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シン・短歌十戒

共通の歌友から
高野公彦さんが掲げた短歌十戒について話題がありましたので…
自分なりの短歌十戒を書いてみようと改めて考えてみる…

本題に入る前に高野公彦さんが掲げた短歌十戒が…
どの様なものであるかを知らないと…
失礼にあたると思うので…
それが掲載されているサイト↓を載せておきます。

短歌初心者への心得としては…
ちゃんと理論立ってはいるので…
角川書店が発行している短歌と言う雑誌の年末の付録に付いている
角川短歌手帖(書籍版のみ)に…
ほぼ毎回載っているので気になる方は手に取って読んでいただければ幸いです。
(追記です20:00現在確認の上…訂正…)
ここまで書いて置いて申し訳ございません…
因みに今回の付録(2024年版角川短歌手帖)には短歌十戒は掲載されていません…
(追記部分ここまで…)
改めて原典を辿ってみると…
確かに初心者が陥りがちな歌の詠み方への戒めというものが読み取れて…
変な事が決して書かれている訳ではないのです。

でも…
私は…
ある程度詠み慣れてきたのなら…
高野公彦が掲げた十戒を破っても良いと思いました。
逆に馬鹿正直に守り続けていると短歌初心者のままだと思うので…

では改めて…
自分なりの短歌十戒を一つ一つ考えていきたいと思います。

一.短歌は自分で読み返してみて意味が分からないものを詠み込まない事
一.短歌は他の人が読んだ時に原意から離れた意味に読み取られてしまう表現を出来得る限り避ける事
一.短歌は誹謗中傷する様な表現をする事は慎む事
一.短歌は媚び諂うものではあってはならない
一.短歌は自分の気持ちを偽る為に用いたり詠み込む事をしてはならない
一.短歌は詠み込んだものが自分の分身である事を肝に銘じて置くこと
一.短歌は自分の生きた道標である事を忘れない事
一.短歌で収まり切らない表現がある事を努々忘れない事
一.短歌は限られた文字数で景色を思い浮かべれるようにする事
一.短歌は自分自身で読み返したくなる様なものを出来得る限り詠み込む事

期せずして…
自分自身が短歌にどう向き合っているのかと…
良い問い掛けを投げかけられた様に思います。

これが今…
短歌に向き合う中で大切に思う問い掛けであり答えです。

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