン代表)が何年も前から考え、やっと昨年実現させた事業になります。
アスリートからエンジニアを生み出すことができれば、キャリアの選択肢は主体的に広げられるし、キャリア観点から見る、スポーツ経験者の見え方も変わる。
またどこもやってない掛け算ということで、事業上の勝ち目が見えたのも理由の一つにありますね。
私はこの、収益性、社会正義性、独自性をも持ち合わせたアスリートエージェントテックの事業部長として、この事業をさらに大きくしていくことに全力を注いでいます。
そのなかで、自分が働く上で大切にしている思いをみんなに共感してもらえたらいいなとは思ってますね。

岩谷:なるほど。
たしかにアーシャルに出会って初めて、スポーツをやってきた経験がスポーツ以外で活かせると思えたし、新しいキャリアの選択肢をみつけることができました・・。ありがたいです・・・!
ちなみに、松岡さんが働く上で大切にしている思いについても詳しく知りたいです!

松岡:・・・ウェッティでありたい。意味伝わる?

岩谷:しめっとしてる?

wwww

松岡:いや、まあ間違いではない(笑)
簡単に言うと、エモーショナルに働きたいって気持ちがある。
ビジネスって合理性の追求でも成り立つっちゃ成り立つんだけど、基本起きてる時間ってほとんど働いていると思うんだよね。
その中で仕事だからやるというより、目標や目的に向かって”みんなで一緒にやってきたい”って気持ちがあるし、そういう思いを共感してくれる人が多くいればいいなと思うんですよね。

岩谷:そういうことですか!(笑)
でも実際初めて面接を受けた日から、エモい会社!という印象がとにかく強かったです。
面接してくださった松岡さんはじめ、社員の方の熱量の高さ感じましたもん。
色々受けていましたが、絶対ここに入社したいと思っていました。

松岡:当時内定四個ぐらい持ってたんだもんね。

岩谷:はい!バシッと軸にハマったのがアーシャルだったので、内定もらえてすぐ、全て辞退しました。

松岡:最初話をした時から志望度が高いことはめちゃくちゃ伝わった。面接での勢いがすごくて...

岩谷:そうですよね(笑)オンライン面接でしたが、画面越しで乗り出してました。(笑)

松岡:さらにハンマー投げやってると聞いて「投げられる」ってビビったよ(笑)

岩谷:(笑)
まあでも志望度も伝わり、実際こうしてアーシャルで働いていて感じるのは、
メンバーの会社への帰属意識というか、「みんなで足並み揃えて頑張っていこう!」という雰囲気が、今まで出会った会社でもダントツでありますね。
松岡さんの言う、ウェッティに働いている社員が多いし、自分その一人です!

業界に大きな影響をもたらすと確信している。

岩谷:今の業界状況を含め、アスリートエージェントテックの事業状況はどうですか?

松岡:業界でいうとコロナの影響はかなり受けたと思う。本当にそのときは額から変な液を出しながら頑張ってましたね...(笑)
しかしその当時から、エンジニアってなにか特定の技術が秀でていれば案件はたくさんあるので、この業界での可能性はかなり感じているし、
さらにアスリートエージェントテックのみんなが、スポーツと同じくらいエンジニアという職に対して情熱を注げるようになれば、事業としても成長することは確信していますね。
会社の状況としては、利益率はまだまだだけど売上は順調。会社としても期待ができる状態だね。
今のエンジニアの働き方は、案件に参加してもらう形のシステムエンジニアリングが多いんだけど、新しく受託が始まったり、自社サービスが動き出しているのでいろんな経験ができる、とてもいい状態だと思う。
まだ新規事業はリリース前だから具体的には言えないけど、これに参画できたら本当に楽しいと思う。
スポーツやってきた人なら絶対携わりたいと思うもん。

岩谷:僕も新規事業への参加はかなり気になりますし、これからどんどんいろんな挑戦ができるだろうとワクワクしています。

松岡:スポーツ産業ってまだまだDX化、IT化が進んでないので、アスリートエージェントテックの介在価値はかなりあるよね。
だからこそアスリートエンジニアは必要だし、みんなにもっと成長してほしいと思ってるので、営業側も死ぬほど頑張ってますよ(笑)

岩谷:いやほんとうに、松岡さん見ていると「痩せそうだな・・・」って思います。(笑)

松岡:痩せそう?

岩谷:痩せそう・・・で止まってはいますけど(笑)
冗談抜きで、他のSESの会社と比べて自社の営業力はとにかく強いと感じます。
僕たちエンジニアは「スポーツ人材」という他社とは違う強みがあって、さらにそこを活かしてくれる営業力があるので、業界に大きな影響をもたらすことはできると確信していますし、だからこそもっと頑張ろうと思ってます。

松岡:営業をやっていて「スポーツ経験者がエンジニア」って話すと、お客さんの反応がいいんだよね、目新しいし。もちろん鼻で笑われることもあるんだけど。
エンジニアとして、目を見て会話、挨拶できるだけでウェルカム!な会社も多い。
エンジニアの方はコミュニケーションが希薄な人は多いのは現実としてありますしね。

岩谷:そうですね。コミュニケーション能力には自信がありますし、実際現場に出て周りを見ていると「俺、めちゃくちゃ活躍できそうじゃん」と思ったりもします。
また周りからの反応を見ていても、エンジニアスキルにスポーツ経験が掛け合わさることで、活躍しそうなイメージはより湧くのかなと思います。

松岡:実際イメージだけじゃなくて、アーシャルデザインからほしいと言われることが多くなってるよ。
それによって「アスリートエンジニア」という言葉がもっと確立されていくと自信を持っている。
冗談抜きで商標登録しようとしているレベルにまできてる!!

岩谷:「アスリートエンジニア」、、僕から広げていけるようにしたいな〜。

松岡:見た目では十分いける(笑)動画撮って展開すればかなり当たるよ(笑)

「スポーツ×ITエンジニア」で描く未来

岩谷:スポーツ経験者ならではのエンジニアの適正とは?

松岡:某国立大学と今提携して色々やってるところなんだけど、、
以前町田ゼルビアのスポンサーやってる時に、選手はどんな仕事の適性があるんだろうと興味を持ち、適性検査をさせていた時にエンジニアの適性がでたことが始まり。
そこで今まで就職支援をしてきたスポーツ経験者7,000人程度のデータがあったので、詳しく見てみると、行動特性や適性職種でエンジニア職が出る方が異常に多かった。
もちろんもともとの性格やポジションなんかも関係してくるかもしれないけどね。

岩谷:スポーツ経験者は平均してエンジニア適性があるということですね。
そこでいうと、僕のやっていたハンマー投げが適正値高いのかわからないけど...

松岡:エンジニアってアウトプットするものがキラキラして見えたりもするけど、完成までの工程は細かい作業の積み重ねなので、地道にコツコツとやっていく必要があるんですよ。
スポーツも一緒で、一つのことに特化すれば成果ができるわけじゃない。
可動域を広げるためにここの筋肉を鍛えるとか、体を大きくするために食べ物を意識するとか、チームワークを良くするためにメンバーとコミュニケーションを取ってみる、、みたいに、色んなものを組み合わせて一つ一つ積み上げていく。そうすることでやっと成果が出る。
こういった構造がシステム開発と似ているんだよね。

岩谷:おっしゃるとおりですね。
エンジニアは実装に向けて一つ一つの機能をクリアしていかなくてはいけない、まさにスポーツをしていた頃の過程と重なります。

松岡:あとはエンジニアって専門的なスキルが必要なので、めちゃくちゃ難しいイメージだよね?
でも今ってフレームワークとかが充実しているので、実際やりたい気持ちと気合があれば誰でもできる。
その気合いというか、「なにくそ!」って頑張れる力がスポーツ経験者には多いよね。

岩谷:そうですね〜…私なんかは地頭が良くないと思っていて、大学もスポーツ推薦だったので、あまり勉強もしてこなかったので、エンジニアなれるなんて思ってもなかったんです。

松岡:そうだよね(笑)みんながテスト勉強の時にハンマー投げてたんでしょ?(笑)

岩谷:はい(笑)でも実際やってみると意外とできるもんだなと思ってます。

松岡:そもそも地頭って考えが複雑だから本来嫌いなんですけど、
運動能力と脳って繋がってるんで、スポーツやってきた人って基本的には脳みそが鍛えられてるんだよね。そこをどう使うか、みたいな部分は研修なり、知識を得ていくうちにできてくるとは思ってる。

岩谷:なるほど。たしかに一流のスポーツ選手とか、論理的な考えを持ってるな、と思う。
結果を出すためにどうするか、という思考は常に持ってるし、どんどん頭と体を使って進化させていく。
そう考えると「スポーツしかやってこなかった」って言葉は、頭も使ってきたに変換はできそうですね。

スポーツマンがエンジニアっていう、現実とはかけ離れた想像を覆したい。

岩谷:ずばり質問です!今、アスリートエージェントテックのエンジニアの成長度合いはどうですか?

松岡:うちに入ってきてくれる子たちって、結構情熱を持って入ってくる。
例えば、「なーんにも持ってないけどエンジニアになりたい!!」であったり
「これまで一番情熱を持ってきたものはスポーツでこれを超えるものはおそらく無い。けどそれを超えるなにかに燃えたい!!!」みたいな。感覚としてだけど、業界平均よりも貪欲な人が多いと思う。
結論、同時期、同タイミングでエンジニアを始めた人と比較すると絶対に成長度合いが高いことは目に見えてわかりますね
それこそうちに、スキンヘッド、岐阜でフルリモートの技術力最強のエンジニアがいますけど、
そんな彼から、うちで始めて一年ほどのエンジニアについて「三年目のときの俺よりも全然コードが書けてる。しかも複数名・・・」って言っていた(笑)これってすごいことだな〜と。

岩谷:松岡さん、わたしが面接のときに言ったこと覚えてますかね、
1~3年目は現場に出て、言語のキャッチアップだったり、技術力の土台をつくる。5年目以降マネジメントの立場にたちます!と宣言してたんですが。

松岡:うんうん、ぼんやりと(笑)

岩谷:それから半年ちょっとしかたってませんが、今実際にリーダーにたたせていただいてるじゃないですか。
それこそ業界で活躍している、技術力の鬼!みたいなリーダーとは違いますけど、
このスピード感がものすごいですよね。他社では無いんじゃないかと思います。

松岡:まあそれは岩ちゃんの努力を見てきたからって部分はあるよね。

岩谷:自分だけの頑張りではなく、周りの方がいてこその今だと思っていますし、しっかり一人ひとりと向き合ってくださるので本当にありがたいです。
なにかエンジニアを成長させるために工夫していることってありますか?

松岡:これはとてもシンプルな回答だけど、我々が成長できる機会を作ることですね。
エントリーキャリア、ミドルキャリア、言語別、場合によっては英会話など、、
「エンジニアを大量採用して大量起用する」という事業モデルは絶対にしてない。
ベースにある考えは「元スポーツマンたちのキャリア開発」。
スポーツマン=脳筋!営業職!っていうイメージが社会的に強い中で、
「人によって適正があるんだよ」っていう理解を広めていきたいよね。
データで出たこともそうだけど、「スポーツマンがエンジニア」っていう、現実とはかけ離れた想像を覆せるし、わかりやすいのがエンジニアだったというのもあるかな。
そのキャリア構築・キャリアの選択肢を増やすための土台をアーシャルで作っていきたいと思っています。

アスリートエージェントが求めている人物像

岩谷:今後どういう人に入社してほしいとかありますか?

松岡:うちの会社ってとても特殊で、、採用ハードル高いですか?低いですか?って聞かれると、「う〜〜ん」といった感じ。
なぜかと言うと、基本的には「一定以上の競技歴、または競技と向き合ったことがある人」が募集条件。これってピンキリなんだよね。
競技歴は短いけどジュニアオリンピックで優勝した人もいるし、プロとして活躍してた人もいるし、下限上限の幅が広い。
そのなかで「良い子、強い子、元気な子」であり、エンジニアになりたい!という気持ちが強烈であれば採用は前向きにしてます。
エンジニアは未経験だとなおさら、未知との遭遇が常に待ってる職種なので、そこを乗り越えられる人であることが重要だと思う。
あとは自チームに対して愛を持てる人っはフィットするのではないかなと思う。
自分のやっていることや取り組みに対して愛着を持てる人は、うちの会社は居心地がいいと思いますし。

岩谷:「エンジニアとして転職、就職したい!」となったとしても、思いの大きさやポテンシャルだけで採用してくれる会社ってほぼ無い気がします。私の転職活動中は感じていました。
そんななか、松岡さんが今言っていたように、エンジニアになりたい!という思いでエンジニアになれる環境がはあるのはとても貴重だと思います。

松岡:そうだね。今実際にうちの会社でエンジニアとして活躍してる子でも、技術力があまりない段階で他の会社を受けたとしたらほとんどの子が落ちると思う。
やはりエンジニアってハードルが高いし、なりたいって思う人も多いので。

岩谷:そこで「スポーツ経験者がエンジニア」なんて、想像もできないですもんね。

松岡:うんうん。それに真剣にスポーツを頑張ってきたのであればあるほど、「あなたが頑張ったことってなんですか?」と聞かれるとスポーツの話をしたいじゃん?
エンジニアとして評価される経験もなく、やはりスポーツの話をしても加点はされない。「へ〜〜ハンマー投げてたんだ、すごいじゃん!、、、それで?」ってなる。
世の中にスポーツ経験を評価するものさしがない。
そこを変えていきたいよね。

岩谷:そうですね。そのために僕たちエンジニアがより活躍できるよう頑張らなくてはいけませんね!
「スポーツ経験者がエンジニアとして活躍できる!」を証明することで、スポーツ経験者に対する評価、スポーツの価値そのものを上げていきたいです。

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